2015年10月15日区との懇談会議事メモと回答書

10月15日に実施した区との懇談会で配布された回答書と議事メモです。

 

子ども総合センターに於ける懇談会の内容メモ
※このメモは連協出席者が便宜上とったもので正式な議事録ではありません※

日時: 2015年10月15日 18:00〜20:00
場所: 子ども総合センター
出席:
・新宿区子ども総合センター:
小野所長、堀澤係長、北井主査
・新宿連協:
岡本、大久保、三島、岩崎、福田

1)双方挨拶
2)要望書に対する回答読上げ
3)質疑応答

(岡本)
学童に対する需要に対して、まず「ひろば」機能拡充で対応し、さらに需要増が見込まれる地域について「学童クラブの定員拡充」ということだが、指針を示してほしい。
(小野)
「増えそう」という予測に基づいて対応をしている自治体はない。保育園児も待機児が出てから対応となる。3年生までの段階で、自立に向けた指導を行っている。これは新制度でも変わっていない。
ひろば事業の始まりが2007年。2013年まで学童需要が横ばいとなった。2014年、15年、区の全体で待機が出た。一方「おちよんクラブ」の評判はよかった。そこで「機能つき」増設。どれだけ流れていくかを見て、今後を判断したい。アンケートの評判は、時間延長も含めていい。それで収容しきれないようならまた考える。需要を見極めたい。1、2年は学童で対応する。
(岡本)
他区の状況を聞けば聞くほど不安は募る。利用要件、育休の問題もある。
(小野)
産休は受け入れているが、育休は拒絶する。そういう子がいることは承知しているが、子どもとちゃんと話をしてほしい。日中4時間以上不在の件、要望の趣旨はわかるが、短い時間なら一人でも大丈夫ではないだろうか。
(三島)
9時から15時勤務の人がけっこう増えている。正午以降4時間の要件はきつい。女性が働きやすい環境を作ってほしい。
(小野)
4時間には通勤時間も含まれている。
(福田)
埼玉と同様に行政訴訟が起きてもいいということか。
(小野)
正当性はあるので対応できる。
(福田)
なぜ「学童クラブが足りない」のを「ひろばの拡充」で対応するのか。
(小野)
新1年で機能つきを選ぶ人もいる。評判もいい。
(福田)
両方を一度に経験できないので比較しようがないはず。
(三島)
本来学童に行くべき子には、そういう誘導をすべきだ。学童と「機能つき」の要件が違うならいいが。
(小野)
ひろばでそういう子を見つけたら、学童がベターとひろばの係員が示唆することは可能性としてある。ひろばは学童の代替ではない。4年生以上を対象にした新しい制度。やめることはない。
(三島)
これまでそのようなことはあったか。
(小野)
ない。
(岡本)
高学年ならわかりやすいが、低学年も対象に下ので混同しやすい。
(堀澤)
学童保育はちゃんと理解されていると思う。選択してもらえるサービスを用意したと言う認識。学童だけでなく子ども全体を相手にしている。
(小野)
HP改善の努力はする。
(三島)
違いがクリアになっていれば、親もちゃんと選べる。
(岡本)
説明会でちゃんと説明がなされないケースがある。選択できる説明ができていないことがあるのが問題。HPは学童について冷たい印象がある。
(小野)
アンケートにはそういう結果は出ていない。説明会には限りがある。申込時に1人1人にちゃんと説明している。
(三島)
保護者はちゃんとわかっている。ちゃんと説明すればわかる。
(小野)
学校説明会しか場はない。HPが重要ならちゃんとやる。
(北井)
7月にアンケートを実施。学童とひろばの比較表を出している。業者にも徹底指導している。
(堀澤)
努力はしている。事業者と区の関わりについては毎月必ずやっている。職員の入れ替わりについてもちゃんと話している。
(福田)
機能つきを増やして、学童はなぜ増やさないのか。
(小野)
機能つき評判いい。人も5月以降増えている。
(福田)
予算を増やすのはひろばだけか。
(小野)
学童も含めて全部の予算。学童の方が高い。計画事業面の事業費。事業名14に、建て替えの費用は入っていない。早稲田建替えの話はない。近い将来に対応は必要かと思う。
(北井)
すべてひっくるめての予算。
(福田)
30億円という予算の詳細を示してほしい。
(小野)
詳細を示すには関連部門との調整が必要。できる部分は示す。
(小野)
素案の中で学童クラブの定員拡充はない。場所を広げる予算はない。だからひろばで吸収する。少なくともこの2年は。
(岡本)
早稲田南を巡って様々な噂を耳にしている。児童館廃止の流れがあるのではないか。
(小野)
早稲田南の廃止はない。どこでそのような噂が流れているのか。
一般論。建替えとなれば、できるだけ近くに施設を確保し、仮施設を作る。建替えた後は同等以上の規模のものを作る。これが通例。児童館と学童について。新宿区は学童、児童館を減らしたことはない。でも増やさない。行政課題がもの凄くたくさんある。児童館、学童、ひろば、全部やってる区はそうはない。3分の1で済むのなら、機能拡充ひろばで何とかしたい。がんばってる。
(岡本)
新宿区のいい施策が、こういう口うるさい人たちを育ててきた。
(福田)
ひろばで済むのなら、学童は不要という極論できる。
(小野)
ちゃんと線を引く。子どもが一律という前提ではない。が、おおむね、ある程度はカバー。ひろば、児童館で育休についても吸収できる。
(岡本)
業者に対しどんなマニュアルを作っているのか、見せてもらえないか。どうして親に伝わらないのか。
(北井)
学校説明会用に資料は作っている。各小学校でも説明している。Q&A、毎年見直しをしている。
(岩崎)
HPで公開してほしい。
(福田)
お互いに知恵を出し合えれば。予算獲得はありがたい。現状では、ひろばのことを重点的に伝えたいと言う印象を受ける。そこが大もと。学童もひろばも子どもの居場所として重要と思うなら、同じくらいのウエイトで説明してほしい。
(小野)
当然そう。計画については、新しいことを中心に説明していくことになる。

★「ごはんを炊くのは3回まで」問題。真相は?
(堀澤)
学童はキッチンはあるが給食設備はない。特定多数への給食、食事の提供はできない。週1回以上やってはいけないというルールがある。
★給食とおやつの線引きは。何でなのかという父母会からの疑問
(北井)
13年度に整理して続けている。継続的に確認している。保育園の様な補食を出す、ということではない。

 

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