2017年7月運営委員会議事録

 

■日 時:平成29年7月8日(土) 18:00〜20:00
■場 所:戸塚地域センター 大会議室(託児:戸塚地域センター 中会議室)
■参加者:(保護者)西新宿4名、北新宿第一1名、北新宿第二2名、中井1名、落合第一
小内1名、落合第四小内1名、落合第四小内ひろばプラス1名、早稲田南1名
計12名
(役員)岡本、三島、渡辺、松久、岩﨑
■託 児:7名(担当:内田理央子・松永知世)
■議 題:1.アンケート実施について
2.夏休みのお弁当、過ごし方について

1.アンケートについて

■岡本会長より、アンケートの目的、運用について説明
・区への 要望書提出と区議会への働きかけの時期。
・新宿区の学童は約7割が定員オーバー。3年生までは待機児童ゼロ。全員受け入れる方針。3年生までの待機児童はいないが、現実は定員オーバーでぎゅうぎゅう詰め。
・児童館内学童と、小学校内学童では、状況にかなり差がある。
・定員オーバーが続いていた中町学童は、児童館の一室を学童の部屋に変更。対応が取られているが、どのくらいオーバーしたら新しい学童を増やすのかなど、明確な基準はない。
・区は、ひろばプラスへ誘導する形でやり過ごしている印象。
・保育園について500名の待機児童対策を行った。その子ども達がいずれ学童クラブを必要とする。実体の把握と、区への働きかけが重要である。
・アンケートは、スマホやPCで簡単にできるフォームにした。
・スマホユーザーではない方もいるので、用紙で参加できる方法も考える。

■松久役員より、アンケートに添えるリーフレットについて説明
・アンケートに答えていただくにあたり、リーフレットを作った。昨年、新入生を中心に配布したパンフレット『学童と。』からの抜粋。まだ仮ではあるが、内容は①学童とは②連協とは③連協の活動(運営委員会、区への働きかけ、運動会やバザー、情報収集)④ホームページ、Facebookの紹介となっている。
・今日初めて参加された方も、保護者同士がつながっていることを知ってほしい。
・リーフレットを一読してアンケートに答えてほしい。父母会へ持ち帰り、アンケートに参加を呼びかけてほしい。

岡本
・リーフレットは近日中には仕上がる予定。父母会宛ではなく、学童クラブへ在籍数分お届けする。皆さんにお配りいただくように学童宛のお手紙を入れる。
・リーフレットと同じタイミングでアンケートフォームをお届けする。
・7月末までの取り組みをお願いしたい。父母会でメーリングリストを利用しているところがほとんどだと思うので、二次元コード、URLを貼って流し、呼びかけてほしい。

・できるだけ手間がかからないよう、ポチポチ、もしくはプルダウンで選択する方式。記述も設けている。学童、連協のことがよくわからないという方は、リーフレットを見ながら実施していただきたい。
→参加者にて、動作状況に問題ないことを確認した。
・初めての取り組みなので、誰からの回答かわからないようになっている。アドレスも特定できないように設定。不明点やご意見などあれば、項目を作るのでそちらに入れていただきたい。連協より連絡がほしいと記入いただければ、個別に追って対応する。
・集まった声をもとに、要望書をどうするか、連協の運営をどうするか、9月の総会で話し合う。
・皆さんから出た回答を共有いただけるよう、8月中にはまとめたいと考えている。

総会は、9月9日、第二土曜日。場所は西新宿小学校

(中井) その日は落五まつりと重なる

岡本
・西新宿小は夕方から早い夜でもOK。16時頃から夕食にかからない時間内で実施する。
・運動会について、運営体制が取れる、かつ学校をお借りできる日に限定させていただき、10月22日(日)か11月5日(日)で設定。バザーの売り上げは、託児費用など連協の運営費や、震災があった年は支援に使っている。

(落四小内)
・二択のどちらも選べない場合の「その他」「特になし」という逃げ道を作っていただきたい。必ずどちらか選ばなければいけない方式では、完了する前に閉じてしまう可能性がある。
・運動会をやらない、という選択肢は入らないか?

岡本
それも考えたが、父母会ですでに運動会係を決めているという話を聞いた。来年度以降については、やるやらないも含めて検討しようと思うが、今年はやる方向で聞いてみた方がよいということになった。

(落四小内)
・父母会単位ではなく、アンケートは個人で答える。出られない方もいると思う。日にちをどちらか選ぶのではなく、例えば「その他」など、今回は個人的に参加を見送る旨のポチがあってもいいかなと思う。また、1年生など、これまで参加したことがない方はわかりにくい(答えにくい)のではないか。

岡本
この設問に関わらず、選択しずらいものについては、「その他」「わからない」などの選択肢も入れるようにする。

三島
もし児童館まつりなど、他の行事に重なっているということであれば、連協のMLへお知らせいただければありがたい。

(落四小内)

運動会を継続するかしないかを問う項目を設けた方がいいのではないか。このタイミングで聞かないと、来年の運動会係をまた作ることになる。

三島
父母会も1年ごとの体制なので、今年は不参加ということで、個別に申し込んで自由に参加していただくことも可能。毎年そのように呼びかけている。みんなで集まれる機会は年1回、そこしかないので、できるだけやりたいと考えている。昨年は250人の参加。

岡本
参加した方には、「すごく楽しかった」という感想をいただけるのだが、父母会の参加があまりに難しいということになれば、運動会という形態がいいのか、来年度以降は検討したいという話も出ている。ただ、100人、200人集まる機会はあまりない。普段忙しい指導員の方と、日常ふれあうことができないなかで、父母会単位でもイベントは企画してると思うが、せっかく新宿区の学童という同じカテゴリーのなかにいる親子で、何かしら集まる場があると楽しいのではないかと思う。父母会の皆さんが集まれる機会を連協で作りたいという気持ち。

(落四小内)
学童の所属を入れた方がいいのでは?属性を入れることで、学童ごとに比較できる。また、データベース化するのであれば、父母会活動にも利用できる。

→属性入れることとする。

(落四小内)
運動会をやる目的は何か?各学童内のつながりを深めるため?それとも横のつながりを深めるため?

三島 両方

(落四小内)
今まで参加したなかで、横のつながりを深められたという感覚は個人的にはない。学童内でも、指導員さんがお昼を違うところで食べていたり、父母と指導員がコミュニケーションを取る場にもなっていないと思っている。なので、運動会をする目的を連協としてきちんと明確にしてもらったほうがいいのではと思う。

岡本
年に1回、新宿区の学童の方が集まる機会は、今のところここしかない。総会とははるかに人数が違う。子ども達と大人が一緒に参加することも総会とは異なる。一緒に体を動かしたりして、いつもと違った顔が見れて楽しかった、という感想をずっといただいている。

(落四小内)
参加してみると確かに子どもと競技ができて楽しいが、他の学童の方や指導員の方と交流を深められるかといわれたら、私はゼロ。発展的なものはあまり得られなかったなと思うと、それは違う形でもいいのではないかと思う。

三島
話し合いの場ではないので、そこまで位置付けるのは難しいかなと思う。指導員と保護者で一つのテーマで交流会をやりたいというのがあれば、逆に提案していただいて、みんなでやってみようと思う。勉強会でもいい。誰か先生を呼んでもいいと思う。以前、東京でいちばん進んでいると思われる文京区の指導員の方に2回位来ていただき、自分たちがどんなふうに子ども達と接しているかということを話していただいた。とても勉強になった。例えばそういうことをやるとか。やってはいけないことは何もないので提案いただきたい。

(落四小内)
運動会をやる目的が何なのか、個人的にわからないので、運動会より勉強会をやったほうが、むしろ指導員の方にも保護者の方にもいいのではと思っている。運動会は、行ってみたら楽しいが、行って何が得られるかといったら、そんなに得られるものがない。

岡本
お手伝いする側だが、何か持って帰ってほしいなど、大きなことを考えているわけではない。

(落四小内)
父母会へ参加してくださいと呼びかける時に、強制力が働く。また、土日は本当に忙しいので、予定を合わせて参加しなければいけない。やらされ感でやっているところがある。現役の声を聞いてみてもいいのでは。

(西新宿)
PTAもそうだが、負担を減らそうという時代の大きな流れがある。この段階で運動会を実施するかしないかを聞くのは個人的にとてもいいと思う。そうしないと、来年度誰かが係をしなければいけなくなり、負担感が出てしまう。もちろん学校や学童で親がいろいろと関わるのはとてもいいことだと思うが、負担を減らした方がいいという意見も一方であると思う。

岡本
・今のご意見から、交流の場はあった方がいいが、運動会じゃなくてもいい。みなさんお忙しいので、なるべく負担感がなく多くの方が参加しやすいものがあった方がよい、と受け止めた。
・もし、つながるのも不要、新宿区内でまとまる必要もない、となると、連協はあくまで父母会の連絡会で、役員やOBは横のつながりをお手伝いしているパイプ役だと思っているので、連協の役目はなくなってしまう。
・ただ、横のつながりを求めず、父母会や連協がなくなってしまった地域がどうなっているかというと、ご存知の通り学童がなくなってしまったり、新宿区でいうと「ひろば」のようなところに全員が集約されてしまったりしている。
・私たちは、皆さんが父母会活動を続けている限り、連絡役としてお手伝いしたいと思ってやっている。毎年、運動会をやってください、とは決して言っていない。皆さんの希望を集約して聞けるのが連協の場だと思うので、父母会単位では呼ぶのが難しい講師の方を呼んでみたりもできる。運動会についてはずっとやってきているので、皆さんが参加できるならやろうということでアンケートに入れた。

(西新宿?)
小学校の運動会はケガの配慮など、いろいろ規制もあるので、参加すれば面白いのだろうと思うが、不規則勤務でなので参加は難しい。同様に参加しにくい家庭もあるのでは。

三島 親御さんの参加がどうしても難しい場合は、父母の方に頼んでお友だちと参加されることもある。
→お弁当の問題や、低学年なので頼む保護者さんに悪い、という意見が出る。

岡本
アンケートは、運営員会に参加してない方からも広くご意見をいただく初めての試み。今日皆さんにいただいたご意見を設問に反映する。作り直したら改めてMLで連協係さんなどへご連絡するので、呼びかけをお願いしたい。

2.夏休みのお弁当、過ごし方について

■夏休みのお弁当に関するいろいろ
・料理がきらい
・早起きが辛い
・毎日同じものを詰めることの罪悪感
・朝、火を使うのがイヤ
・食中毒が心配
・月、水、金は業者
・メニューが選択できる業者を選ぶ
・父母会のお弁当係の負担が大きい
・他区では学童が直接業者に依頼
・終業式、始業式にクッキングイベント

■父母会でのお弁当注文について
(北二)
1年生。衛生面が保てないと思っているので、頼むつもり。ある程度数が集まらないと持ってきてくれないと聞いている。
(落一)
注文あり。作らなくてはいけない日もあり非常に負担。
保管はクーラーが効いている部屋で。冷蔵庫には入れてくれない。各自保冷剤を持ってくるように言われている。何かあれば親の責任。
(早稲田南)
1年生。希望日に頼める。昨年までの業者さんが量が多かったので、他のところにした。働いている身としては朝火を使うのが嫌。洗い物が増える。冷凍のものを使えば簡素化できるとわかった。ただ手間としては変わらない。
(西新宿)
1年生。地域の業者さんが2つ入っている。メニューも選択できる。食中毒が心配なので保冷剤を。幼稚園だったので3年間毎日作っていた。何とか乗り切りたい。我が家は6時には朝食ができていないとだめ。冷凍食品も利用。
・2年生。毎日でもいいと思っている。メニューも問題。業者を変えた。日替わり弁当や丼ものなど、選択肢もあってマンネリにならないのでいいと思っている。年に1~2回のお弁当も苦痛だったので、注文して乗り切りたい。
(北一)
1年生。係の方の負担が多く、大変だろうなと思っている。

松久
・5年生。ひろばプラス利用。お弁当はやはり負担。なのでメニューはこだわらない。子どもが食べられる量であることと、主食とメインと野菜と、三種類あればいい。ハードルを下げている。仕事では「幼稚園のお弁当」の本などを作っている。矛盾しているかもしれないが、「きれいでかわいい」より、安全で食べやすく。見た目より、腐りにくいなどの中身を取る。そういう気持ちで作っていた。
・時間がない時は、前の日に作って冷蔵庫に入れておく。サンドイッチは前の日に作って冷凍。朝そのまま冷凍状態で持たせる。何とか乗り切った。

(落四小内)
・今年から毎日お弁当を頼む。落一さんと同じ業者で同じメニューで実施することにした。
・終業式と始業式の荷物が多い日に、学童にお願いして、ランチクッキングを実施してくれることになった。子どもの負担が減った。
(西新宿)
始業式、終業式にランチ作りをやってくれる。すごく有難い。
(中井・父)
料理は負担ではない。朝夕作っている。お弁当は色でしか考えてない。黄色と緑と赤と茶色。黄色はチーズなのか卵なのか。緑なら、きゅうりの塩もみなのかキャベツなのかブロッコリーなのか考えているだけ。頭は使っていない。苦にならない。ただ娘には「お父さんのお弁当はかわいくない」と言われる。だからピンクのピックを刺してみたりする。

松久
小学生くらいになると、特に男の子はキャラ弁など工夫されていたりすると恥ずかしいようだと、先生に聞いたことがある。なので、業者にお願いして、みんなで一斉に同じお弁当を食べるのも喜ばれるようだ。ただ、変な仲間意識や、家から持ってきたお弁当を食べるお子さんが排除されたりしないよう、先生は配慮しているようだ。

渡辺
父母会がお弁当をやってくれるからと喜んでいたら、子どもはあまり好きではなかったようで、「お母さんが作って」と言われた。それはそれでいい。頼む頼まないを選択できるのがいいかなと思う。

岡本
週に1回でも、作らなくていい日があると負担感が違う。今日頑張れば明日は作らなくていいんだと思うと、乗り切れたというのもある。お弁当係さんは大変だと思が、大いなる助けになっていると思うので、ほんとに感謝。

三島
特に月曜日は仕事に行くのも、お弁当を作るのも気が重い。

(落四小内)
逆に月火は大丈夫という人もいる。土日で作れるし。でも木金は材料もないし、きつい。
・今年、食育イベントなどをやっている方が入り、ご飯だけもってくれば100円でおかずは用意してくれるというイベントをやってくださった。栄養の勉強もしながら、パズルみたいにはめていっておかずを作るというもの。それを金曜日にやってくれ、冷蔵庫が空っぽになっているので、とても助かったという声があがっている。

岡本
今は自然解凍できる冷凍食品もある。保冷剤にもなる。娘が高校生の時はひじきなど隙間に詰めたりして利用した。

三島
・昔は学童でお弁当の注文は全くなかった。夏休みの週末に出かけた次の月曜日が辛いということで月曜日から始めた。最初仕出し屋。でもうまく食べられない子が出てくるので、みんな食べられるように、おにぎりとウインナーなどのメニューをお弁当屋に頼んで、350円でやっていた。お母さんが作れず、自分で作っていた子もいた。そういうことも意識してみんなで同じものを食べようとなった。
・支払いは父母会の口座に振り込みとした。やはり手集めはものすごく大変。ゴミは学童でまとめてくれ、お弁当屋さんが回収に来てくれ、指導員が渡してくれた。

岡本
食中毒で大変になったという話は今まで運営員会ではない。皆さん上手に保冷されたり工夫されているのかなと思う。
・西新宿では、上の調理室でおかずを何品か作ってお弁当箱に詰めるというのを前に聞いたことがある。

(西新宿)
今は、子どもがトッピングするという程度だと思う。
(落四小内)
今回の終業式は、ホットドックを作るようだ。足りない子はプラスアルファで持ってきて、と書いてあった。挟むだけのシンプルなもの。

岡本
クッキングはいろいろ制約がある。予算的なこともある。
渡辺
給食にあたるものは、栄養士や調理師がいないとだめ。調理できないと言っていた。
岡本
児童館の料理教室のような行事に学童が参加することもある。小学校内のように児童館の行事そのものがないところは厳しい。学校には、夏休みに使っていない図書室や調理室など魅力的な施設がいっぱいあるが、なかなか貸してもらえなくて苦労している。

■お出かけについて

(中井) 2回。学童の保護者会で行くと言っていた。
(落四小内) 2回。夏休みと春?秋は親子遠足。
夏は科学技術館。去年は葛西臨海公園。春は遊園地が多く、一昨年は豊島園、昨年は花やしき。希望者のみ。今回は山の日の前。お盆でいない人が多い。なぜその日にしたのか。

岡本
お盆でお友達が少なく寂しいからイベントを入れた、もしくは人数が少ないから行きやすい?

(落四小内) お盆で空いているからか。でもせっかく学童で行くなら出席率が高い時に、みんなで行ってほしいなと思う。

岡本
人数も多いので、引率する先生と残っている子どもを見る先生と、難しいのだろう。

(早稲田南) 聞いているのは戸山公園で、遠足のような雰囲気でお弁当を食べる。その程度。

(落四小内)
かえってそのほうが子どもは喜ぶ。豊島園に行った時は、スケジュールがタイトで、うちの子は2個しか乗り物に乗れなかったと不満気だった。先生たちはすごく苦労して連れて行ったはずなのに、子ども達の満足度がすごく低い。先生にも伝えた。それを考えると、近場で遠足的な感じで、夏場だったら水鉄砲を持って行って戦う方が喜ぶんだなと学んだ。近場がいいんじゃないかなと個人的には思う。

(西新宿) 夏遠足。西新井プラネタリウム。

岡本
いつものメンバーといつもと違うところに行くのは、それが公園だったとしても、子どもにとって思いでになる。ただ、ここまでぎゅうぎゅう詰めになってくると、安全面でも難しいのかなと。そう思うと、やはり適正規模が大事だと感じる。

三島
隣の文京区は、東京の中では進んでいる。学童クラブの体制など素晴らしい。40人を超えたら、基本新しい学童を作ることになっている。学校のクラスと同じ。だから毎年3つくらい増えている。指導員同士の横のつながりがあるので、そういうことがぱっとできる。新宿みたいにいろんな業者さんがバラバラに受託していると、交渉するのも難しい。保護者が声をあげていかないと、区は特に問題はあがってないと片付ける。やはりいろんな要望をあげながら、声を上げていかなければと思う。

■「東京都の学童保育の研究集会」について、渡辺役員より報告
何回か宣伝したが、6月25日(日)に開催した。何人か参加していただいたが、当日の配布資料に各区の状況を書いたものがある。今日は、新宿区分をコピーして配布する。これは新宿区連協の役員が書いたもの。民間委託の問題や、ひろばで対応している区の姿勢が出ている。今回の開催区は文京区。その特別分科会では、文京区の学童が何を大事にしてきたかという話。「こういう学童がいい」と、保護者、先生、区も交えてみんなで話し合いをずっと続けてきた歴史がある。

もうひとつ学童を増設しているのが目黒区。今回、新宿区は先生も合わせて13人の参加だったが、目黒区は80人近く参加していた。情報はたくさん持っていた方がいいと発信している。役所がそうは思わなくても、子供たちの為にそうした方がいいと発している。

ひろばのように100人でもいさせることはできる。でも中身を考えるとそれは難しいことが、保護者と指導員が話し合っていくと見えてくる。ただそれは見ようと思わないと見えない。子どもはこんなことで困っているというのは、役所の人には何も見えない。やはり話し合いをしていくのが、子どもの環境を守るのにすごく役に立つのだと思う。

こうした会が秋に全国でもある。連協は、やりたいことがあったら何なんでもやっていい場。こういう研究集会に出ている先生の話を聞いてみることもできる。OBのための会じゃないので、現役さんが子どもたちに良い環境を作ってあげられるような意見をどんどん出してもったらいいと思う。

(落四小内)
東京の会に参加した。もしかしたら運動会に行くより、こういうのにみんなで行った方が つながる意味ではいいのでは?

渡辺
分科会もいろいろある。(分科会の例を紹介)半分くらい指導員の先生が参加しているので、先生が何を考えているのかとてもわかる。学童は保護者と先生が一緒に作っていくもの。
ただケガをせずに帰ってくればそれでいいとなりがちだが、一人一人がどういう生活を送っているのか、毎日我慢して学童に行っている子がいるかもしれない。わくわくして過ごせる放課後の時間がもったいない。親の目で子どもの気持ちをキャッチしていろいろなことを良くしていけたらいいと思う。

岡本
この会は必ず託児が付く。学童の指導員やボランティアで参加する保育士さんなど。
・父母会のみなさんへMLに流したり、FBに載せたりしたが、連協係さんや一部担当者で止まっているのかなと思う。次回全員分をお持ち帰りいただいて配布してもらうなど、情報をキャッチしやすい方法を考えたいと思う。
・この全国の会が一斉調査を行い、「学童にいる時間って、小学校にいる時間よりも長いんですよ」という記者発表をしたり、分厚い資料にまとめている。連協のホームページに載せているが、6月の運営委員会では、その資料をもとに学習会を開催した。皆さんとても熱心に聞いて意見を言ってくださっていたので、学習の機会を増やすというのも、今後連協として積極的にやっていくべきなのかなと思った。
・全国連協は、今年は神戸。近隣県で開催することもある。ご案内は早めにするようにする。

三島
・今年は場所が決まらず、皆さんにぎりぎりまで案内ができないというのがあった。都立・私立の高校を借りるが、年度予定が決まるのが4月。それ以降に交渉する。加えて、今年は都議選があったので前倒しになり、タイトなスケジュールとなった。
・あまりお金がある団体ではないので、部屋を10個と体育館を借りて、冷房費込みで1日5万しか払えない。その条件で貸してくれる学校があまりない。
・今後は、9月、10月開催など、皆さんに呼び掛ける時間を増やそうという話が出ている。
・他区は参加費2000円を保護者が自分で払って参加している。新宿は過去の遺産が少し残っているので、参加費だけは連協で負担している。ただ、お金の問題だけではなく、ハードルが高いのかなと考えている。どうやったら行きやすくなるか、アイディアをお願いしたい。

岡本 9月の詳細はMLで流します。アンケートのご協力をお願いします。もし回収率が良くない場合は、 各父母会の担当者のアドレスへ個別に流すようにします。お疲れ様でした。

★アンケートの修正箇所、夏休みのお弁当、行事の情報共有に加え、連協行事の方向性、告知の課題などが見えた。アンケートの集計結果と、父母会からのアイディアで、よりよい活動になるとよい。