新役員の村山さんが総会をレポートしてくれました。総会や託児がどんな様子なのかを分かっていただくのに最適だと思います。参加しなかった方も、これから参加する方もぜひご覧になってください。
2007年6月17日(日)、晴天に恵まれたこの日、新宿区立牛込仲之小学校4階の多目的ホールに各学童クラブの父母会の代表が集まり、午後1時から4時にわたり、第31回新宿区学童保育連絡協議会の総会がおこなわれました。その様子をリポートしたいと思います。
13時よりはじまりました。開会の挨拶、そして来賓、連協OBの方々からの言葉が続きます。常連さんもいれば、新しい顔もちらほら。はじめての参加のかたは緊張気味のよう・・・。
出 席者は50名。男性の参加も多いのです。各父母会からの挨拶では、「みなさんの意見をきいて勉強したい」「情報を交換してよりより学校生活、学童生活を」 「学童民営化でどうなるのか心配」「これまで子どもが学童でお世話になったのでその恩返しとして」・・・などさまざまな抱負を語られました。
同じ新宿区内にいても、なかなか他の小学校には来ることはありません。他の小学校の施設をみるのも参考になるもの。会がおこなわれた多目的スペースの窓からみた外側の景色です。眼下に木々の緑があふれ、清々しいですね。
次 世代育成支援計画策定協議会からの報告をしました。連協は新宿区からの要請で、この協議会へ委員を派遣しています。ここでは学童クラブ保護者の意見を伝 え、そして次世代育成支援に関するさまざまなサービスを議論しているのだそうです。こどもたちの置かれた環境をよりよくするためにどうすべきか。指示する 行政側に専門家を置くべき、学校と学童をつなぐコーディネイターが必要・・・など連協では考えています。
今 年度の連協の活動方針、新たな取り組みを事務局長が述べます。連協があってよかったと思ってもらえるように各父母会を盛り上げたいというのが、今年度の願 い。連協のメーリングリストでは、毎月の運営委員会の報告、及び議事録を配布し、出席していない方でもどんな内容がとりあげられたか、どんな意見がでたか が分かるようになっているんですよ。これは4年分のバックナンバーがあります。
第2部は、フリーディスカッション。本日の議題は「卒館後の過ごし方」「おむかえはどうする?」「携帯電話は是か非か」「長期休暇のお弁当はどうしている」などでした。活発に意見が酌み交わされ、話題がどんどん広がり、時間はあっという間に時間が過ぎました。
本 日の託児数は1才から小学校高学年まであわせて38名。託児経験のある子ども好きの大学生からベテラン主婦、保育園の臨時パートをしている方など安心して まかせられます。ちなみに毎月の連協運営委員会でも託児があります。幼児は、牛込仲之小にある図書室の和室スペースで過ごし、就学児は歩いて数分のところ にある薬王寺児童館で過ごしました。
男 の子も、女の子もみんな元気、元気。ボール遊びをしたり、ウレタンの積み木で遊んだり、広い遊技場をところかまわず駆けめぐっています。大学生のお兄さ ん、お姉さんが最初から最後まで一緒に駆けめぐり、子どもたちも満足の表情です。おやつもでて、水分の補給にも気を配っています。
静かな図書館の一角にある和室スペースでは、お絵かきをしたり、ゆったり過ごせます。あらあら、安心してぐっすり眠っているお子さんもいますね〜。
ママから離れるのが不安な小さなお子様だって大丈夫です。だっこしたり、身近で遊ばせながら、みなさんの話しをきいたり、意見交換をすることもできます。役員はみな子ども好き。もし泣いたり、ぐずったりしたらすぐに駆けつけますよ。
予定通り16時に総会はお開きとなりました。参加者で椅子やテーブルを片づけたあとのホールの様子です。総会終了後も各父母会同士で今後のことを話しあったり、別の父母会のかたから話しを聞いたり、また子どものことについて相談したり・・・といった姿がみられました。
今年の新宿区連協は、「各父母会の力になりたい」をテーマに1年間活動していきます。
本 日も、長期休暇に父母会主導でお弁当宅配に取り組みたいという父母会が、すでにこのようなシステムを取り入れている父母会からの話しに聞き入っていまし た。働いている、そして学童児童がいる(もしくはいた)という共通項をもつ方々の話しは身近であり、大変参考になるものばかりです。ある発言に、目からウ ロコということもあれば、子どもの立場にたってもっと考えなければ・・・ということだってあるでしょう。ほぼ毎月連絡協議会は、新宿区内の児童館等でおこ なっております。ぜひ1度足をお運びいただき、活気とパワーを感じ取り、育児&育自の参考にしていただければ、と思います。
(レポート:村山)