2007年1月13日 運営委員会議事録

連協運営委員会の報告
2007年01月13日
時間:18:00〜20:30
場所:早稲田南町こども館
司会:千野
出席:保護者22名(託児要員2名)

<議題>
1 夏休みアンケート案について
2 子どもたちの居場所について

<今後の予定>
●次回の運営委員会
2月10日(土)18:00〜 @北山伏ことぶき館
●学童指導業務委託業者発表
1月15日に区のHPにて会社名、評価内容などを公開する
西落合(C社)株式会社プロケア / 百人町(B社)
1夏休みアンケート案について
<役員より説明、報告>
・ 今年度より急に始まった「夏休み短縮」。これまでの運営委員会でも様々な意見が出ているが、改めてアンケートを行いたい。必要があれば関係各機関にもあげていきたい。
・ 方式(印刷する、ウェブ投票etc)や取組み期間については別途MLにて知らせる。
・ 他にも選択肢があったにも関わらず、決め方が唐突であり、意見集約期間も非常に短かかったことは問題だと感じている。
・ 夏休み短縮の理由が”学力低下””授業時間数の確保”とあるが、単なる時間数の確保なら土曜日の活用もできたのではないか?年8回程度で出るとカバーでき る。土曜がある頃は働いている親でも積極的にPTA活動に参加できていた。教育委員会は「みなさん大賛成だ」というような報告をしているが、PTAも含め て実際の声とは違う。

<意見>
・ 学校からの手紙で初めて知った。特に困ったとは無かったが、決め方には違和感がある。学校に早めに行って貰えるのは安心のようだが、子どもにとってはどうか?
・ 決め方に問題がある。昔から”8月一杯は夏休み”だったのに、まるで雪国みたいだ。23区内でも3区だけらしいが、同級生の保護者たちは「親の意見を聞かないのは何故?」と憤慨していた。学童の親としてはお弁当作らなくていいという気持ちもあるが。
・ 4月の最初の保護者会で知った。5日間増えたくらいで学力に影響が出るとは思えない。
・ 新学期の年間予定表で知った。議論されていることすら知らなかった。お弁当作りが短くなったということでは学童の保護者からは「良かった」との声もあった。始業、就業式に授業があるのもどうかと思っている。
・ 夏休み前ギリギリに知った。土曜日を活用して欲しい。
・ 短くなったことは良かったと思う。生活習慣が乱れがちであり、また子どもも学校が好きなので早く行けることは良かった。
・ 「学力向上」と言われてしまうと仕方ないのかな、と思ってしまう。
・ 早めに区報で知っていたが、学校からの連絡はギリギリだった。子どもはまだ2年生なので実感はないらしいが大人からみると”損をした”という感がある。土曜日を活用したほうが良い。
・ 新しいことを始める時は色々な評価があるのは当然だと思う。年間予定表で知った。学力といえば、5年生は今年学力調査を受けることになっている。塾通いの子が増える学年でもあり、その効果がでるだけで、学校の力は正確に現れないだろう。
・ 保護者の間では「何で?」の声が多い。学力アップになったとは思えない。
・ 1年生なので、こんなものだと思っていた。土曜日の活用が良いのでは?
・ 年間予定表で知った。金曜日始まりにせず、月曜からにして欲しかった。時間数よりも内容を見直すほうが先決だと思う。
・ 1年生。土曜日のほうが有効だと思う。
・ おととしの保護者会の場で耳にしたが、まだまだ先の話、という印象だった。娘は「何で?」と不満気。他県のお友達と比べて、自分だけ何故?という不公平感があったようだった。土曜に学校があったほうが良い。
・ テレビの内容や世間が夏休みから抜けていないのが子どもにとっては不思議だったようだ。お盆を挟んだ前後に帰省していたのに選択肢がなくなり不便だ。隣の 小学校は少人数ということもあり、補習授業など充実したカリキュラムがある。同じ区立小なのに格差があるように感じた。
・ 個人的には エアコンも入り、もう夏休みはいらないかもと思っていた。土曜日が復活できないのは役所の常として”一度やってしまったら元には戻せない”ということがあるのだと思う。
・ ずっと9月1日だったので、どうしても親の頭が切り替わらない。子どもは姉が始まらないのに何故自分だけ?と怒っていた。
・ 夏休みの計画が立てづらくなってしまった。振替休日での調整が良いと思う。
・ 子ども3人。上の子が卒館したため、夏休みの休館手続きに行ったら、1ヶ月丸々休まないと保育料は取られると知った。休館は今年度からできた制度であるにも関わらず、実態と合っていない。
・ 5日間は特別なカリキュラムが組まれたということは聞いていない。学校から事後報告すら来ないのは疑問だと思う。子どもと過ごす時間が減らされたという感がある。検証して欲しい。
・ 12年続いていた学童父母会の行事が打ち切りに追い込まれてしまった。多くの子が塾やクラブ活動に参加する中では夏休み後半は大切な時間だったのでは?
・ 小2。5日間の効果は感じられない。さわやか教室という選択制の補習授業があった。プール授業と地域の行事が重なることもあった。大掃除や片付けをした、と聞いている。教師側も使い方に戸惑いがあったのでは?
・ 行事は増えた?
・ 特に変化は無い。
・ 子どもも「土曜日のほうがいい」と言っていた。
・ 学童の問題というより、最大の利用者団体であるPTAが率先して意見を述べるべきだと感じている。それぞれの学校でぜひ発言してほしい。なぜ黙っているのか?理解できない。P連とも接点を持つべきでは?
・ 学校評価のアンケートには夏休みに関する項目は無かった。
・ 学力向上につながったかは疑問。予定が立てづらくなった

2 子どもたちの居場所について
<連協事務局長より説明、報告>
・ 国と文科省からは小学校の放課後の居場所作りが提案され、新宿でも来年度から児童館や子ども館が近くにない地域や定員オーバー館の近くの学校をモデル校として始められる。(富久、鶴巻、戸山、落四、柏木、戸塚二)
・ 区の次世代育成協議会へは連協から委員として参加しているが、今後の児童館・子ども館での居場所作りと運営方法について次のような提案をしたい。
・ その他、子育て中の親同士が集まれる場について意見を伺いたい。

—児童館・子ども館とことぶき館の両方を利用した親子の交流と居場所作り—
(目的)
・ 児童館・子ども館、ことぶき館に田舎の公民館のような地域の拠点機能を持たせる。
(条件や考え方)
・ 食事作りや宿泊なども可能な設備がある。
・ 0歳から未就学までの幼児ルームやサークルがある。学童クラブが多くのところで併設され、常時集まる子どものかたまりがある。中高生も遊びや癒しに訪れ る。ことぶき館では毎日30〜40人もの年配者が風呂を利用し、それを通じた交流とコミュニティーがある。このように幼児から年配者まで集まる施設なので 地域の拠点にふさわしい。
・ 小学校は放課後の居場所として意味はあるが、教職員は地域に居住しておらず地域に馴染みがない。
・ 風呂、畳の部屋があり、泊まりがけの交流の場として活用できる。既存施設の活用であり、設備コストはかからない。ことぶき館利用者以外の宿泊、入浴代は有料化し、収益確保につなげる。
・ ゴミを残さず掃除をきちんと行うなど、利用規定を厳格に決めた上で、団体登録を条件に食事のみでなく飲酒も解禁する。

<意見>
・ 時々父母会でことぶき館を借り、談話している。子連れだと店ではやりにくい。
・ お互いの家の持ち回りでやっている。
・ 児童館に隣接した公園でデイキャンプが恒例行事で地域の方々との会合を持つ機会があった。未だ実現していないが”お泊まり会”の話も出ていたので、区民の理解は得られるのでは?
・ 神社の集会室も利用条件は厳しいが、使える。町内会の人との繋がりを作っておくことも大切。
・ 飲む以前に、卒園行事など、ただ単に話し合う場もなく、困った経験がある。
・ 幼児ルームなど、使える施設もある。酒を飲まなきゃ、ということではなく、そういうこともできるような居場所が必要だと感じている。「ゆったりーの」(元北山伏保育園)は親子連れや地域の活動の拠点となっており、需要がある。
・ 登録した団体がきちんとした規則にのっとって利用することが大切。
以上
(報告:岡本)