日時 4月10日(土)18:00~21:30
場所 北新宿第2ことぶき館
司会 今井さん(早稲田南)
参加 16名 託児要員1名 託児4名
(1)自己紹介、各館の様子
(2)連協の活動について
(3)ホームページ閲覧傾向について
(4)その他自由意見
(5)今後の予定
(1)自己紹介、各館の様子
・司会
役員。3年生、5歳、0歳児がおり、今は児童館を一般利用。早稲田南は5年前、ワーカーズに委託。1,2年目はスムーズだったが、3年目に事態は急展開。指導員が次々辞める事態が相次いだ。民間になったことで、学童クラブができなくなるのでは?という思いをいだいたほど。連協を通して行政にはたらきかけ、事なきを得た。
民間委託がはじまり、5年過ぎ、今年度より指定管理者制度が取り入れられた。学童クラブとことぶき館を同じワーカーズに委託。
民間委託のときには連絡協議会があり、保護者の声を反映することができたが、指定管理者制度になるとすべて委託業者にまかせることになり、行政側がイニシアティブをとらなくなる。昨年は2回懇談会が開かれただけであった。
4月13日に新宿区担当部との懇談会があり、それに際して要望書を提出した。
そこには①長期休暇中の延長保育の希望 ②Sケンなどの集団遊びをしてほしい ③せいが学童クラブの待機児童 について要望した。
①父母会独自で交代で朝の保育をしている館もいくつかある。ニーズがあるなら行政で実施してほしい、といい続ける必要がある。この問題は10年以上も前からおりにふれて要望しているが、なかなかうまくいかない。
②学童クラブで子どもたちが一緒に楽しく遊ぶという機能がなくなっている。また子どももそれができなくなっている。経験のある指導員が研修などをして、公営館、民間委託館の指導員に技量を教えてほしいと願っている。
③落合地区にあるせいが学童クラブでは、今、2,3先生が学童にはいれず、こどもひろばに行かざるを得なかったり、遠くの学童クラブに通わざるを得ない状況に陥っている。
行政に訴えてから行動に出るまで時間はかかるのが常。新宿区長は子育て経験があり、理解はあるが、それでも現状は親のニーズに即しているとは言えない。今後、困ったことがあるならそれを父母会で引き出して、連協でまとめて区に訴えていきたい。
・早稲田南
2年生男児。役員。保育園が10時までのところで、お迎えは9時だった。今は7時お迎え。夫婦で分担してこなしている。やはり時間延長はあったほうがよい。1年の夏休みを過ぎたころよりひとり帰りをするようになった。それまでは延長は必要だと感じている。
学童で友達が増え、刺激を受けている様子。そのため習い事もし、今は学童クラブに通っているのが週に1,2度。指導員が子どもにとって楽しい場をつくってくれていると感じている。さまざまな遊びや集団との関わりを教えていただいたことは大変よかった。
・上落合
連協係。小6,小3男児。学童、連協にかかわるようになり、6年目。
今年度より民間委託がはじまり、テンプスタッフに引き継ぎされた。レイアウトもかわり、学童クラブ室の雰囲気もかわったようだ。
父母会の役員は昨年、一昨年やったが、今は父母会が希薄になった。1年生の最初の父母会でも参加しない保護者が多い。そのため親同士が話しをする機会がない。今後父母会が成り立つかどうか不安。
・富久町
3年生。1年生のときの最初の父母会に参加した数名が役員を前役員より押しつけられた感じ。あみだくじで会長に就任。その後2年間行う。次につながらないので降り、新しい方に譲った。区に対して要望や思いがあるなら表に出なければいけないと痛感。来年度より委託されるので、今年度中にプレゼンなどある。子どもは週に1,2度しか学童には行っていないが、喜んで行く様子。
・富久町
3年生。余丁町小学校は6月からこどもひろばが始まる。6月以降、学童クラブを辞める人が増え、人数が減るのでは?昨年や一昨年は70人を超える人数からのスタートだったが、今年度は48人。校内にひろばができたら便利だと子どもは言うが、「3年生がお世話をしないと・・・」と諭している。役員会は育たない。強制的に○○小は○人、○○小は○人・・・と決めた。それでも参加しない人は無理矢理進めることはしていない。
・早稲田南
連協・会長。1月に出産し、今は育休中。役員は代々2年生が引き受けることになっている。2年生が各係のリーダーになる。64名で父母会には約30名参加。そのなかで役員を決める。やはりやらない人もいるが、深くは追わない。
・中落合
フリーランスの仕事をしているので土曜日も仕事があるときがあり、父母会に参加できないことも多く、耳が痛い。昨年の会長はシステマチックにやってくれて父母会に参加しなくてもファイリングをするなどしてくれたおかげで状況ややることはわかっていた。
・北新宿第2
学童児53,4人。父母会加入率8割ぐらい。1年生が様子をみさせてもらいたい、との理由で届けを出していない人が多い。2年生から役員をする。今年度は早めに役員決めをしよう、という話しが3月中にでた。4月のはじめにはあみだくじなどせず、役員がすんなり決まった。他館の話しを聞くと、わが館もそういった傾向がなきにしもあらず。早めに対策を、と思う。
・北新宿第2
連協係。役員はみんなでやれば1人の負担は少なくなる、と思う。
公営で、今のところ民間委託の話しはない。3年生は25,6名と人数も多い。
・高田馬場第2
子どもは4年生。数年前より連協とのつながりが消えてしまった。つなげる人がいなかったのが原因。
高田馬場第2は本館と別館がある。別館は戸塚第2小内。本館は25,6名、別館は38名。本館と別館で意思の疎通ができていない。そのため運営が中途半端。みんななにをどうしていいのか分からないという状態。とりあえず支えていきたい。連協に参加して伝えていこうと思っている。
父母会の会長が福祉関係の方で、そのため直に区にもの申すことができる。連協を通さなくても区に言えるのだが、そうだと、今の会長が辞めた場合、その後どうすればいいのか分からない事態に陥りそう。広く、浅く、みんなが関われるような雰囲気ではあるが、それが今後も浸透するのかどうかは分からない。
・薬王寺OB
役員。前・事務局長。子ども4人。一番下の娘は中1。父母会の会長を12年行った。最初はキャンプなどなく、親同士が知り合う機会がないので、さまざまな企画を立てて集まるようにした。キャンプはmax123人参加したこともある。やり出すと楽しいことが分かるが、今はまず集まる人がいないのが残念。
学童とは14年ぐらい関わってきた。そして指導員との協力関係も築いてきた。親が一生懸命になることで指導員もこちらの言うことを聞いてくれるようになる。
薬王寺は当時は大変狭く、学童児は40人。全員でおやつを食べられるスペースがなく、交替でおやつを食べていた。すごい勢いで遊んでいた。屋上でも自由に出入りできたので、竹馬や野球などもしていた。
集団遊びは、1~3年生すべて、そして児童館に遊びに来ている高学年も一緒に遊んだ。指導員がみんなで遊ぶ時間をつくってくれた。今中1の娘のときから集団遊びがなくなった。指導できる先生がいない。子どもがけがをするから、なんでもだめ出しをする。それは親が口出しをするためもある。多少の怪我をしてもみんなで遊ぶ経験がないといけない。このままでは学童の存在意義がなく、学童自体がなくなってしまうのでは、という不安もある。児童館、学童クラブにいってもおもしろくない、1年生のうちは行くけど2年以降いかないお子さんもいる。
薬王寺は、今は学童クラブ室が広く、4,5部屋もある。遊戯室、ロッカー室(更衣室)も男女別にあり、和室もある。
・せいがOB
中2,小6。もともと中落合だったが、せいがができ、1年のみ通った。今は反抗期真っ最中でどう付き合えばいいのか分からないが、自分からその日におこったことなど言ってくるのでまだいいのかな。自分の親も自分のことを心配している。いくつになっても親は子を心配するものだと思う。
(2)連協の活動
はじめて参加をする方も何名かおり、連協の活動についてざっと説明した。
・運営委員会
毎月第2土曜日18:00~20:30まで、いろいろな館で行う。出席してみて雰囲気を知ってほしい。学童クラブのことはもちろん、実際子育ての悩みなども話している。
・総会
毎年、6月下旬の日曜日に行う。昨年は牛込仲之小4階多目的ホールで行われた。
・デーキャンプ
昨年、一昨年と5月中旬日曜日に行った。フランクフルトや焼きそば、わたあめなどあり、親子ともども親交を深めることができる場である。だいたい100名ほどが参加する。
詳細は決まり次第、メーリングリストやホームページにてお知らせ。
・運動会
今年度は第34回。10月末~11月頭の日曜日予定。昨年は新型インフルエンザ騒動の中でも560名が参加。バザーも行われる。親のリレーや騎馬戦などもあり、親も参加して親子ともども楽しめる。親もはまる、という意見も多い。OBも多数参加。指導員も参加でできる。9,10月の運営委員会では運動会のことがメインとなるので、各館の運動会係が参加。
※富久町学童クラブより、昨年より新たに連協に加入。旗とゼッケンが手頃なものがなく、昨年の運動会は旗は手作り、ゼッケンは小さいものをつかった。お願いしたい。
→役員にて話し合い
・区との懇談会
年に2度区との懇談会を行っている。今年度の第1回目は近々の4月13日。秋にも行う。
・東京都研究集会
毎年1回、7月第1日曜日に行われる。今年は渋谷区において。詳細は後ほどお知らせ。午前中講演会、午後に分科会を行う。新宿区連協は昨年度、「様々な運営形態の学童クラブ」をテーマに分科会を行った。意見交換をし、いろいろな意見をもらうことができた。参加することで他区も思考を凝らして行っていることがわかる。
(3)ホームページ閲覧傾向について
ホームページの閲覧統計がとれるようになっている。
・1日にだいたい10人~20日が閲覧している。
・住んでいる地域は東京がもっとも多いが、沖縄から北海道まで日本全国から、またアメリカからも閲覧している人もいた。
・よくみられている項目は
1トップページ だいたい3~5分間みている人が多い
2連協について
3写真集(運動会、デーキャンプ)
※子どもの顔が特定できないが、楽しさは伝わってくる。
4議事録、要望書
・だいたい50%はトップページのみ、40%はトップページ+その他、残りの10%は10ページ以上みている。
・Yahooでの検索は50%、Googleが30%、残りの20%は都連協などからのリンクやダイレクト。
新宿区連協ホームページは大変評判がよく、都連教のかたも新宿区のホームページなどを他区でも話しているほどである。
(4)その他自由意見
・学童クラブとは少し異なるが、戸山第3保育園と医療センター内のつくし園が24年4月に統合し、医療センター内に新たな保育園ができる予定。戸山第3保育園は箱根山のふもとにある保育園で、自然や土とふれあうことができる子どもたちは植物の名前や昆虫の名前をよく知っている。医療センター内となると箱根山とは道路を隔てた位置にあり、環境は一変。先日、今後のあり方について説明があり、その後、統廃合見直しの署名が4403名集まった。賛同していただける方はご署名願いします。
・今日はじめての参加。連協の規約や運営要綱などを知りたい。
→ホームページに掲載。父母会、子育てなどに対する疑問あどはメーリングリストになげかけてください。すぐにこたえがかえってくるはず。
・おやつのメニューが、その月の終わりにその月のメニューをもらってくるが、みなさんの館はどうか。またどんなメニューが出るのか。駄菓子が多いのが気になる。
→先月の運営委員会でもおやつの話しがでた。おやつのメニューを各館よりもってきてもらった。月初めに出すところがほとんどだが、数館後からというところもあった。
→メニューには商品名とアレルギー表示が示されている。子どもは食物アレルギーがあるので、メニューをみながらこれは食べられるかどうか確認してくれる。
→果物は週に1,2度出る。
→おやつ作りをするときもある。
→学童クラブにはいってすぐに虫歯になったので、おやつに問題があるのではないか。
→アレルギーのある子どものことがまったく考えられていない館もある。アレルギー児はおにぎりが少しだけ。格差がありすぎる。
(5)今後の予定
5月中旬 デーキャンプ
6月下旬 総会
7月10日 運営委員会18:00~20:30予定