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運営委員会の議事録です。

2005年10月19日 運営委員会議事録

運営委員会の報告(2005年11月)
平成17年10月19日

場所) 北山伏ことぶき館
時間) 18:00〜20:00
主な議題) 運動会について感想と意見/定員オーバー館について/その他

●運動会について感想と意見

各館より)
・「楽しかった。」「参加して良かった。」との声が父母会メーリングリストを通じて寄せられた。そのやり取りの中で参加できなかった方から「そんなに楽しいなら、来年はぜひ参加したい。」という声があがっている。
・怪我の方については検査も問題なく、その後の体調も良好。ご心配をおかけした。
・バザー係より、押し寄せる子どもに対する対策が必要では?との声。ロープが危険だった。
・楽しく参加したが、終了直後に会場の隣の公園で子どもが怪我をした。ふと気を抜いた瞬間の出来事だった。
最後まで気をつけたいと思った。
・毎年、バスをチャーターしたが今年は大江戸線の開通により、電車での参加とした。
・競技の際は音楽があったほうが良いのではないか?
・騎馬戦は高学年以上に限定したほうが良い。低学年の子がうまく組めていないにも拘らず、スタートする場面もあり、危険を感じた。
・バザーで購入したもののゴミがあちこちに放置されていて、後片付けの方たちが大変そうだった。参加者がみんなで気をつけていくべきだと思う。
・バザー係り用に、子どもの注意を促す笛が必要と感じた。
・ゴールテープは包帯を使用してはどうか?やわらかいので小さい子にも優しい。
・楽しかったが、自身の館からの参加者が少なかったので全員が出場。応援席に誰もいないのが寂しかった。
・音楽があったほうがメリハリができて良かったのでは?
・バザーの金銭授受が大変だった。子どもには釣りの無い様、予め十円玉を持たせるなど工夫が必要だと感じた。
・大玉送りは転がしたほうが良い。上で送るとなると、大玉に触れない子もいてかわいそうだった。並ばせ方や送り方を工夫してみんなで楽しめるようにしてはどうか?
・参加者が少ない館にも、均等に係が振られていたため、結果的に大人が忙しく、子どもだけが放置されていた。
配慮が必要だと思う。
・参加者が年々減っていることは知らなかったが、盛大だと思った。学校とも地域のとも違う運動会で良かった。

運営委員より)
・音楽、マイクなど音響全般に関しては対策が必要だと感じている。何か考えたい。
・ バザー要員は最低限今回の人数程度は必要だ。子どもが押し寄せてくることに関しては毎年の課題であるが、時間差で行うには制約もあり難しい。早々に昼食を 済ませてやってくるので、「お昼を食べて、時間になるまで待つ」ということを各館で徹底してもらうこと以外に得策が無いと思われる。
バザー用品の残りはつくし保育園に寄付した。ただし残ったものの中には名前の付いたままの服も多くあり、結局は廃棄するしかなかった。折角出していただいても、こういうことになるのは忍びないので、各館での値付け作業時に点検をしていただきたい。
・万国旗を準備していたにも拘らず、移動の際に紛失した。
・騎馬戦については 多少の危なっかしさはあっても、子どもたちに経験としてやらせたいと考えている。
・各所にあった”立ち入り禁止区域”に大人も子どもも入り込んでいた。各館でぜひ注意をしていただきたい。
・ガラスの破損について、翌朝に松永会長とOBの那須さんで学校に謝罪に出向いた。
修理代 ¥72450は支払い済み。(ちなみにバザーの売り上げは¥80261)
どのような状況だったかは不明だが、強化ガラスが割れるほど何かがぶつけられたと考える。
今回のケースに限ったことではなく、何か失敗をしてしまっても謝れる子どもであって欲しい。また回りの大人も危険な事をしたりした場合は遠慮無く叱れるようになりたい。
・参加者もバザーの売り上げも落ちてきてはいるが、都内でも運動会が開催できているのはほんの僅か。ここに新宿区の良さがあるのだと思う。
・雨が降らずにできて良かった、というのが率直な感想だ。来年はぜひ増員したい。ノウハウはやはりOBに頼るところが大きいので是非来年もOB参加を。
・当日参加や誤報もあり、参加賞の不足や競技人数のバランスをとるのが大変だった。

OBより)
・この運動会は「子どもたちに普段できないことをやらせよう」というのが趣旨。だから足の速い遅いに拘らずリレーにも出て、多少危険でも騎馬戦を経験させたい。
・OBの参加が減っているが、卒館後せめて1年はOBとしての参加を。現役時代には思い切り親子で楽しみ、OBになったら少しでも良いからお手伝いをしてみる、ということをお願いしたい。

●定員オーバー館について 

・ 全体として定員オーバー館が増えている。また最近の特徴としてオーバーと定員割れの館が混在している。小学校の自由選択性が大きくかかわっていのだろう。 子ども家庭課は以前から「足りない分は空き教室を利用したい」と言ってはいるが、そもそも空き教室が出るような地域の学童が定員オーバーとなることは考え られず実体的でない。連協としては以前から定員オーバー館への対策として、増館を要望している。

●その他

・中井児童館が保育園の改修工事に伴い、一時閉鎖になる。父母会も了承済みと区から聞いている。連協としても状況を把握したいので、何かあったときにはぜひ一報をお願いしたい。
・新宿区のアスベスト対策について調べてほしい。
・西新宿子ども館に公衆電話が無く、不満の声が多くあがっている。もともとは併設のことぶき館にあったのだが移転と同時に取り外された。区に尋ねると他も取り外す方向だという。
・父母会で使用する名簿の取り扱いについての要望書は次回までに作る予定。

各学童クラブの抱える問題について意見が出され、議論が行われました。
今回の運営委員会の議論の一部は時期的な差しさわりがあるとの判断から、省略してあります。

(岡本)

2005年10月15日 運営委員会議事録

運営委員会の報告(2005年10月)
平成17年10月15日

●運動会の事前に行っておくことについて
・各館で旗ざおの有無を確認し、もし無かったら購入する必要があるのでメーリングリストでその旨伝えてください。
・各館で余った旗ざおがあったら、一昨年紛失した西新宿のものです。発見したことをメーリングリストで知らせてください。
・各館はメーリングリストや携帯電話など、雨天時の連絡をどの方法で受けるのかを申告しておいてください。

●運動会の前日(10月29日)搬入について
・バザーの品物、ビニールシート、旗ざおなどは前日(10月29日・土曜日)に搬入します。
・前日の搬入は、午後3時から5時の間に行います。
・搬入時にタクシーを使うことは可です。その場合、領収書をもらっておき、その日の内に会計の沢田さんに言って金を受け取ってください。
・タクシーの使用は行きだけです。荷物を降ろした帰りには公共機関で帰ってください。

●運動会の当日(10月30日)について
・当日は準備要員として、各館から最低1名ずつ、できれば男性のお手伝いを出してください。その方たちは朝の8時に東戸山小学校グラウンドへ集合してください。
・カードとゲームは禁止です。
・禁酒・禁煙です。
・ゴミ袋を、各人ないしは各館で持参していただき持ち帰ってください。
・東戸山小学校のグラウンドには遊具がありますが、これらは使用禁止、立ち入り禁止です。
・当日の飛び入り参加も可能です。学童クラブ関係者に限らず、近所の子供や大人にも声をかけて参加してもらってください。
・参加費は当日お支払いいただくこともできます。

●スワンベーカリーについて
・当日、障害者施設のスワンベーカリーにパンを販売してもらうよう依頼しました。しかし、これは先方の都合により中止となりました。(10/19/2005)

●競技について
・リレーなどの競技のとき、手の空いている人はラインズマンとしてグラウンドに立ってください。
・リレーは人数のやりくりによって、複数回走っていただくこともあります。
・館対抗リレーでは、参加人数の多い館は2チームに分けて出場することも可です。
・リレーの人数のやりくりで、大人の女性が男性のチームに入ることは可です。しかし、女性のチームに男性が入るのは不可です。また児童が大人のチームに入
ることは可です。
・指導員の先生が参加される館では、なるべく館対抗リレーに先生に参加してもらってください。

●バザーについて
・バザーの品物は、必ず事前に値付けをしておいてください。
・値札は陳列する面を考えて、商品の前面に貼ってください。
・運動会当日は各館から最低1名ずつバザー係を出してください。バザー係はポケットのあるエプロンをしてきてください。

●運動会が雨天だった場合について
・当日が雨天だった場合には予定を、朝の7時に各館の担当者へ連絡します。各館はメーリングリスト、携帯電話など、どの方法で連絡を受けるのかを申告しておいてください。
・雨天の場合でも東戸山小学校の体育館は使えますので、何らかの競技や団体遊びを行います。
・またバザー会場は屋根のあるピロティなので、雨天でも実施します。

●赤組と白組の組み分けについて
・当日の参加人数などを考慮の結果、以下のようになりました。この組み合わせは、大玉ころがしなどのときに重要ですので担当者はよく覚えておいてください。
・赤組(西落合、早稲田南、薬王寺、信濃町、北山伏、上落合)
・白組(戸山、高田馬場第二、中落合、北新宿第一、北新宿第二、中井、高田馬場第一、西新宿(移動しました))

●その他、三島事務局長から、次世代育成支援計画委員に関する報告と、委員会へ働く保護者の実態を伝えるための呼びかけが行われました。

(千野)

2005年9月13日 運営委員会議事録

運営委員会の報告(9月)
平成17年9月13日

● 連協大運動会(10月30日)について
・ 各父母会は次回の運営委員会(10月8日・北二)までに参加人数を集約しておく。
・ 運動会当日は開始前に各館一人ずつの準備お手伝いが必要。
・ 昨年の片づけで、西新宿の旗竿がなくなった。各館にまぎれているかもしれないので調べてほしい。
・ プログラム、その他の資料はメーリングリストで再度配布するので、必要に応じて各館でプリントする。
・ 運動会はOB参加も可能なので、声をかける。
・ 幼児でもOBでも、参加賞が必要な場合には児童(300円)として申込みする。
・ 今年の選手宣誓は、戸山と北山伏の学童児。
・ 雨が降ったら体育館で何らかの競技をする。児童はドッジボール大会、大人は別の競技など。今後引き続き検討する。
・ 今年は区レクがなくなったので、一般時も誘って参加してください。
・ 担当館は、西新宿(宝探し)、早稲田南(おやつ)、高二(参加賞)となった。

● バザー(10月30日)について
・ バザーの収益は連協の運営費となる。昨年の売上は中越地震に見舞われた地方の連協を通じて寄付された。
・ 各家庭から最低2点の商品を提供してほしい。
・ 品物は各館で値札を付けてから現地へ持ち込むこと。
・ バザー当日は各館1名以上の売り子係りを出す(エプロンを持参する)。
・ 売れ残った商品は、障害者団体へすべて寄付するので持ち帰りはない。
・ バザー商品の持ち込み作業に関しては、次回の運営委員会(10月8日・北二)で詳しく説明する。
・ 今月は各館の学童クラブに商品を集めるボックスを設置する、などの準備に専念する。これには先生とも相談が必要。
・ 食品は期限内であることを確認すれば可。アルコール飲料も可。
・ マンガ・雑誌・書籍・食器・壊れたオモチャなどは最も売れ残る商品である。
・ 各館は、売れた商品を入れて渡す紙袋を持ってくる。ただし、毎年これが大量に余ってゴミになるので、自分の館で出した商品が入るくらいとする。
・ 商品の搬入は運動会前日(10月29日)です。

● 福祉部との懇談会(9月1日)
・ フロンティアキッズは、30人定員枠のところに3人しか在籍者がいないことに驚いた。しかも区役所はここに家賃補助などの助成金を出していることにも問題があると感じた。
・ 児童家庭課は施設の改修に伴う定員の見直し、受け入れ調整と定員の厳格な適用を検討している、という言葉に注目した。
・ 新宿区の学童クラブの大きな特徴に、希望者を全員受け入れるということがある。これの実質的な方針転換と見える。
・ 学童クラブの定員オーバーが問題になっているが、実は学童クラブへの登録が多くなっただけで、一般時の来館数には変動はないのかもしれない。そうなると児童館の過密というのは実際は起こっていないのかもしれない。
・ 学童クラブ登録者数と来館者数の関連については言及はなかったが、本年度の来場者の集計表があるので比較はできる。
・ 児童家庭課は「定員オーバーというが、実際はすべての学童クラブ児が来館しているわけではない」と発言した。この考え方には違和感が大いにある。
・ 高二の定員オーバーへの対応としてフロンティアキッズをはじめたというが、高二に保護者と話をしている限りでは来年そこへ移る人はいないと思う。
・ 早稲田南も定員オーバー館だが、今年の特徴は例年に比べて利用辞退者が1名しかいないこと。見ていて過密であるとも感じない。

● 杉並学童クラブ保護者の方が運営委員会を見学に来ました。
・ 杉並区も今年から児童館の民間行身委託が始まり、選考委員科などに保護者代表が参加しました。
・ 新宿の連協は杉並と違って参加も多いし、活動も活発でうらやましく思いました、とのことです。

(千野)

2005年9月10日 福祉部子ども家庭課との懇談会の報告

福祉部子ども家庭課との懇談会の報告(2005年9月)

2005年 9月 10日
新宿区学童保育連絡協議会

日時)2005年9月1日(木) 19:00〜21:00
会場)上落合ことぶき館

1. 子ども家庭課 高橋課長挨拶
2. 学童保育連絡協議会 松永会長挨拶
3. 子ども家庭課参加職員紹介(支援係 鈴木、薬王寺児童館 富所、上落合児童館 静野)
4. 学童保育連絡協議会新役員紹介
5. 懇談、意見交換  

始業式当日の夜にも関わらず、各父母会から大勢の方が参加し、活発な話し合いがされました。
以下、要旨を報告します。(敬称略)

※子ども家庭課より配布された資料     
A「学童クラブ受入れ目安の設定について」   B「H18年度4月 利用予測数」

《要望事項》1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
定員オーバー館の急増を放置せず、増館などの具体化をしてください。
・増館・分館を視野に入れた対策の具体化を要望します。
・遊ぶ場や生活の場の確保のための具体策の検討を要望します。
*屋上があっても遊び場として活用されていない館もあるようです、調査検討してください。
*おやつを食べる場所の緊急避難としてことぶき館を活用させてもらうなど具体化と改善を館に任せるのではなく福祉部として取り組んでください。

<子ども家庭課より回答>
* 来年の利用予定者に対しアンケートを行った。H18年度4月利用予測(資料A)では定員925名に対し、1040名である。昨年4月が946名であったの をみると増加傾向である。これからもこの傾向が続く事を考えれば 定員オーバー館への何らかの対処が必要だと考えている。学校内や民間などへの支援も検討 していくが、施設規模に応じてクラブへの受入れの目安を定め、これを超える場合は 他館への調整を行うなど、在籍児童一人ひとりが安定的な放課後生活を送 れるような体制を目指したい。(資料B)
*屋上の利用について現状をみると、指導員が付き添い、利用している館もあるが、職員の体制がなく、安全上の理由から実施していない館も多い。
*ことぶき館は高齢者のための施設であり、その機能を優先しつつ、どのように利用できるのか?安全上の問題も含め、担当課(高齢者いきがい課)とも調整・調査していきたいと思う。
《要望事項》2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土曜日、学校の休日、および長期休暇中(特に夏休み)の学童クラブの開始時間を、8時15分にしてください。
・子どもたちの遊び場・居場所の充実としての児童館の充実からも、子育てと仕事の両立がしやすい環境づくりからも、土曜日、学校の休日、および長期休暇中(特に夏休み)の学童クラブの開始時間を、8時15分にしてください。

<子ども家庭課より回答>
* 以前からも要望があり、父母の方々が苦労されていることは承知している。
どのようにしていけばいいのかを検討していきたい。

《要望事項》3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
児童館・学童クラブの充実のために不可欠な、連絡先などの個人情報を得るための父母会活動への理解と協働の方法についてのマニュアル作成に協力してください。
児童館・学童クラブの充実のために不可欠な、連絡先などの個人情報を得るための父母会活動への理解と協働の方法についてのマニュアル作成に協力してください。

<子ども家庭課より回答>
* 法律、条例の範囲内であれば情報提供は可能と考えている。
父母会側でマニュアル作成の際、利用目的などを明記するなどしてくれれば協力はしていく。

質疑応答・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《要望事項》1 について
・ 受入れ定員を見て、違和感がある。児童館が広くても、学童クラブとして割り当てられているのはごく僅かである。
課)必要に応じて改修も検討している。

・机上の算出だけで決めては困る。実態をよく把握する必要があるのでは?
課)実際に足を運ぶなどはしている。これまで定員枠を超えても受入れてきたが、集団としての適正規模や安全上の事を考えると、このまま受入れ続けていいのか?という所が出発点にある。

・ 「他館へ・・」と言っても、実際は不可能なのでは?学校選択制により、児童数の地域的な偏りが既に出てきている。空き教室を利用した学童を想定しているの だろうが、そもそも空きが出るような学校は児童数が減少傾向にある。こうしたことなら実情に合わない。増え続けている地域に、具体的な対策が必要。
課)資料の数字はあくまでも予測。

・過去の実績の推移を見れば 全体としても増加の傾向は明らか。運用の見直し程度ではなく、増館が必要ではないか?
課)増館ということではこれまでも富久、また下落合にも新たな学童が増える。

・学校選択導入時から配付されるようになった”学校案内”に、学童の案内も入れてみてはどうか?
親としても、通わせたい学校と学童のバランスを考えて上で選択できる。
課)管轄が違い、調整が必要だ。来年度の分はもう配付済みなので不可能だが、検討はしてみたい。

・職員の配置は?
課)児童20人に対し指導員1名という基準で配置している。児童が増えれば その都度増員していく。

・統廃合される四谷小に学童をつくれなかったのか?
課)検討はしたが、色々な事を考え合わせた結果不可能だった。すでに設計ができており、
これからの変更も難しい。

・四谷の説明会の段階で、保護者として何度も要望したが無理だった。逆に、四谷第四の跡地は利用できないのか?
課)主に地域住民が利用する施設になるので、区がそこを使えるのかどうかが不明。
話し合いはできるだろうが。

・選択制で、児童数に偏りができている現状は続くだろうし、何らかの受け皿は必要。新たな場所の確保が困難なら、学校の教室を空けさせてでも、施設を確保するくらいしてもよいのでは?
課)管轄が違うなど、難しいこともあり・・・

・内部では違っても、こちらから見れば同じ”新宿区”という認識だ。
・地域調整は 大人の考えでやって欲しくない。子どもも子どもたちなりの社会を持っている。
ぜひ集中している地域に対する抜本的な対策を。生活の場であることを考えるべき。
同じ建物内に元保育園だったフロアがあるのに、使えない。
空いている施設をもっと有効に利用できないのか?
課)(そのクラブでは)現状で受入れ可能の範囲内と考えているので、利用は考えていない。

・困ってから動くのでは遅いので、ゆとりを持って計画すべき。
・空き部屋や施設が目の前にあるにも拘らず使えないのでは利用者としては納得がいかない。
西新宿では 現に児童館が移転したためにできたスペースを保育園が利用している。なぜ、学童ではできないのか?
課)施設によっても違うが、児童館内でのスペース配分の見直しで対応できるところもある。
薬王寺は改修できる余裕がある。

・㎡だけではなく、使い勝手など実情を考えてほしい。定員オーバーでもやむなし、としてもせめて居心地が良くなる工夫をすべき。「検討します」ではなく、具体策は?

・学校内学童を2校増やすという計画が出ているが、これが統廃合がらみで空いた教室を利用するのではないのか?もともと児童数が減少傾向にある地域に増やすなら意味がない。
課)意味の無い投資はしない。

・今、現状をどうしていくのか?高田馬場第2については 具体的な対策を示してほしい。
課)この地域にはこの春から、フロンティアキッズ早稲田という民間の学童をつくった。
料金も区立と遜色ない額に見直したが、定員30名に対し、利用登録者数は3名となっている。
募集時期の遅れなどが原因と考えている。

・せっかくつくっても、何の解決になっていないのが非常に残念。こんな状態で来年度の運営は可能なのか?
課)この夏はセミナーなどのイベントを行うなど、利用者獲得の工夫はしているらしい。
が、運営はかなり厳しいと思われる。

・私は実際に説明会に行ったが、始まって数分で「行かせない」と決めた。業者の話を聞いていて不安を感じた。なぜ、フロンティアキッズに子どもたちが行かないのか、考えたことはあるか?
課)逆に「なぜ、こんなに受け入れられないのか?」を伺いたい。

・ 募集時期や値段云々が原因と考えているなら違う。新しいクラブでは無く、定員オーバーでも行かせたくなるような質が、高2では保たれているからだ。しかも それは指導員の経験と努力でギリギリ保たれているもの。このような現状にもかかわらず、区がフロンティアを高2の代わりになると認識し、つくったのなら間 違っていると思う。
・この地域に学校内学童や新たな民間学童はできないのか?
課)空き教室が無く、無理と判断。また新たな学童も考えていない。

・現にフロンティアが高2の解決になっていない現状を考えれば 早急に次の策を講じるべき。

・定員を設けることにより、受け入れてもらえない子はどうなるのか?問題を感じる。
・新宿区は”待機児童をつくらない”ということでやってきたはず。
課)これ以上増えれば 質は保たれないと考える。

《要望事項》2 について
・団体利用で早朝受入れを父母のボランティアで実施した。(西落合)が、これも限界だと思う。今年は何とかなっても来年の保証は無い。具体的な回答を。職員の勤務時間をずらすなど、工夫はできないのか?
課)単に勤務時間をずらすというわけにはいかない。特殊勤務手当てが発生するため、条例改正など
大きなハードルがある。お金が絡むので、議会にかけても通る可能性は低いだろう。

・せめて、新1年生のヤマである夏休みだけでもどうにかできないのか?
課)父母が苦労していることも承知しているので、できることは無いのかを考えたい。
実際に行っている館からでも。

・実際に行っていない館でも、ニーズはある。体制が整わず”やりたくてもできない”という現実を聞けばむしろそちらのほうが事態は深刻かもしれない。

・民営化を経験した立場から言うと、親の要望ばかりが前に出るのはどうかな、と思う。親ができることをやり、区にも努力してもらい、お互いががんばることがいいのでは?
あまりにも要望が強いと「じゃ、民間で」となり、安易に民営化を進めてしまうことにもなりかねない。

・振替休日にも、長期休業中と同様に8:45受入れをして欲しい。
課)平成16年4月より、希望により全館が実施しているはず。再周知したい。

(岡本)

2005年7月15日 運営委員会議事録

運営委員会の報告(2005年7月)
平成17年7月15日

7月9日(土)、雨降りのなか西落合ことぶき館にて7月の運営委員会が行われました。今回のテーマは先週行われた「東京の学童保育研究集会」の反省について、定員オーバー館について、夏休みのキャンプについての3点です。

● 都研究集会の反省・感想
7 月3日(日)に戸山高校で行われた「東京の学童保育研究集会」は、全体会417名、分科会を含めて549名と多くの参加者を集め、新宿区だけでも139 名と、十分な成果をもって終わりました。その1週間後に行われた今回の運営委員会では、各父母会で参加者からの感想や反省の声を募り、その報告が行われま した。
都研集会に関しては都連協から詳細なレポートが後日発行されます。

・中嶋実行委員長(上落合)からの感想
庄井先生の記念講演を聞いていて子供に早く会いたくなった。子供への感謝の気持ちを持つことを教えられた。また、来年の世田谷で行われる都研集会にも参加したいと思った。みなさんにも参加してほしいと思います。
高二の太鼓クラブは、小さい子も大きな子も力を合わせて演奏しており、大きな子は小さな子に気を使いながら活動している姿を見て、児童館にクラブ活動があることの大事さをあらためて感じた。

・分科会について
新 宿区からは「さまざまな運営形態の学童保育」「児童館を語ろう」「夜間学童保育から見える新宿の子どもたちと子育て」「空き地にあった大切な子どもの世 界、今は学童保育に」の4つの分科会に参加しました。そのうち「夜間学童保育から見える…」「空き地にあった大切な…」の2つは新宿区が企画運営を担当し ました。

・分科会「さまざまな運営形態の学童保育」
主に足立区の状況から報告があったのだが、保育の質を大事にしようという連協の理念と、話が噛み合わなくていらいらした。「住区センターの環境が悪くて学童クラブを利用しない人もいる」との話を聞いたことがある。
足立区には87の学童クラブがあり数は多いが、中には非常勤のみで運営されている館もある。時給790円の非常勤職員で運営されている館を指導員が巡回して管理しているという。
分 科会の話とは別だが、全児童対策が導入された豊島区の学童クラブでは、おやつが5時過ぎにならないと出てこない。また、その内容はクッキー1枚、キャン ディ、カップゼリーと量が少なく、こどもたちの間では「お腹がすいたら水を飲んで我慢しろ」が合言葉になっているという。

・分科会「児童館を語ろう」
信濃町児童館の沖先生が新宿区からの報告として主に四谷地域の活動について報告した。四谷の「とことん遊ぼう会」についての話を詳しく報告した。

・特別分科会「夜間学童保育から見える新宿の子どもたちと子育て」
ほとんど満員になっていた。議論が盛り上がったところで時間切れになってしまった。
参 加して他区の報告を聞くと、6時までの延長がようやく始まったばかりのところが多くて、新宿区の状況が他区と比べてまだ恵まれていることがわかった。再来 年から下落合で保育園と学童クラブを始める、省我会の藤森先生が一参加者として発言してくれた。おかげで議論に対立軸ができて有意義な議論になった。

・特別分科会「空き地にあった大切な子どもの世界、今は学童保育に」
集団遊びとこどもたちの成長が密接に関連していること、指導員というものがプロフェッショナルであることがよくわかった。
汗まみれになったこどもが楽しそうにしている姿があった。そして、こんな先生が新宿にいてよかった、とあらためて感じた。
野球やサッカーのルールを理解する以前に、伝承遊びを通じて遊びのルールを体得することが重要である、という視点は勉強になった。

・全体を通じて
全体会が終わった後、どの分科会に行けばいいのか戸惑った。分科会に関する説明を全体会の最後にしたらどうか。
託児が楽しくてこどもが帰りたがらなかった。本当は午前中で帰ろうと思っていたが、こどもが帰りたがらなかったので分科会にも参加することになった。
他区の状況がよくわかった。新宿区の状況は確かに恵まれているが、この現状が昔から何もせずに与えられたものではなく、これから何もしないでも継続するものと思ってはならない、これを維持する努力、さらに良くなるような働きかけがなくてはならないと思った。
行政が学童クラブを合理化する手段として、まず保育園の父母会を解体することだと聞いたことがある。保育園に父母会がなくなれば、他区ではどうなのかとの疑問もわかなくなり、保育園後の保護者は学童クラブに父母会が必要とも思わなくなる。
「連絡協議会」という名称が堅苦しくて他の保護者から敬遠されるのではないかと思う。これをやわらかいものにする努力が必要なのではないか。
都研集会とその準備活動を通じて、新宿区として今大事なことだと思っている「保育の質」というものをアピールできたと思う。同様の会を新宿区だけでも実施できるのではないかと考えている。

● 定員オーバー館への対応について
新宿区の学童クラブでは定員オーバー館が多くなっています。高二の40名オーバーをはじめ、北山伏24名、早南17名、北新宿17名、百人町15名、信濃町11名(いずれも超過数)と、合計22館中11館で定員オーバーしています。
大人数の児童と大人数の先生とでは関係がつくりにくくなり、スペースを確保し先生の数を増やせばいいということではない、と言われています。

(高二)おやつを一緒に食べるスペースがない。学童クラブ室が過密なので落ち着いて本を読むことが出来ない。100名の集団を先生が把握することが出来ないようだ。スペースがあればすむという問題ではないように思う。
(北山伏)お昼ご飯を食べる時間をずらして対応している。指導員の人数が足りなくて外遊びができない。屋上や公園で遊ばせてほしいと先生に頼んでも、安全が確保できないとして断られてしまう。
(薬王寺)児童館が過密なので行きたくないという子もいた。屋上遊びも断られた。

● キャンプの報告
(薬王寺)60〜80人(20〜26世帯)の参加。こどもたちはすでに仲良しだが、大人同士が仲良くなれる機会としてやってよかったと思っている。
(信濃町)17世帯60名の参加。民宿からバスのお迎えあり。父母会から7000円の補助がある。
(高二)現役50名、OB50名の参加。15年間続いているイベントである。レッドアロー号で行く。駅からはマイクロバスでお迎えがある。
(北二)45人くらいでグリーンヒル八ヶ岳へ行く。高速バスでそこから送迎バスがある。

● 9月の要望書について
新宿区こども家庭課との懇談会が9月1日に行われます。これに合わせて連協としての要望書を提出する予定ですが、今回の要望書では「定員オーバー館への対応」「個人情報保護法を踏まえた父母会への名簿の提供」について記載する予定です。

● 次回の運営委員会について
次回の運営委員会は9月10日(土)に上落合ことぶき館にて行われます。主なテーマは運動会についてです。運動会係のご出席をお待ちしています。

(千野)