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運営委員会の議事録です。

都研究集会  第8分科会「子どもたちの放課後の生活を考える」の報告

H27年7月5日日曜日 東京の学童保育都研究集会

第8分科会「子どもたちの放課後の生活を考える」の報告

 

新宿連協 渡辺仁子

※「メモ」は講義の内容ではなく渡辺のメモです。

 

講師 下浦忠治 (品川区指導員→スマイルスクール指導員→6年前から児童相談所

学童に関する執筆 秋からの放課後児童支援員認定研修講師)

 

  • 品川区の事情

 

2005年4月から、学童クラブ全面廃止→全児童対策事業スマイルスクールへ。(メモ:新宿区でいうひろば)

品川区連協は猛反対(署名、学習会、ビラ配りなど。→父母会の開催やビラ配りを禁止。)

区は保護者が集まることが怖い。

 

メモ:昨年新宿連協総会で講演してもらった江戸川区も同じ時期に全児童対策事業へ

 

  • 大学の講義で

 

学童に通ったことのある学生に聞くと

→①とても楽しかった

②いやなところ。思い出したくもない。辛かったけど親が「うちは働いているから、心配だから学童にいってて」というから我慢していっていた。

小学生は事情を理解するので、我慢していく子どももいる。

メモ:横浜ではひろばがいやで子どもが学童に行かず、母親の職場に行こうとして迷子になり警察に補導されたケースがある。

 

メモ:学童の先生は何をするひと?

 

・授業のあとの学生の感想

学童職員は安全にけがをしないように管理する人かと思っていた。

 

・授業では、「学童指導員は子どもの心に寄り添い、子どもが何を思い考えているのか、把握しながら、その子が安心して生活できるように、成長できるように、支援していく専門職」であるという話をする。目から鱗だったという感想もある。

どういう学童であってほしい?

保護者の思いをあきらめないで伝えることが大事。

 

3、他県

 

(1)埼玉

学童は充実。ほとんどのところで6年生まで。もともと放課後校庭であそべる環境があった。だから全児童対策の声があがらなかった。そして学童の丁寧な充実がすすめられていった。

(メモ:埼玉連協の意見をとりいれ学童の基準などを一緒に作っている報告あり。一人親の知人は埼玉に引っ越した。)

 

(2)横浜

1992年 学童をひろばと一体運営にした。

独立した学童は保護者が運営している。利用料は1万8千円などと高いがつぶれたところは一つもない。17時から学童?居残りみたいで子どもが嫌がる。

ひろばでは一人一人にあった対応がされないので、子どもが行きたくないつまらないといい、だんだん行かなくなる。学童には安心して楽しく通う。

 

4、全児童対策事業(ひろば)と学童の違い

 

  • 全児童対策事業(ひろば)

自由な遊びと学びの場。保育はない。預かるところではない。来たいときにきて帰りたいときに帰るところ。安全管理が主。

学校内なので、学校後一番近い・車は来ない・校庭は広い・料金が安い、など親としては安心で便利。イベント・○○教室もあったりする。

 

  • 学童クラブ

留守宅家庭の家庭のかわり。毎日「ただいま」と帰る場所(児童館やひろばは「こんにちは」と行く場所)。自分のことをわかっている人が待っていてくれる場所。毎日同じ仲間と過ごす。職員と友達と密な信頼関係を築くことができる。職員は一人一人の子どもの様子や家庭の事情を把握して、一人一人の気持ちに寄り添って対応する。いやなことがあったら、行かないではなくて、「明日も一緒に遊ぼうね」というなかで、人間関係も育まれていく。社会で生きていく力が育まれていく。いやな気持も受け止めてもらえる。自分が自分でいられる場所。自分の思いを吐き出せる人間関係。困ったり悩んだりしても、楽しいことを伝えたいときも、家にいない保護者のかわりに子どもの話をその場で聞いてくれる人がいる。

安全管理は当たり前。そのうえで子ども一人一人に対応する。異年齢も考慮した集団活動の支援もする。

 

(メモ:それができるために一つの支援の単位40名以下の国の基準があるが新宿は定員オーバーが16/27。文教区は学童を増設しているが新宿は学童を増設せずひろばで対応。時間延長ひろば・学童機能付きひろば)

(メモ:学童は児童福祉法に位置付けられている。昨年、国が学童の設備運営に関する基準を作った。今年4月に運営指針ができた。全国連協も委員として参加。学童は国が今年秋から認定資格研修をする。ひろばは基準がないので、自治体の好きなようにやる。学童の保育の質は保てない。)

 

  • 習い事や塾

学童待機の方で、または学童にいれなくても習い事や塾で予定をうめるという方もいる。

習い事や塾に預かり機能を付加して学童のかわりとしているところもある。ここにきたら英語だけしか話せない、というところもある。

子どもは遊ぶなかで社会を学んでいく。

習い事や塾は、自分から考えてやるのではなく、先生がこうやってごらん、と指導されたことをやる。指示通りやる。講師を呼んでイベントをするというのも似たようなもの。

遊びは、自分でいろいろな気持が揺れ動きながら、自分で考えてやる。誘ったらどう思うかな、誘われたけどできるかな、子どもどうし名前を呼び合って関わりあう体験。ただ座って先生の言うこと聞くだけでは、子どもの育ちとしてはどうなのか。

 

5、学童とひろばの一体化の問題点

 

品川では、学童が廃止されてどうなったかというと、学童で丁寧に築いてきたことがすべてなくされていった。

(メモ:江戸川も同様。一体化された指導員は子どもたちに十分な対応ができないと悩んでいる。新宿区の機能拡充ひろばも同様。)

 

2003年 児童福祉法改定で、「すべての子どもの健全育成の支援」

・一体化の問題の本当の理由は財政問題。職員削減。

・少子化→すべての子どもたち。まとめてしまおう。小学生には変わりない。

家に帰りたいときに帰れば親がいる子どもと、日中親がいない子どもを同じ対応にすることが不公平なのでは?

(メモ:おなかがすいたら家でおやつを食べられる子と保護者不在でひろばで過ごす子に、おやつなしという対応。公平?)。

 

すべての子どもたちに学童のような対応ができならいいけど、現状難しい。すべての子どもたちになると、学童の質は保てず全児童対策の安全管理が主の対応になってしまう。

(メモ:いい学童を見ているお子さんは、子どもが「お母さん、学童楽しそうだから行きたい。仕事して~」というケースも。)

 

行政は、区民の理解を得るために、「分け隔てなく」「すべての子どもたち」という。

しかし、利用した保護者は嘘だとわかった。

十分な生活の場が確保できない。おやつは廃止。教室をたくさん使えます→はじめてみたらそんなことはない。静養スペースを作ります→ない。常勤職員を非常勤に。連絡帳保護者会個人面談の廃止。

父母会が作りにくいん環境→父母会消滅→改善ができない。意見が言えない。

 

6、今の国の動き

 

「5年間で学童30万人分増やす。」

「放課後子ども総合プラン」厚労省と文科省協力して、学校内や幼稚園の空き教室や、放課後利用しない教室を利用し、全児童対象の事業と学童クラブの運営を推進。

(メモ:教育委員会と福祉部(新宿では子ども家庭部)が協力して進めなさい。)

 

厚労省は学童とひろばの一体運営はよくない、毎日帰ってくる生活の場は必要、とわかってきた。

行政向けのQandAにも、学童は学童の基準で開設しないといけないという内容の回答がある。

(メモ:国は一体化を進めているという解釈??)

講師の下浦忠治さんは厚労省委託の研究の委員になっている。今後データや考察を国に挙げていく。

 

★まとめ★

ひろばと学童は目的の異なる事業。そもそも一緒にすることに無理がある。親は、自分が仕事している間、子どもがどんな時間を過ごしているのか、心配なのでは?

子どもたちの気持ちや豊かな育ちという視点で、何が問題なのかをよく見て、保護者の思いを伝えていくことが大事!

 

以上、こんなお話を聞いてきました。

2015年度新宿連協総会議事録

●日時: 2015年6月21日(日) 午後1時~2時15分
●会場: 牛込仲之小学校 多目的室
●出席:
(父母会) 落一小内、北新宿第一、北新宿第二、西新宿、中井、早稲田南、落四小内
(オブザーバー) 中町、学童クラブ運営事業者
(ご出席いただいた方のお名前は省略させていただきました。ご了承ください。)
(役員) 三島、川端、澤田、松永、岩崎、大久保、渡辺、渡邊、岡本、福田
(順不同)
●司会: 福田
(以上敬称略)

●議事:

司会が2015年度総会の開会を宣言しました。

加盟父母会の出欠をとったところ、定数以上の出席があることが確認できたため、総会が成立したことを司会が報告しました。

司会が議長として岡本さんを指名したところ、特に異論はなかったため、議長として議事を進めていただくことになりました。

■1.2014年度の活動について

2014年度会長大久保さんに挨拶をしていただきました。

2014年度事務局次長三島さんが「今学童に求められること」を報告しました。

2014年度事務局長に代わって、岡本さんが2014年度の活動内容を報告しました。

2014年度会計澤田さんが2014年度の決算を報告をしました。

議長が出席者に2014年度の活動について質問がないか確認したところ、特に質問はありませんでした。その後、拍手によって2014年度の活動については全会一致で承認されました。

■2.2015年度の活動方針について

福田さんが2015年度の活動方針案を説明しました。

会計澤田さんが2015年度の予算案を説明しました。

福田さんが2015年度の役員体制案として、会長を岡本さん、副会長を渡邊さん、事務局長を大久保さん(次長三島さん、補佐福田さん)、会計を内田さん(補佐澤田さん)、その他は2014年度全役員を留任としたいことを説明しました。

議長が出席者に2015年度の活動方針案について質問がないか確認したところ、特に質問はありませんでした。その後、拍手によって2015年度の活動方針案、予算案、役員体制案については全会一致で可決しました。

2015年度会長となった岡本さんに就任の挨拶をしていただきました。

議長は議事を終え、司会が総会の閉会を宣言しました。

以上

3月14日土曜日 新宿連協運営委員会の議事メモ

3月14日土曜日 新宿連協運営委員会の議事メモ

18時から19時30分
西新宿児童館にて
参加:北一、北二、せいが、落一、西新宿

役員
本日は卒所式などの行事が重なり、参加人数が少ないので、懇談会形式で、19時30分までとしたい。
学童の入所通知が来ていると思う。3年生までは全員入れるが4年生以上は、空きのあるところだけ入れるというやり方。国は、学童は6年生まで対応すると児童福祉法を改正した。それに伴い新宿区も学童は6年生まで対応すると条例改正した。けれども、新宿では実際利用できるのは、定員に空きのある学童のみ。半数以上の学童で高学年は利用できない。条例は改正したものの、現在、区は高学年について積極的に学童クラブで対応する方針ではない。
今日参加されたみなさんは1~2年生の保護者の方なので、みなさん学童に入れたと思う。反対に子どもが学童に行きたくないという方はいらっしゃいますか?

落一
1年男子、外で遊びたいのに、外で遊べないから学童に行きたくないという。校庭は高学年の授業が終わるまで使えない。親の帰宅時間まではひろばではカバーできないから、学童に行かせている。室内のスペースは狭い。
ひろば登録をしている子どもはひろば活動室にいけるが、ひろばに登録していない子どもはひろば活動室にもいけない。なんで線引きしてしまうのかとも思う。

役員
落一は定員70名。1月16日の時点で申請は85名。今年も定員オーバー。以前から狭い、「ゴロンとしていると危ないから立ってなさい」と注意される状況ときいた。学童は家庭の変わりの生活の場所として、ほっとしたりゴロンとしたりできる場所でありたい。

役員
4年生以上の子どもたちが学童を利用したいのにはいれなくて困るという声はないか。

みなさん
自分たちが低学年なので、よくわからない。

役員
新設落四小内学童クラブでは、すでに4年生以上で16名の学童待機が出ている。入れたのは4年生の3名。4年生以降、だんだんと鍵の管理ができていったりもするが、まだまだ心配な時期。特に4年生の夏休みは、約1か月子どもだけで朝から夜まで生活するのは厳しい。うちは結局、仕事の休みを夫婦別にとって家にいる時間を作ったり、お友達のうちにお世話になったり、大変だった。4月の春休みもどう過ごすか。塾や習い事で予定を埋める人もいる。最近は塾も習い事も勉強だけでは子どもが集まらないので、預かり機能をつけているところが増えている。そういうのはどうなのだろう。本当に勉強したい子はいいかもしれないが、学童は自分のやりたいと思ったことを発展させたりして過ごすこともできる場。 毎日の生活を通してたくさんのことを学んでいる。学童の変わりに夏休み毎日塾という生活では、子どもは窮屈かも。
しかし、来年度に向けて、学童に入れない高学年で心配だから塾に入れたという人は実際にいる。

役員
保育園は区が出している保育園ガイドがある。学校も学校要覧がある。学童は何もない。HPに数行の説明と学童リストがあるのみ。ひろばと学童の違いも分かりにくい。区はひろばには保育はありませんと言っている。中身が全く違う。制度上も全く違うので補助金も指導員の資格も違うし、スペースなども決まりもひろばにはない。そこで学童リーフレットを連協で作製することになった。学童ってこういうところなんだということがわかるようなもの。前回の連協で各学童から意見をもらった。今、内容を何人かにお願いしていて、作成中。出来上がったら、学童在籍の方に配布する。来年度学童利用予定の方にも。
一年生になるときに学童のことがわからなくて不安だったことなどありませんか。

せいが
別の保育園からせいが学童に来たが、せいがは保育園もあるので保育については大丈夫だと思っていた。

西新宿
西新宿は、こども園、学童、児童館が同じ敷地にあるので、幼児のころから学童が見えていた。小学生と幼児の交流もあったので、こんな感じというのがわかっていたから、不安はあまりなかった。別の場所だったら不安だったかも。
父母会は何をするのか不安だった。一年生になってPTAとか、地域のお手伝いとかがあって、学童もあるのかと、親の活動のことで不安になった。

北一
今は二人目が学童なので、一人目の経験があったから不安はなかった。一人目の時は、保護者の知り合いから話を聞いていたので、大丈夫だった。

役員
情報があると余計な不安が解消される。保護者どうしのつながりがあるといい。

北二
本日はちょうど今、卒所イベントをやっているところ。父母会は今任意参加だが、以前は全員参加だった。北一さんは今も全員参加。全員参加にできないか検討中。任意でも8割程度の参加がある。任意参加では、父母会主催のイベントは、父母会に入っていない子どもたちが参加できなくなる。今年度のクリスマス会は、父母会単体ではなく学童と共催にして、父母会不参加の方も参加できるようにした。その会ごとに経費を徴収して父母会不参加の子どももイベントに参加できるようにすることについては、一年を通して連協参加も含めて父母会活動なのに、何もしないでイベントだけ参加できるのはどうなのか、という意見も出ている。
お別れ会や歓迎会は先生も忙しい時期なので、共催は無理と言われ、父母会で企画して学童室を貸してもらって行う。職員の立ち合いはない。

役員
父母会がないところもある。事務局長がまとめた資料では、連協に加盟していない学童は、定員オーバーでも時間延長などの対策がないところもある。保護者がつながって意見を言わないと区の対応も低下するのか、と感じてしまう。
父母会のない学童の保護者からは、親のつながりがないので、子どもたちの様子が全然わからなくて不安という声もある。小学生は親から離れて友達同士で活動始める時期。友達とどう過ごしているのか、とか、地域の中で何をしているのか、とか、大人のつながりがないと見えにくいこともある。
子どもが関係する事件が多く報道されている。子供同士も親どうしもつながりがないと、小さな問題が大きくなることもある。そういう意味でもつながりは大事。
みんな忙しいので、無理にたくさんのことをしなくても、顔を見れば、ああ学童の保護者だね、と思えて何かあれば話ができる関係はあったほうがいい。
子どもも各家庭も点で存在しているのではなく、つながっていることが求められている。
子ども関係の学習会では、つながりが大事という話があちこちで聞かれる。

役員
学童時代の保護者のつながりが、長く続いている。子どもは高校一年だが、同じ学年なので悩みは同じ。最近学童時代のママ友と集まった時は大学受験が話題になった。父母会ではみなさん忙しいから、無理にたくさんのことをする必要もないが、ゆるくてもつながりがあったほうが、子どものためにもよい。親の不安やストレスの解消にもなる。ここにいる方は理解されている人だと思うが、父母会の良さをみなさんに伝えられたらと思う。

役員
父母会で出た意見を連協から、区の担当に伝えているし、都連協では都議会に、全国連協では国に挙げている。国は学童拡充と掲げているし、今国が作っている学童クラブの運営指針も全国連協の意見が反映されている。父母の声が学童を支えている。そういう意味でも父母会は重要。保育園や学校と違って学童は弱い。行政に任せて放っておいたらなくなる事業。実際に学童をなくした自治体もある。学童がなくなった自治体では父母会もなくなったから、学童再生は難しい状況。しかし、学童は保護者が必要と思って作り始めたもの。放課後の子どもの居場所、生活の場、豊かな育ちの場としてあったほうがいい。
本の名前を忘れたが、小金井の学童クラブの保護者で出した学童クラブ関連の本によると、学童に入所した1年生が3年生まで継続する率は、新宿区は50%に満たないが、文京区や小金井市は80%~90%近くだった。質が良い学童はやめたい子どもが少ない。文京区や小金井市の学童父母会や連協は保護者や指導員の繋がりが強く、そのことと学童クラブの質が保たれていることが無関係ではないと思う。

役員
そろそろ時間になるので、今日はこの辺で終わりにします。
次回は、4月11日土曜日18時から。場所は決定したらお知らせします。
よろしくお願いいたします。
今日は年度末の忙しいなか、参加していただきありがとうございました。

以上

2月14日運営委員会議事録

2月14日

戸塚地域センター

役員:岡本、渡辺、三島、大久保

議題
1)学童リーフレットについて
2)新年度の申請状況と解説
3)連協からお知らせ
4)その他

1805
リーフレットについて。
岡本
手元の書類を見てください。流れを簡単に説明。
4月から学童の体制が大きく変わります。またすべて事業者の委託になります。ただ父母会がなかったり、連協脱退したところがあったりするが、区では代表として認められ活動している。
しかし中には連協の存在を知らなかったり、事業者の選定で必要な情報を得られなかったりする。
そんな状況下、一度、紙の媒体でガイドを出してみようと言う話になった。
いつから鍵を持たせたらいいかとか、震災後の情報のやり取りとか、いろいろ情報交換ができるのも連協のメリット。ホームページも活用しつつ、やっていきたい。
当初は安全マップまで視野に入れていたが、一度にやるのは大変なので、様々な文字情報を盛り込んで、4月に学童に在籍している全世帯に配布予定。連協未加盟のところも。2千部くらいを刷って。サイズはディズニーランドのマップと同じ。
編集担当は、高田馬場第一に在籍中の方。現役の編集者。
サイズ、ボリューム等は資料参照。
タイトル「学童と。」で行こうと思っている。デザインはオリジナルノートを流用予定。
台割説明。
皆さんからも記事を募集したい。
4〜5p、学童児はこんな毎日を過ごします。できるだけ多くの事例を載せたい。
その他、様々な情報募集。
ただいま準備中だが、4月配布は難しそうなので、5月を目標に。3月には記事内容を示したい。
6〜7p。
学童児のおうちをのぞいてみると。
共通の質問をしたい。
どういう質問がいいか伺いたい。
10〜13にしても、
こんなことがあるよ、と、一言ずつでも。
宿題をどうしていますか?

せいが
親とやる約束をしている子は、やろうね、という声かけをしてくれる。わざわざやりましょう、という時間があるわけではない。誰かが始めると、わりとみんなやる。済ませられるものは済ませてこようと。


いま2年生。慣れたが、それまでの保育園とは(こども園も経験)、先生とのコミュニケーションの時間も少なくなる。その分、不安になることがある。宿題についてはみんなでやる時間がある。あまり困ったことはない。

岡本
送り迎え。当時は学童では一般的ではなかったが、そのころ1年生が狙われる事件が続いたので、必死にお迎えに行くように。今は迎えに行ったり行かなかったりになっているようだが、迎えに行くと、どんな遊びをしているのかとか、ケンカをしていても放置されていることとか、見ることができる。いろいろなノウハウがあるのだなと。中の様子はなかなかわかりにくい。


リーフレットに乗るかどうかわからないが、西新宿では下校途中の(集団下校)一年生が、知らない人から飴をもらうと言う不審者目撃情報があった。母親はみな不安に。隣接している設備なので、中から移動すればいいという話が出た。話し合いの場に岡崎さんが。囲ってしまう事だけがいいことではない。下校も学びの場といわれて納得した。母親の不安だけではなく、もっと成長、自立にはこういう選択肢もある、という情報があると嬉しいと思う。

岡本
連協ではそういう話が繰り返し出ている。役立ったな、というのがあり、今まで役員を続けている。あえて段差があったりとか(そのほうが気を付ける)、一回ケガをするまで見守る勇気とか。
いろいろなアイデアを出し合える場が必要だと思う。


習い事の話。2年生。土日に集中させている人、決まった曜日にさせている人、いろいろ。

岡本
6〜7Pに「習い事をどうしているか」という質問を入れてみましょうか。あと気になることは。鍵を持たせていることは気になりますか? おうちと学童の距離もあるが、暗い道を帰らせるのが不安なので早く帰らせるというお宅と、見守ってくれる部屋に長くいてほしいというお宅と。3年間鍵を持たせない家もある。うちは持たせていたが。皆さんいかがですか?
あとはどうでしょう。夕食とか?
両立的なこととか。
あと学校というシステム自体が働く親に合っていない。平日昼間の行事が多いとか。きついパターンが多い。

三島
一年生はあまりないが、三年生になると、一般の家に行って遊ぶケースが出てくる。どんな約束をして、こういう場合は認めるとか、そういう場合は自分が休みを取れる日に来てもらうとか。そういう話は3年生くらいになると出てくるのではないか。一般の子と遊びたいというのは成長。視野が広がってくる。公園に行きたいというのも出てくる。

岡本
学童に通わせていてよかったとか。
行きたくないと言われたことは。やめる〜とか、行きたくないとか。

本山
ひろばでイベントがあるとそっちに行きたいということはある。学童じたいがイヤだということはない。

岡本
おうちをのぞいてみると、というのは具体的な質問はやるとして、いろんなパターンのご家庭の答えがほしい。個人的にアドレスを聞いて教えてほしい。ぜひご協力を。


勤務5時の延長なし家庭です。(名前)保母です。


二人ともフリー。基本6時までの延長なし。保母さんと変わらない。(名前)山口です。

三島
看護師さんとか。交代勤務とかいろいろ大変です。

岡本
保育園のお子さんが下にいる方とか。

本山
やります。

岡本
習い事をさせていて、一人で行き返りしているとか。


一人でピアノに行って帰ってきてます。

三島
両方とも遅いパターンの方も?

岡本
朝、おむすび握ってから出る、という方もいらっしゃいます。

渡辺
せいがのお母さんでもいる。ファミサポか、知り合いの家で9時とか10時まで。

岡本
ではせいがの人に頼んでみましょう。あと10から13ページのネタ、ほんの一言、吹き出しで。夕飯はどうしていますか。長期休暇のお弁当は? 高校生なんかずっと毎日作り続け。量が多い、そして文句を言われる。朝カチンとこない日はない。
何かこれやると凄い便利だよ、とか。
学童のときソウメン持たせた。岡崎さんに聞いて。おつゆを凍らせておくと昼ごろちょうど溶ける。注目度高くて。栄養価ないけど一食ぐらい。楽でよかった。高校生はダメだけど。

せいが
朝作ってます。完全に作って。あっためて先に食べててもらう。上に中学生のお姉ちゃんがいるので、一緒にお風呂に入って、下の子たちも保育園から連れて帰って…

岡本
三島さんは4人の子、助産師が妻、家事はほとんどこなしている。第一子のころはイクメンのはしり、かわいそうと言われていた。時代が違う。

三島
10年くらいたったら「いいわね」と言われるようになった。男の意識はまだまだ変わっていないが。だんだんそういう風に。おんぶして前に子どもを抱えて保育園に。二人だぶってるときはそんな風に。お陰様でみんななかよし。きょうの託児は三男。その下は高校こんど3年。まだ膝にのってくる。

岡本
去年は落四のプールの監視員を頼んだ。評判もすごくいい。

三島
いま一人っ子が多い。周りと協調したりぶつかったりする環境があまりない。学童にはそれがある。学童で育つ意味はそこにあるような。主婦で一人で抱えている人の方がもっと大変ではと思うこともいっぱいある。

男性
夕食は任せている。遅いので。朝食は作っている。6時半に起きて、7時に出すつもりで作っている。15分くらいになると、子供に遅いと怒られる。エピソード載せてもいいです。

岡本
うちの夫がそんなことしたら…想像もつかない。どうしたらそうなるだろう(笑)夫育てを失敗しました。

大久保
超簡単手抜きレシピを載せてみたら。

福田
ホームページに載せてもいいかもしれない。手抜き料理を募集します。手抜き料理パッド。ブリ。時間あれば塩。脂で両面焦げるまで焼く。そこで酒、しょうゆ、みりん、砂糖。酢を小さじ0.5。これがコツ。全部強火。いやな脂はディッシュで。煮詰めて胡麻油かける。レモンを前の日からよく洗って凍らして。最後におろし金ですりおろす、皿に盛ってから。

岡本
足りない所はMLで
ワーカーズからお知らせ。

ワーカーズ
貧困等による子ども若者を対象にしたセーフティネットの現状とその課題。6人に1人が相対的に貧困状態。ワーカーズが厚労省の調査事業を請け負い、最終報告会の位置づけ。総括的な話。2のたまりば、せたがや若者の利用者など頻繁に会っている。つぶれそうな喫茶店を若者サポートステーション、ジョブトレーニング、中間的就労、おそらく喫茶店を自分たちで経営するところまでたどり着いている。そんな報告も出そう。新宿若者ステーションが同じ建物にあり、生き辛さは感じている。成功事例、失敗事例、いろいろあるが、成功事例が出てくるのでは。
学習支援、やりたいところ。早稲田南でもやっている。自治体の任意事業で尻すぼみしているが、貧困状態の子供は学習でつまづいたりする。研究し尽くしたところでの最終報告会、新宿文化センターで。子供の置かれている状況、どういう困難を抱えているのか、興味を持っている方はぜひ。

「海の向こうをウォッチッチ」
早稲田南児童館と早稲田の学生NGO、EST、フィリピンで教育事業。来週の土曜日、江の木町地域センターで。ぜひお子様つれで。楽しく遊べる。当日、寄付も募る。フィリピンの子供に物資を。絵本、ぬいぐるみ、おもちゃなど。オリジナルのクリアファイルを。事業本部でプロジェクトを組んで、街づくりのプロジェクト、私が事務局長。各事業所が街づくりにいいなあと思う物を何でも出してくれと。目的は国際交流。新宿はいろんな団体がある。子供同士の国際交流、やってみてどうなのかなあと。児童館ではなく、主に学生、EST(エスト)。いろんな人が集まってくる中で、取り組みを応援していきたい。今回はどうなるかわからない。私たちはバックアップ。多くの人に来てもらえれば、今後、どうすればいいかなど。学生はまだ勉強できてないところも多いので、そういうきっかけになってくれれば。ぜひお子様連れで。

岡本
絵本を寄付する時はお子さんとよく相談してください。
続いて長期休業利用について。その人たちの会費はどうしようかと。何人くらいが対象になるかもわからないので、春休みの分は徴収なしに。夏休みは総会で検討したい。

小高
新年度の学童申請状況と解説。
行政との交渉を担当している。12月19日から1月16日まで、学童の申請状況が出て来た。ホームページには出ている。私たちは昨日7時半から打ち合わせをした。現在の申請状況について。
新宿に学童30、学校は29.30個学童がある。主に利用している小学校名が横に。担当している事業者名。来年度からはすべて民営に。空欄は子ども家庭部が担当。
現在加盟は10。今日来ているのは6.ほかから来ている人は? いませんね。
次に定員。109人分くらい増えたように見えるが。来年度から支援法が変わり、1.65という数字をもとに算出した。だが実際には増設、増築といったことはない。落四以外は。
在籍は、ここ2、3年、7%程度増えている。来年度から機能つき、時間延長のひろばもできる。
区は1412で見込んだ。算出のロジックを聞いたが、実際には1月31日には1463.9%増。新宿区は子供を預けて子育てしたい人が年々増えている。
板橋、江戸川などは学童がない。江戸川では0歳児でも保育園に入れない。(公的なものがない)文京区とか、目黒区とか、新宿あたりか。渋谷はひろばに近い。自治体によって提供されるサービスは全然違う。
なんとか今の体裁を整えて、学童を残し、拡充することに取り組んでいる。
1月31日時点での数字。3月でも4月でも申し込めるが。
現状、まだ誰も入所できるという連絡は来ていないはず。2月最終週から子供家庭部に連絡が行く予定。その後でも枠があれば申し込める。
現在、16館が定員オーバー。そういったところに、学童機能つき、時間延長ができた。百人町は45に対し申請数50.でも時間延長はない。高田馬場第二、50に対して52、定員オーバー。でも受け皿なし。両方とも連協に加盟していないので状況はわからない。
学童機能つき、時間延長は、ひろば。専用室はない。時間延長は長期休業中でも10時からしか預かってもらえない。予算がないから。
機能つき、3時から4時におやつ。
時間延長は、5時ないし6時。
見込みが甘い。地域の偏りはあるが、定員を総数でもオーバーする。学童の増設をお願いしている。
裏は学童の面積を出してもらった。
事務所を含むところは、利用可能なスペースをもとに1.65を出さなければ意味がないだろうと申し入れた。
見込みは予定表をもとに算出。
今日来ている方、自分のところの活動スペースがどれくらいあるのか。ロッカーが置いてあって使えないスペースなどあれば教えてもらえるとありがたい。保育の質を保つには重要だと思っている。

岡本
急に6年生までになり、そこまで申し込んだら受け入れは難しい。4年生以上は大変ではないだろうか。3年生までは定員を超えても受け入れるのが区の方針だが、詰め込まれるのは子供。すぐには作れないだろうが、4年生以降に関してはひろばにスペースを設けてきてもらうようにしてもいいが、あまりにもそれが続くようなら学童だと。ただ機能つき、時間延長については別のサービスだと明確に言った。区長は公約の中にひろばの充実を挙げている。それもあって子ども家庭部もひろばの充実で学童はそのまま、その先に学童の廃止も考えているのがチラチラ見えていると感じた。常に見続けていないと。父母の集まりがないところは、なかなか働きかけもできないように思う。区にもできることは協力すると申し出ている。業者にも入ってもらって、父母、区と取り持つのは連協の役割かと思っている。

小高
事業者は区と話をしにくいところもある。私たちができることはある。保育の質を拡充していきたい。あればいいではなく、少しでもよくしたい。問題があったら教えてもらえれば、必要に応じて行政ときちんと話す。3月にまた打ち合わせする予定。その時にでも必要なことがあれば。何か気づきがあれば教えてください。

岡本
機能つきと時間延長は、絶対ニーズがあると信じている。至上命題の強い意志を感じる。警戒していきたい。

福田
パン教室の報告。
1月31日、若松地域センターの調理室で実施しました。参加者10名ぐらい。ちょうどよかった。皆さんで粉をこねて、焼いて、おいしく食べて。かなり沢山持って帰っていただきました。
パンを選んだのは作業もあるが、発酵時間とかゆっくりお話しもできる。親睦にはいい。実際に来ていただいた方にはいろいろと話も聞けたし、連協のことも、いろいろアドバイスもいただいた。
パンの味は別として(おいしかった、の声)、区に対しての要望も必要だが、父母会を越えた交流も大切。以前は5月にデイキャンプをやっていたが、会場の都合もあって直火が使えなくなった。現在運動会を実施。父母会を越えた交流、親睦の場として。対、行政じゃないところでも活動していけたらなと思っている。今後もどこかでバーベキューとかバス貸切でキャンプとか企画したい。よろしければぜひご参加いただければ。子供たちもけっこう喜ぶ。

三島
福田さんはちゃんとパンの勉強をされていたのでそういう企画をやった。皆さんもいろいろアイデアを寄せていただければ。運動会だけじゃなく、いろんな得意技を披露していただくのもいいかなと。デイキャンプが難しい。5月ごろにマイクロでも借りて若洲海浜公園でバーベキューとか。アイデアを膨らませながらやってみたい。アイデア、要望をお寄せください。

岡本
連協でやると100人単位になってしまうが、小さい単位でやるのもいいかなと。お手軽な餅つきもできたりするが。父母会でやると大変だが、連協主催だと来たい人だけ来ればいいので。集まって会う、また親子参加が基本なので、いいと思っている。

渡辺
システムが変わる。説明会を行政にお願いしていたが、決定が遅いので間に合わないと言われた。新一年生については学校の説明会でやるといっていた。落四のお母さんに聞いたら、時間がなくなってちょろっとしか説明されなくてわからなかったと。結局そうなっちゃってる行政の現状も見ていかなければいけない。

次回は西新宿予定。