2008年02月08日
時間:18:00~20:30
場所:中落合ことぶき館
司会:三島さん(薬王寺OB)
出席:保護者17名(託児要員3名)
<議題>
1前回の運営委員会の感想、意見
(民間業務委託が始まって4年を振り返り様々な館から報告)
2福祉部子ども家庭課との懇談会について
3「放課後子どもひろば」運営委員会報告
4新役員募集について
5バーベキュー・デイキャンプについて
6各館から
<今後の予定>
●次回の運営委員会
福祉部との懇談会の予定
*場所・日程については調整中—後日MLにて周知
・西新宿(児童館・学童とも民間業務委託3年目:)あまりにもひどい内容で混乱している。安定せず、職員が何の前触れもなく辞めていくことが頻繁に起きている。これでは子どもがかわいそう。懇談会では区に対して聞きたいことが色々ある。
・西落合(学童指導業務のみ民間業務委託1年目:㈱プロケア)
業務委託してみて今のところは不安はないが、他人任せにしているとどう転ぶかわからないと、常に考えている。子どもが安心して「ただいま」が言える学童にしたいなら、保護者が積極的に関わっていくべき。役員に関わらず保護者も常に関心を持つことが大切。
・ 西落合・戸山小内は学童クラブ指導業務のみの委託という新たな方式をとった。区は当初認めなかったが、西新宿、早稲田南での誤りを踏まえたもの。またこの 2館は民間委託と同時に児童館から子ども館へと変更したが、この春から児童館へ戻すことにしたらしい。区は理由を明確にしないが、中高生の居場所の確保 を、との声に応えたものと思われる。
・西新宿では(来年度で業者との委託契約が満了するため)指定管理者制度の導入が示唆されているが、不安がさらに大きくなる。安定しない運営では困る。人が場所を作っていくのだと思うから。
・新たな制度—指定管理者制度。施設管理も含めて民間に委託されるので、ソーシャルワーカーとして残っていた区の職員も引き上げることになる。
・民間業務委託されている館では運営協議会が設置されている。児童館の運営全体に関して協議を行う場で、地域住民を含めた構成なので学童のことのみを話し合うことが難しい。
・西落合の委託業者であるプロケアも契約社員。雇用環境を考えると不安はある。
・全国的に見れば学童の歴史は浅い。特に民間業者はほとんどノウハウを持っていない。
・区が民間委託する館を決めるに至る傾向は?
・西落合—保護者から早朝利用の要望が多かったことが考えられる。要望が多いとそうなる、ということでもないだろうが傾向としてはある。
・早朝利用は同じ区立の保育園でもできるのになぜ?と思うが、未だに回答は得られていない。連協でも要望したが「民間ならできる」としか言わない。
・区と合同で行った指定管理者制度学習会で「指定管理者制度にすれば議会のチェックがあるので、雇用の安定が図られる」と説明された。
・委託費が変わらないのなら解決にはならないだろう。
・いつもいつも不安で仕方ない。いつなったら安心して預けられるのだろう?と思う。
・公設公営でも異動はあるが、ある日突然全員が入れ替わるということはない。遊び、生活の連続性が保たれないという欠陥がある。
・今回初めて参加。西落合の話を聞いていると先生とのコミュニケーションがキーポイントだと思うが。
・西落合—偶然うまくいっている、とも言えるかもしれない。私事都合とのことだが、実際には2名辞めている。子どもの受入れが始まってから保険に未加入だったことが発覚したこともある。
・公営でも保護者が関心を持ち続けなければならないのは同じ。館の行事に関わるなど、保護者からの働きかけがあるからこそ答えてくれることもある。
・早稲田南。3年前から民間委託されているが、とにかく人数が多くて困る。学童そのものを増やして欲しい。ひろばはあるが、学童の代わりはではない。もっと訴えていきたいとは思うが、中々できずにいる自分がいる。
・役員をしていても同じような思いはある。すぐに行動できる人は少なく、歯がゆい思いも・・・。
・中々進まないように見える活動だが、高二ではやっと戸二小内学童ができた。高二の定員オーバーで学童を増やすよう要望し続け、やっと。区もベテランの指導員を置いて対応している。
・かつて横浜在住だった。横浜では保護者が出し合った運営費のなかから人件費なども決めていた。利用料が高かったので、今は大変ありがたい。
・公であるところから「与えられる」だけのものという感覚ではなく、保護者にはぜひ参加してほしいという気持ちもある。
・公、民共通の職員研修は?
・「案内はするが強制はしない」というのが区の姿勢。聞けば、内容も切磋琢磨からは程遠い内容だ。区の委員会に出ているが、子どものプロフェッショナルがいないと感じ主張してきた。この春から子ども家庭部ができる。
・対役所ではなく、対議会のほうがいいのでは?と思うことがある。
・政党間のしがらみなどに巻き込まれ、かえって動きづらくなるかも。
・声を上げていくことが大切。保護者たちが役所の組織を横に繋げていく。
・保護者の声をまともに受ける公務員はいないのか?と悲しくなる。
・文京区は今でも公設公営の学童を増やしている。保護者、指導員それぞれががんばっている。
保護者の意識の温度差はあって当然。日々のちょっとした疑問や思いがやがて大きくなるのだと思う。他の方との意見交換の場が絶対に必要。自分の思っていることを声に出していくことは大切。
運営委員会に出席した他館の保護者から指摘された不具合点を改善した例がある。
2福祉部子ども家庭課との懇談会について
・これまでの運営委員会で出されたり、本日の内容を踏まえて要望書を作成。何かあればMLなどで知らせていただきたい。
3「放課後子どもひろば」運営委員会報告
・モデル校6校の検証も終え、来年度から本格実施となる。
・来年度実施校—津久戸、市谷、四谷、大久保、戸塚第一、落合第六
・5年かけて全校実施されるが、実施スペース、支援者やボランティアなどの確保など課題は多い。
・学童の代替としての機能はない。
・学童入所要件には該当しないが、何らかのケアが必要な子どもが少なからず存在していることも判明。「居場所を提供するだけ」ではなく何らかの対応が求められてきている。
新年度のひろば委員会は4月予定。
来年度は組織が再編成されるため、区側の顔ぶれが変わる可能性大。
特に立候補がなければ、来年は学童OBとなるが、留任させていただきたい。(岡本:新宿せいが)
4新役員募集について
・役員だから・・・と気負わずに気軽に参加して欲しい。
・どんな内容かはHP,議事録などを参考にして欲しい。
・今の保護者たちの気持ちがベースなので、現役の方にぜひ参加していただきたい。
・6月の総会までに、できれば各館1名で。
・次世代の子どものことを考えて。
5バーベキュー・デイキャンプについて
・戸山公園友の会共催で 5月18日(予定)
・戸山公園は原則として火は使えないが、特別に許可されるとのこと。
・新入生歓迎と父母会の交流
・OB,OG、友人、指導員も誘っていただきたい
詳細は決まり次第MLにてお知らせする。
以上