2015年1月10日(土)
連協運営委員会
西新宿
18時〜20時
出席:小高(せいが)、岡本(せいがOB)、大久保(中井)、橋爪(中落合)、枝木(中落合)、常木(北新宿第二)、伊藤(せいが)、松崎、平出、津田(西新宿)、飯塚(せいが)、内藤(早稲田南)、岩崎(せいが・中落合OB)、渡辺(せいがOG)、岡崎(西新宿OB)
岡本
時間になったので始めます。8時までには終了予定。
4月から新しい学童の制度がスタートする。担当部署から来ていただいて説明を受け、その後質疑応答に。
小野
総合センター所長の小野
児童館運営係の堀澤
小野
学童クラブとひろばの違いの説明、
連協から区長宛に出ていた陳情の回答。
違い
来年度からの変更について、資料に基づいて説明。簡単に。
学童とひろばの違い。現在の違いは分かっていると思うので、新制度について。
機能つきひろば、時間延長広場。
対象が6年までになる。また3年までの需要も増えるだろうと見込み、新たな機能を設ける。
利用要件は学童クラブと同様。そこが今までのひろばと違う。
開設時間。要件に該当すれば7時まで利用可能。
時間延長ひろばは、学童と同様、出欠の予定表を提出、出欠管理、時間管理。
機能つきはそれに加え、開設時間、長期休業中は8時から利用。希望者には面談実施。
おやつ、専用室は確保できないが、その時間だけは部屋を確保し、3時から4時の間に。
連絡帳も不定期であれば実施。
時間延長の場合はおやつスペースがないので、通常の利用者が帰宅後。
書いていない所で。学童クラブについては従来通り定員がある。3年までは受け入れる。4年以上はできない場合。ひろばはない。おやつは月に2千円で出す
長期休業中について
長期休業期間利用。学童に入れない子どもを想定。時間延長広場が10時からしかできない。ということで、休業中のみ受け入れる。休業中は7割程度しか利用しないので、定員の1.3倍までに限って利用可能にする。定額で利用可能。春休み1200円。
要望書に対する回答
(読み上げ)
国の基準に基づいて質の維持向上を図る。
理由
→支援単位は参酌基準となっているので反しているとは考えていない。
国の基準を上回る職員を配置している。
理由2
専用区画の広さについて。
→分母を5とする(土曜は利用が落ちる)
週4回の場合は5分の4人としてカウントする。これが国の考え方。
12月1日現在、おおむね1割程度のオーバーに収まっている。
今後の動向を見ながら検討していく。
理由3
3年までは待機児童を発生させず、保育の質も維持してほしい
→3年前は全員受け入れ質を維持向上。
理由4
半数の学童で6年生まで受け入れできない。
→高学年には様々な過ごし方が考えられる。
ひろばの拡充などで対応しつつ、さらに検討を続ける。
小高
現在の連協の取り組みについての説明。
国は学童枠を拡充しようとしている。財源は消費税。学童を増やせれば問題ないが、新宿区は狭いのでなかなか難しい。そこで機能つき、時間延長を作ると言う。
それは理解できるが、いろいろ問題が。児童福祉法に基づいていない。自治体が作っているもの。
また専用室がないのも問題。
それから定員の問題。1.65で割り算をしてみた結果。実際に面積が増えたわけではない。
一方、新宿区の場合は子どもも、女性も増えている。2015年の見込みは5%増。2、3年の継続率と、保育園幼稚園の在籍。
状況説明。
四谷、愛日は時間延長なし。機能つきがある。来年は場所がないから、とのこと。
では、それをいつからやるのか。
国は何とか学童を拡充したいが、新宿区は難しい。
その中でも、機能つきでは3〜4時までの提供がしてもらえるようになった。ありがたい。でも時間延長では夕方。これはなんとかしなくちゃ。
小野
お金がかかるから新たな学童を作らない、というわけではない。そうじゃない方法で何とかならないかと、いま考えている。
もう一つ、国は6年までやれと言っているが、連協からはいわれてなかった。私たちもそんなに利用者はいないと思っている。
支援の単位の話。国の考え方、一つの支援単位に対して2人以上。しかし区立学童クラブは4、5人をつける。一方、民間の場合は2人なら2人でも認めざるを得ない。またクラスを分割しろといった要望はこれまでなかった。しかし基準は民間にも適用されるので60人とした。
保護が必要な子どもについて時間延長にいってほしいといっているわけではない。また移行率は前の実績。放課後の居場所は年齢が上がるにつれどんどん広がっていく。そうした中で、両親がフルタイムに近い形で働いている1、2年生は学童クラブがあるべきなので、維持していきたい。
また、落四では定員が増えている(割り算ではなく)。
平成19年度までは「ひろば」がなかった。そこまでは学童の希望者がどんどん増えて行った。しかしそれ以降は横ばいになった。おそらく3年生を中心にひろばで十分だという子供が一定の割合でいたからだと考える。
新しい仕組みを作るに当たり、そちらで十分という方もいらっしゃるのではないかと、その状況を見たい、ということ。
小高
前回の議事録を見てきてくれるとありがたい。
東戸山、戸山小内は定員オーバーしているが、今年はオーバーしない見込み。ここでオーバーしたらどうするか。
小野
区の予測については、27の区立学童クラブの去年の率をそのまま掛け合わせている。一つ一つについて当たり外れは出てくるが、機能つきについても時間延長についても、タダでできるわけではない。客観的に、ここについてはこうなるんだからという計算のもとに税金を要求する。客観的な数字なしに予算要求はできない。それでも現実的に相当の開きが出てくるようであれば検討しなければならないと考えている。
小高
占有室がないのが痛い。
小野
予算の話と同じ。足りないから使わせろという話、足りない根拠を挙げていかなければならない。ただ挙げても学校は学校で、学童が増えれば児童数も増えるのでそれなりに大変。職員も必要になる。いずれにしても、新宿は3年までしか確保できていないが、そこまでは1.65を確保できるようにしたい。ひろばの機能付加によって、満足できる人もいるだろうと考え、達成できると考えている。今後も取り組んでいきたい。
西落合・井上
説明を受けた。27年から拡充すると。実際6年までといいながら、内実は3年まで。たとえば西落合は定員80で93.応募が70だった場合、4年から入ると。ただ現状だと4年は入れない。拡充することになっていない。学童とひろばは違う。ひろばに行けと言っているように受け止められる。また10時からというのは利用しづらい。狭き門、どうやって順位が決まるのか、4年生以降。点数を公にするという話。ポイントがわかったとしても母親にとっては、困る人もいる。そのあたりどうやって決めるかと言う質問があった。ただ業者は説明できない、答えられない。そういう声が実際にある。拡充しているという感じが実際しない、という声がある。機能つきと延長のことが説明ではよくわからない。機能つき広場は西落合にはないので説明もなかった。こういうことができるなら8時になっているから、いまやっているところを8時からにするとか。そういうことをやってくれないと、形だけのことのように見える。実際に利用する立場からいれば機能つきを利用できるようにしてほしい。
小高
機能つきは落4でやった。反対していたが、レガスが一生懸命やってくれて、専用室もあった。スタート時15だったのが23まで増えた。機能つきのほうが、まだ学童が増やせないなら受けられる。専用室の問題はある。場所がないのはダメだと思う。ゴロンとできるところがない。先生と話す場所もない、そうじゃないと家庭の代わりにはならない、
小野
延長しかやらないのは、3年生でオーバーする可能性があるところ。延長型に行けと言っているわけではない。選択してもらえればいい。時間管理はしっかりする。連協はひろばは行っても行かなくても自由というが、時間延長はしっかり管理する。それでもいいという層がゼロではないと思う。ひろばを始めた時に、ひろばに移行した子どもが一定数いた。今でも年度途中でひろばに行く子どもが一定程度いる。また長期休業中については4年生になる子供がある程度利用してくれるのを期待している。1.3倍を超えるところは、4年生以上は利用できなくなる。
小高
落一小内と落四小内は、けっこう厳しい。中町も厳しかったが、機能つきで流れる可能性が。自分のところで心配なこと、気づいたことがあれば。
せいが・渡辺
職員の数が国の基準より手厚くやっているというが現在の基準は。機能つきひろばの職員は
小野
来年度すべて委託になる。応募横領の水準、35人までが2人。60人までが3人以上、越えたら4人以上。最低ラインは国とは違うが、現実的に自治体に提案している業者はそれ以上になっている。
小高
そこらへんのいいところは僕らも理解できていない。各館の人数など教えてほしい。いいところの内容はシェアしたい。
小野
自分のところの職員数は皆さんわかってますよね。委託にしたのは、区だと8時間勤務しか雇えないが、学童はそういうわけではないという側面もある、柔軟な対応もできる。一概には言えないが、すべて有資格者を配置している。職員の数についての提案内容は教えられる。
小高
ずっと質の改善の話をしている。職員の数の情報もほしい。
小野
学童機能つきの職員配置。8時からやったりおやつをやったり。そのため正規職員を一人増やしている。それと非常勤職員を一人。人数によって増やさなければならないが。学年によっても違うので基準は…
井上
資料には5名以上とあるが、利用者が増えた場合は職員も増えるのか。
*西落合、プロケアとの面談などについてやりとり
小野
まだ予算が確定していないが、現実的に対応している。時間延長型については基本の4プラス責任者、+時間延長用の職員1人を予算で要求している。ただし最初から最後ではなく、延長時間帯にしっかり見られるようにということ。ただおやつが3時ではない、5時過ぎになるので、それほど多くの人が利用するかどうか。落四でも五時半以降の利用は少なかった。時間延長の場合は、とにかく時間管理をしっかりするということ。
落合第一
時間延長の時間、10時から7時、働いている親にしてみれば9時からにしてほしい。10時まで家に1人でいるのは怖いという感覚もある。
小野
27年度については難しい。各事業者に準備してもらっている。そう簡単ではない。ご意見は伺うが、よりよいものにしていきたいという思いはある。運用していく中で、次につなげていきたいと思っている。
小高
落一の場合は学童にくる、少なくとも9時6時。検討してくれるそうです。
小野
いつも皆さんの話を伺って検討している。
北二・つゆき
学童の定員がある。来週がとりあえずの期限で、枠の中で3年までの枠が少なかった場合は4年生以降も入って来れる。3年生までの子が途中から入りたいと言ってきた場合は全部受け付けるのか。
小野
そういうことです。今回、今までは定員オーバーでは待機を出さなかった。申込期日も緩やかだった。今後もそういうことはあると思う。事務手続きとしては、1月16日までに申し込みがあったものでただちに入所決定は難しい、4年生以降は遅らせる可能性があると思っている。ただ、そこで考えているのは、新宿では在籍数で切っているが、国は毎日と数日の平均。そういう考え方をすれば、1.65を守れないことにはならないと思う。
小高
決定は2月下旬?
堀澤
通知を出すのがその時期。
井上
支援単位について。西落合は90が入っている。支援単位を分ける考えがあるのか。
小野
西落合は60を越えたら2クラスに分けようと思っているが、現在の保護者の了解は必要だと思っている。最終決定はしていないが。場所はかわらない。2クラスできるだけの部屋があるので。職員の数が倍になるわけではないが。在籍数がもっと増えれば別だが、職員数が増えるわけではない。それが条例の支援単位の考え方。親が反対が多ければ別だが。メリットは自分の見なければならない子供が少なくなるから見やすくなる。それ以外への子どもへの目配りは少なくなる。国は40、40といってるが、それが本当にいいのかなあという思いもあるのでとりあえず60.子どもにしても、一緒の先生だったのが、別の先生になってしまう。
岡本
理想的には部屋があればわける。中落合はかつて部屋を2つに分けて学校単位で分けたことがあった。ふだんはみんな一緒にワーワーやっていた。違うのはランドセル置き場とか帰る場所。実際はみんな一緒に遊ぶが。
小野
完全に2クラスに分けるやり方もあれば、とりあえずおやつだけ分けるとか、いろいろなやり方があると思う。親や事業者といろいろ相談して。壁で仕切れない場所もあるので。条例の趣旨に反しない範囲で柔軟に対応したい。よりよくなるようにしていきたい。引き続きよろしくお願いいたします。
1924
(公務員退席)
小高
私たちの交渉相手は小野所長。子ども家庭部のナンバー2.吉村部長の下。児童館、学童クラブの現場責任者。職員経験がある。しかし学童を増やそうというところにはワークしていない、場所がないと言うのはダメだと思う。新しく建てろとかいうわけではなく、学校の空き教室を使えばいいのでは。教室を使うのは文科省案件だから難しいところがあるかもしれないが。
少なくとも学童クラブという選択肢を残していくことが大切だと思う。今迄は連協は交渉事をやっていなかったが、この1、2年は質の向上をやっていかないとなくなっちゃうかなと。板橋とか江戸川とか。そういうふうになっちゃう。
岡本
補足。落四の機能つきはよかったといっているが、当初、場所もないので子どもが行きたがらなかった。一人しかいない子供を四隅から職員が見ているような。トイレが薄汚かったり、スリッパがなかったり。要望を繰り返してやっとよくなった。学童経験がある職員が入ったことでぐんとよくなった。学童に近い物に。子どもは枠が出来たから行くかと言えば、行きたがらないこともある。子供が行きたくなるような場所ならいいが。がんばってがんばって機能つきを改善させた。しかし今後どうなるかわからない。父母会にがんばってもらうしかない。アドバイスはできる。そういうことを連協から離れたところにも広げていきたい。
小高
選定のとき、どこがいいとか、なかなかわからない。そういうときにこの場をうまく使ってもらえれば。場所が狭いと事業者にいってもどうしようもない。保護者も事業者もそう思っているなら、こういう場を通じて働きかけていくしかない。狭いんですけど…といったことは事業者はなかなかいえない。去年の今頃は何をしていた?
渡辺
落四クラブの話をしていろいろ投げかけをしていた。
岡本
怪しい動きがありながら、現状学童は残っているが、次年度以降はわからない。利用者である保護者が注意していないと、区はいつでもやめられるので情報共有はしていきたい。OBだが、学童があったからこそきちんと子育てできたという認識があり、運動に参加している。
小高
子ども家庭部には折を見てきてもらおうと思っている。敵対する関係ではないと思う。思ったことをどんどん言ってもらっていい。2つに分けるメリットはないと思う。条例にあるから。メリットは答えられなかった。職員が増員されるわけではない。
岡本
分けた時は戻る場所ができたので、先生の目が届きやすい。子どもの落ち着きが違ってきた。
井上
西落合は広いが、やはり男の子たちは物足りないところがある。
岡本
中落合は隣が広い公園だったのでよかった。学校内は行き帰りの心配はないが、ずっと学校の中にいることになるのでどうかなと思う。
リーフレットの問題。準備を進めている。いまプロにアドバイスを求めている最中で設計図を見せられないが、骨子が固まったら各父母会に具体的に出せるようにしたい。2月には見せられると思う。内容は初めて学童を利用する人向けだが、初回は継続の人にも配る。(予定する内容について説明)
パンのワークショップについて説明。
以前はデイキャンプなど実施したが、ボヤ騒ぎ以降できなくなった。なかなかレクリエーション的なことができにくい中、まずはパン作りからやっていきたい。各地域センターに豪華な調理室がある。一度使ってみるといいと思う。親睦に使える。
岡崎
西新宿から報告を。きのう利用者の連絡会があった。児童館主任が変わった。4月から業者がデイケアセンターに代ったが、二人目の交代。これが現状。
学童主任
児童館主任は10月で交代した。12月一杯で退社したので、1月からまた交代。で、今に至る。
岡本
事業者も入れて動きを強化していこう、という方針。指導員がいっぺんに辞めたり、待遇がひどかったり、人間的にどうなのかという人がきたりということが頻発していた時期があった。交渉して徐々に変えてはいた。区は監督しているから大丈夫というが、人事の問題は介入できないとか、言ってるけどかわらないとかということが多々ある。トラブルをすっきり解決はできない。及び腰なところがある。事業者から利用者にはあまり言えない。その仕様で受けたのだから、という理屈。事業者とも交流し、問題を共有していきたい。
渡辺
事業者も区も含めてみんなで考えていかないとよくならない。江戸川の人も後悔してる、もっともっと充実させるといわれたので安心していたらひどくなってしまった。父母会もなくなり、保護者のつながりがない。おやつのないのがもう普通になっている。どんな小さなことでも、連協の場に持って来れば、いろいろな話が聞ける。指導員についても情報共有のメリットはあると思う。
小高
15年度に選定のところは? ありませんか。そういうときに、どこの事業者が、っていうところも。情報をうまく使えると思う。3つ空いてるところは今年まで公設公営だった。来年からは全部民営化。私たちがいいと思っている事業者に応募のお願いをしたりした。実際にそういった事業者が入ってくれたりしている。
岡本
落四の保護者として。
小高
自分たちがここがいい、というのをきちんと選択できるようにするのも親のできること。この地区でいいと思っていることがほかの地区にも当てはまるかどうかはわからない。そういう情報を使って欲しい。空白は、キッズベースキャンプ、3カ所とも。テレビでも取り上げられているが、イベント系。社長は自分の子どもが入れなかったので起業、東急がスポンサー。
( )
塾的なことがあるので人気があると聞いている。
小高
6万のところでできるところと6千円のところとは違うが。新宿の実情は教えている。プロポーザルの情報は出した。
岡本
次回の場所と時間を。
岡崎
北2は?
岡本
会議用スペースと託児用スペース。打診してくれれば。では北2で予定。2月14日。メーリングリストで知らせます。お疲れ様でした。