運営委員会の報告(2005年7月)
平成17年7月15日
7月9日(土)、雨降りのなか西落合ことぶき館にて7月の運営委員会が行われました。今回のテーマは先週行われた「東京の学童保育研究集会」の反省について、定員オーバー館について、夏休みのキャンプについての3点です。
● 都研究集会の反省・感想
7 月3日(日)に戸山高校で行われた「東京の学童保育研究集会」は、全体会417名、分科会を含めて549名と多くの参加者を集め、新宿区だけでも139 名と、十分な成果をもって終わりました。その1週間後に行われた今回の運営委員会では、各父母会で参加者からの感想や反省の声を募り、その報告が行われま した。
都研集会に関しては都連協から詳細なレポートが後日発行されます。
・中嶋実行委員長(上落合)からの感想
庄井先生の記念講演を聞いていて子供に早く会いたくなった。子供への感謝の気持ちを持つことを教えられた。また、来年の世田谷で行われる都研集会にも参加したいと思った。みなさんにも参加してほしいと思います。
高二の太鼓クラブは、小さい子も大きな子も力を合わせて演奏しており、大きな子は小さな子に気を使いながら活動している姿を見て、児童館にクラブ活動があることの大事さをあらためて感じた。
・分科会について
新 宿区からは「さまざまな運営形態の学童保育」「児童館を語ろう」「夜間学童保育から見える新宿の子どもたちと子育て」「空き地にあった大切な子どもの世 界、今は学童保育に」の4つの分科会に参加しました。そのうち「夜間学童保育から見える…」「空き地にあった大切な…」の2つは新宿区が企画運営を担当し ました。
・分科会「さまざまな運営形態の学童保育」
主に足立区の状況から報告があったのだが、保育の質を大事にしようという連協の理念と、話が噛み合わなくていらいらした。「住区センターの環境が悪くて学童クラブを利用しない人もいる」との話を聞いたことがある。
足立区には87の学童クラブがあり数は多いが、中には非常勤のみで運営されている館もある。時給790円の非常勤職員で運営されている館を指導員が巡回して管理しているという。
分 科会の話とは別だが、全児童対策が導入された豊島区の学童クラブでは、おやつが5時過ぎにならないと出てこない。また、その内容はクッキー1枚、キャン ディ、カップゼリーと量が少なく、こどもたちの間では「お腹がすいたら水を飲んで我慢しろ」が合言葉になっているという。
・分科会「児童館を語ろう」
信濃町児童館の沖先生が新宿区からの報告として主に四谷地域の活動について報告した。四谷の「とことん遊ぼう会」についての話を詳しく報告した。
・特別分科会「夜間学童保育から見える新宿の子どもたちと子育て」
ほとんど満員になっていた。議論が盛り上がったところで時間切れになってしまった。
参 加して他区の報告を聞くと、6時までの延長がようやく始まったばかりのところが多くて、新宿区の状況が他区と比べてまだ恵まれていることがわかった。再来 年から下落合で保育園と学童クラブを始める、省我会の藤森先生が一参加者として発言してくれた。おかげで議論に対立軸ができて有意義な議論になった。
・特別分科会「空き地にあった大切な子どもの世界、今は学童保育に」
集団遊びとこどもたちの成長が密接に関連していること、指導員というものがプロフェッショナルであることがよくわかった。
汗まみれになったこどもが楽しそうにしている姿があった。そして、こんな先生が新宿にいてよかった、とあらためて感じた。
野球やサッカーのルールを理解する以前に、伝承遊びを通じて遊びのルールを体得することが重要である、という視点は勉強になった。
・全体を通じて
全体会が終わった後、どの分科会に行けばいいのか戸惑った。分科会に関する説明を全体会の最後にしたらどうか。
託児が楽しくてこどもが帰りたがらなかった。本当は午前中で帰ろうと思っていたが、こどもが帰りたがらなかったので分科会にも参加することになった。
他区の状況がよくわかった。新宿区の状況は確かに恵まれているが、この現状が昔から何もせずに与えられたものではなく、これから何もしないでも継続するものと思ってはならない、これを維持する努力、さらに良くなるような働きかけがなくてはならないと思った。
行政が学童クラブを合理化する手段として、まず保育園の父母会を解体することだと聞いたことがある。保育園に父母会がなくなれば、他区ではどうなのかとの疑問もわかなくなり、保育園後の保護者は学童クラブに父母会が必要とも思わなくなる。
「連絡協議会」という名称が堅苦しくて他の保護者から敬遠されるのではないかと思う。これをやわらかいものにする努力が必要なのではないか。
都研集会とその準備活動を通じて、新宿区として今大事なことだと思っている「保育の質」というものをアピールできたと思う。同様の会を新宿区だけでも実施できるのではないかと考えている。
● 定員オーバー館への対応について
新宿区の学童クラブでは定員オーバー館が多くなっています。高二の40名オーバーをはじめ、北山伏24名、早南17名、北新宿17名、百人町15名、信濃町11名(いずれも超過数)と、合計22館中11館で定員オーバーしています。
大人数の児童と大人数の先生とでは関係がつくりにくくなり、スペースを確保し先生の数を増やせばいいということではない、と言われています。
(高二)おやつを一緒に食べるスペースがない。学童クラブ室が過密なので落ち着いて本を読むことが出来ない。100名の集団を先生が把握することが出来ないようだ。スペースがあればすむという問題ではないように思う。
(北山伏)お昼ご飯を食べる時間をずらして対応している。指導員の人数が足りなくて外遊びができない。屋上や公園で遊ばせてほしいと先生に頼んでも、安全が確保できないとして断られてしまう。
(薬王寺)児童館が過密なので行きたくないという子もいた。屋上遊びも断られた。
● キャンプの報告
(薬王寺)60〜80人(20〜26世帯)の参加。こどもたちはすでに仲良しだが、大人同士が仲良くなれる機会としてやってよかったと思っている。
(信濃町)17世帯60名の参加。民宿からバスのお迎えあり。父母会から7000円の補助がある。
(高二)現役50名、OB50名の参加。15年間続いているイベントである。レッドアロー号で行く。駅からはマイクロバスでお迎えがある。
(北二)45人くらいでグリーンヒル八ヶ岳へ行く。高速バスでそこから送迎バスがある。
● 9月の要望書について
新宿区こども家庭課との懇談会が9月1日に行われます。これに合わせて連協としての要望書を提出する予定ですが、今回の要望書では「定員オーバー館への対応」「個人情報保護法を踏まえた父母会への名簿の提供」について記載する予定です。
● 次回の運営委員会について
次回の運営委員会は9月10日(土)に上落合ことぶき館にて行われます。主なテーマは運動会についてです。運動会係のご出席をお待ちしています。
(千野)