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運営委員会の議事録です。

2007年10月13日 運営委員会議事録

運営委員会(2007年10月)

2007/10/13
18:00〜20:00
薬王寺児童館

司会:岡本さん(せいが)、川端さん
出席:保護者32名
託児 13名

☆議題

1全国研のお知らせ 
都連協 光武様
2連協大運動会について
3その他連絡事項

☆今後の予定

11/4 連協大運動会
11/10,11 全国研
12/8 運営委員会 @西新宿

1全国研のお知らせ 
都連協 光武様

・11月10日、11日の全国学童保育研究集会は、全国から学童に子どもを預ける父母や学童指導員をはじめとする多くの人が参加して、学童に関して、また子どもに関して、昨今の子どもをとりまく状況に関して話し合われる盛大な研究会である
・10日には国技館にて全体会が行われ、約6000人が集まると予想。全体会では松崎運之助さんの記念講演あり。松崎さんは、元・夜間中学の教師で、山田洋次監督の映画「学校」のモデルの一人。今は退職されて、講演会等で活躍中。大変良い話しが聞けると思う
・東京で全国研究集会が催されるのは15年ぶり。子どもを学童に預けている間にこのような機会があることはまれ。新宿区も後援。ふるって参加を

・参加費用は3500円。連協が負担。1日だけの参加でも、2日ともの参加でも同金額。2日目の弁当代も連協負担
・ご自身の参加はもちろん、指導員や父母仲間にも声をかけ、参加を募ってほしい
・参加することで、親として子どもをおもう気持ちはみな同じだと感じ、学童を大事にする気持ちも伝わることと思う。何らかの得るものがあるはず

2運動会について
川端さん

・連協の運動会は、自分たちですべて行うもの。一般の小学校の運動会とちがい、大人も参加し、大人も子どもも一緒に楽しむのが連協の運動会。したがってみなさんの協力が必要不可欠
・服装、靴は自由。土のグランドなので汚れてもよいもの、動きやすいものが望ましい
・運動会当日は、車での来場は禁止。自転車は正門前に50台ほどとめられるスペースがあるのでよいが、近隣のかたはご遠慮いただきたい

〈運動会当日の流れ〉

・8:15までに、各館から1人以上、テント設営や道具出しのために集まること
・力仕事が主なので男性が望ましいが、男性の都合がつかない場合は女性でも可。男女ともに都合がつかなければ、撤収作業をしていただくのみでもかまわない
・9:00〜開会式 11:45〜昼休み(昼食、バザー)15:00〜閉会式
・昼休み時に、会計、館対抗リレーのメンバー表提出
・詳細はプログラムにある通り。プログラムは当日、各館に1部渡すが、事前に連協HPに掲載するので、そちらを参照していただいてもよい
・閉会式後、撤収作業にうつる。グランドの整備や道具の片づけなど、できるだけ多くの人に手伝っていただきたい

〈雨天の場合〉

・当日の運動会の有無は、6:00に役員が集合し、運動会の有無を決め、メーリングリストにて連絡
・雨天の場合、運動場での運動会は中止とするが、体育館でのミニ運動会(競技内容は未定)とバザーは行う
・運動会が有る時と同様の時刻(設営者は8:15までに集合、ミニ運動会は9:00より開始)とし、午前中に競技をすませ、昼食をとり、バザーをして閉会とする

〈各館の当日の持ち物〉

・各館のゼッケン、のぼりばた、旗竿(各館にあるはず)
・救急箱やブルーシート(各館ごとに席を確保するために)、参加人数分のビニール袋(バザーの靴入れ)も用意したほうがよい
※旗竿がない館(西新宿、高二)は、せいがで新しくのぼりばた、旗竿一式つくるので、  同様のものを購入することとする

〈担当係(各館)について〉

・各競技の際、整列指示などの担当者を各館より出すこと。後日どの館がどの競技の係となるか決め、プログラムに掲載(HP参照)
・係は、基本的に、大人が4,5人参加の館からは1名、大人30人参加の館からは4,5人係をを出していただくかたちになる
・昨年の反省点として、各係がいつどこに集まるのか不明、また係がだれだか分からないという点があげられた。係の人だと分かるように帽子やたすきなどを用意して目印にするよう改善予定
・綿密な計画のもとに行うものではないため、時間場所は流動的で、担当も当日急な変更があるかもしれないが、アナウンスにしたがえばさほど混乱することはないかと思う

〈競技について〉

・館対抗リレーの選手は、小1女子、男子・小2女子、男子・小3女子、男子・OB女子、男子・保護者女性3名、男性3名の14名。昼休み時にメンバー表提出
・ リレーは、下のものが上に入るのはかまわないが、逆はだめ。たとえば小1男子に小1女子が入るのはよい、小3男子に小2男子が入るのはよい。OBとは、小 4,5,6年児のこと。中高生はせいぜい1名まで。人数がそろわない館は他館と連合チームをつくる。多数の館からは選手をほかに回してもらう可能性あり
・当日、運動会をよりよいものにするため、ボール遊びは禁止。ボールの持ち込みも×

○袋詰め担当館
「参加賞」、「おやつですよ」、「宝さがし」の商品の購入、袋詰め、搬入(バザー品と同様前日までに)を比較的大人数の学童クラブの抽選により以下の学童クラブに決定

・参加賞 200円前後文房具など @300 高田馬場第一学童クラブ
・おやつですよ 100円までの菓子 @100 上落合学童クラブ
※パン食い競争のようにぶら下がっている菓子を幼児がとる競技なので、洗濯ばさみでぶらさげられるようにする
・宝探し 100円まで  @100  せいが学童クラブ
※中身がみえないような袋に入れる

〈申し込みについて〉

・申し込み金は、当日昼休みに精算する。事前に確認した人数より増えてもかまわない
・学童児、OB(小4,5,6)は300円(100円保険料+参加賞代)。未就学児は保険料のみの100円だが、参加賞が欲しければ学童児で申し込むこと。ただし幼児は幼児競技「おやつですよ」でお菓子がもらえる。大人(中学生以上)は300円

〈組決め〉

運動会ということで、便宜的に赤組、白組を決めることにする

○紅組
早稲田南、西落合、中落合、せいが、信濃町、高二、北山伏
○白組
北二、上落合、中井、戸山、西新宿、北一、高一、薬王寺 〈順不同)

〈バザーについて〉

・バザーは、昼休みに、11:45から販売開始
・子ども用と大人用、時間を分けて販売する
・バザーで売れ残ったものは、状態がよくないものは処分。よいものはNPOなど他のバザーにまわす

○バザー品について
・バザー品は、各館で事前に集め、それぞれ値札をつけ、前日まで各館で保管。前日所定の時間、場所に搬入
・衣類は新品、または新品同様品
・食料品は、生ものは×。菓子類や缶詰、瓶詰め類はよいが、賞味期限を確認する
・壊れた人形やおもちゃ、破れた本は×
・子どもにとって危険なもの、害を及ぼすようなもの(たとえば薬品など)は×
・台所用品はよい
・細かいものは透明のビニール袋に入れる
・値札をそれぞれの商品につけること。値札シールや値札カードをつけたり、紙に書いたものをテープで貼り付けるなど
・値付けのための基本料金の資料を参考にする
・あまり高額な値段は控えること。今までの最高でもブランド品の服1000円
・ぬいぐるみなどは、段ボール箱にまとめて入れて「すべて100円」などとするのも可
・洋服はビニール袋に入れても入れなくてもどちらでも可。並べるときは袋に入れたほうがやりやすい。洋服の場合も同金額のものは段ボール1箱にまとめていれておいてもよい

○バザー品搬入について
・バザー品の搬入は前日11月3日牛込一中正門15:00〜17:00
・各館で車を手配。タクシーの場合、行きの料金は連協が負担。帰りは各自清算。行きの分のタクシー代の領収書が必要
・ 牛込一中の地図は申込書にある通り。搬入口の正門前は道路幅が狭く、軽自動車なら正門口までつけることができるが、一般車の場合は正門前までつけるのは困 難。またUターンできないためバックで戻ることになる。正門から20メートルぐらい手前でクルマをとめ、そこから運び入れることになるため、運転手+α人 で搬入するのが望ましい

○バザー係について
・バザー係を各館1〜2名手配。父母どちらでもかまわない。バザー係は、商品を並べる、販売、片づけが主な仕事
・バザー係はエプロン持参
・バザー係集合のアナウンスを午前中(遅くとも11:00)にするので、それを合図に集まり、商品を並べる作業にとりかかる。その後、バザー販売開始(11:45〜)となるため、食事をあらかじめとっておく。またバザー中は子どもの面倒をみてもらうよう依頼しておく

○バザーに行く際の注意点
・バザーで商品を購入したい子どもが、お昼もそこそこにして早めに並んでしまうケースが毎年多々ある。こちらからもアナウンスするが、お昼をしっかり食べてからバザーに行くように子どもにはよく言い聞かせておくこと
・バザーは体育館で行うため、ビニール袋など靴入れ袋を持参すること。脱ぎ捨ては×。各館で参加人数分のビニール袋(靴入れ用)を用意するのが望ましい
・バーゲン品は、10円単位のものが多いので、子どもには10円玉を中心に小銭をもたせること。200〜300円ぐらい10円玉でもたせるとよいのでは

3その他連絡事項

○薬王寺父母会長より、
・ 耐震工事が来月より入る。説明会があったが、不備なものであった。学童室は全面改修となり、工作室など数教室のみつかえるだけとなる。安全確保に不備がな いか、災害時の非難ルートがしっかりしているかなど説明はなし。工事期間をできるだけ集約したいという意向が感じられ、子どもの安全性についてはまったく 考慮をしていないようである。こちらが安全に関して促すようにしなければいけないことを強く感じた
・児童館機能は廃止となるが、ことぶき館と学童 クラブは継続する方針。工事期間の4ヶ月間、学童児は危険の中で過ごすことになる。児童館の職員を他の児童館等に移動させることもあるときいた。安全対策 が不安な現状が予想されるためぜひ児童館の職員も学童クラブに置いてほしいと希望
・工事車両がはいるが、それが学童への通学時間帯と重なる可能性があるため、自衛策をたてなければいけないと感じている
・11月に工事過程詳細説明書を出すというが、安全性に対してもう少し具体案を出してほしいと思う。今後耐震工事がはいる館は児童の安全確保についてとくに働きかけをしたほうがよいであろう
・最初地域住民に対する説明会があり、それだけでは分からないというので学童児の保護者向けに説明会が再度行われた。しかしその説明会も1週間前に連絡があり、集まりが大変悪いものであった。すべて後手後手にまわっているという印象を受けた

・ 早稲田南町でも、保育園とことぶき館に耐震工事がはいり、学童クラブはレイアウトをかえ、アスベスト対策をする工事が1週間ほどあった。その際の説明会 も、また聞くところによるとほかの館についても、説明会では工事の過程説明のみであり、安全に関しては一切なかったように記憶している。父母や地域住民が 知りたいのは工事の説明ではない。安全に関することなど本当に知りたいことはこちらから積極的に声をあげていかないとだめだと感じている
・以前、新宿区ではないが、ある保育園で、しきり1枚を通して隣には保育園児がいるというのにアスベスト排除工事をしており、問題になったことがあった。おかしいな、と思ったら声を上げるべきである

○放課後子ども事業について
・放課後子ども事業の試みがモデル校で今年度から始まっている。区は5年後すべての小学校に導入する方針で動いている。空き教室がすべての学校にあるとは限らず、授業時間や場所の関係で、空き教室を移動しながら放課後子ども事業を進めているところもある
・ 来年4月から本格実施に踏み切るが、放課後こども事業に関する計画、運営が学校の先生やPTAなど内々で構成されているため、一般には知られておらず、意 見を言うことができない状況である。連協の役員の岡本さんが放課後子ども事業に関連する議会に参加しているため、もしこの事業に関して不明点、不安点、ま た聞きたいことがあれば、ぜひ連協のメーリングリストに意見を述べてほしい
・来年4月、現在のモデル校以外にも、近くに児童館がない小学校、あっても人数があふれているという小学校数校で、放課後こども事業が行われる予定である
・放課後こども事業は、1校について年間1000万円程度の予算。この金額で3人ほどの管理者を設けることが厳しいことは目に見えている。区としては地域のボランティアをたよりにしていたようだが、思ったほど集まっていないというのが現状である
・今モデル校として事業をしているところをみると、「学校という囲まれた環境のなかで、子どもが遊んでいるという感じ」だそう

☆今後の予定

・11月は、運動会と全国研があるため、運営委員会は行わないこととする
・次回の運営委員会は12月8日西新宿学童クラブにて。運動会の反省会をするが、それまでに運動会の運営等に対して気付いた点があればメーリングリストに意見を。それをまとめてレジメとして、12月には紹介したい。みなさんのご意見を参考にし、来年に活かしたいと思う

(報告:村山)

2007年9月8日 運営委員会議事録

連協運営委員会の報告
2007年09月08日
時間:18:00~20:30
場所:中落合ことぶき館
司会:鈴木さん(早稲田南)
出席:保護者36名(託児要員2名)

<議題>
1連協大運動会について
2新宿区基本構想素案、第一次実行計画について
3福祉部子ども家庭課との懇談会について
4その他報告
・ 各館から
・ 次世代育成協議会
・ 放課後子どもひろば運営委員会

<今後の予定>
●福祉部子ども家庭課との懇談会
09月21日(金)19:00〜@信濃町ことぶき館2階会議室
●次回の運営委員会
10月13日(土)18:00〜@薬王寺ことぶき館
●連協大運動会
11月04日(日)@牛込第1中学校
(バザー用品搬入は11月03日(土)15:00〜17:00)
1連協大運動会について
<運動会>
・ 運動会の流れについて説明、申込み用紙配布。
(連協HP参照URL)http://shinjuku-renkyo.seesaa.net/
・ 参加予定人数は次回の運営委員会までに報告する。(記念品等の準備があるため)
・ 旗、ゼッケン、シート等備品チェックを忘れずに。耐震工事が入り、倉庫が閉められてしまう可能性もあり、予め学童や児童館と確認しておくことが必要。バザー用品と一緒に前日搬入、保管OK。
・ 担当、係、組などは次回の運営委員会で決める。
・ 「参加してよかった」と毎年好評の大運動会。皆で参加し、作っていく会なのでご家族、お友達、指導員もお誘いのうえご参加を。
<バザー>
・ 注意事項、値付けの目安等については連協HPの資料参照。
・ 各館で日程を決め、収集と値付け作業をする。
・ 搬入は前日の11月03日15:00〜17:00現地にて。搬入に際しタクシーを使用する場合は往路のみ連協が負担する。
・ 食品は賞味期限内のもの。衣類は新品同様のきれいなもの。余った物品は福祉団体等に寄贈するが状態が悪いものは廃棄することになるので、各館である程度選別していただきたい。
・ バザー担当:杉田さん(西落合)
<新たな試み—学童入所希望者への声かけ>
・ 来年度学童に入所を希望している親子へ運動会のお誘いをする。
・ 昨年度から学校説明会で学童についての説明が始まったが、まだまだ周知されていない実態がある。また、知っていても様子がわからず戸惑う親子も少なくない。保護者の側から、学童を知ってもらう活動のひとつとしたい。
・ 参加費については役員会にて。
→来年度入所希望する子どもで、予め申込みがあった場合、参加費は連協が負担することになった。(すでに学童に通っている弟妹は除外)
・ 詳細については後日連協MLにて改めてお知らせする。

2新宿区基本構想素案、第一次実行計画について
新宿区がおおむね20年後の「めざすまちの姿」を想定して作った基本構想や理念を作成した。同時に、今後5年間の実行計画も出ている。2つの冊子は希望者に配布されるが、新宿区HPでも閲覧できる。区内各地域で説明会、懇談会が行われ、パブリックコメントも募集している。
新宿区HP)http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/shingikai/pub_com/jisshi.html
9月21日の福祉部子ども家庭課との懇談会で詳細の説明がある。
学童に関わる部分は下記の箇所なので、目を通していただきたい。
決定されたものではないので、懇談会または他の方法でもぜひ意見を上げていただきたい。
<新宿区基本構想素案>
P32(11)、P33(11-1)、P36(11-2)、P39(11-3)
<新宿区第1次実行計画>
P24
(122120)子どもの居場所づくりの充実
(122121)放課後子どもひろばの充実
(122122)学童クラブの充実
P25
(122210)地域における子育て支援サービスの充実
(122211)子ども家庭支援センターの拡充
P26
(122212)一時保育の充実
(122213)ひろば型一時保育の充実
P103
(2211021)児童館における指定管理者制度の活用
P105
(2211070)児童館、ことぶき館用務業務の見直し
P110
(2221010)施設の機能移転
(2221011)児童館の機能移転
P112
(2222010)信濃町児童館等の整備と機能転換
P116
(2222080)大久保児童館等のあり方検討
P117
(2222110)高田馬場3丁目地区の施設活用
(2222111)(仮称)高田馬場第1シニア活動館の整備
P122
(2222180)西落合児童館の整備と西落合ことぶき館の活用

3福祉部子ども家庭課との懇談会について
新宿区基本構想素案、第一次実行計画についての説明に加え、これまでに上がっている要望や意見などをまとめ、予め連協から要望書を渡す。また当日その場での質疑も可能。担当課と直接懇談できる機会なので、ぜひ出席いただきたい。
意見)
・ 委託が進んでいるのは全体として公務員が削減されている影響が大きいと思う。国レベルでの動きを考えると新宿区だけでは中々動かせないだろう。また限られ た財政の中での配分しなければならないのも理解できる。ただし、その皺寄せは学童でいうなら働いている指導員にきている。ここをなんとかしないと、安心し て子どもは預けられない。

4その他報告
・信濃町の民間業務委託について説明会が行われた。出席者数名と少なく残念に思ったが、そ もそも「民間業務委託」に対する認識が薄い。これまでどのようなことが行われてきたのか?計画から現在までの委託事業について改めて検証していきたいと思 う。委託館や経験者の方はぜひご意見を上げていただきたい。
<次世代育成協議会>
・区と直接話せる貴重な場であり、様々な意見も出されている。決定事項ではないものもあるため、議事の内容について全ては報告できないが、できるだけお知らせしていきたい。
<放課後子どもひろば運営委員会>
・ 来年度実施予定校の最終選考があった。当初委員会での説明で区側は「予算の9割を区が賄うこの事業を広げることはかなり高いハードル」としていたが、今回 の実行計画で5年以内に全校実施となった。上層部の判断で予算が急に付いたとのこと。短い間に情勢が変わることもあるのだと、正直驚いた。ただし、実施モ デル校の中でも利用児童数はかなり偏りがあり、また施設面のことを考えると一律に広げていくことが良いのかは疑問だ。
以上
(報告:岡本)

2007年7月8日 都研集会報告

第5-D分科会「待機児問題と大規模学童保育」

世話人:関谷 麻智子(板橋・指導員)
司会:流目 妙織(板橋・保護者)
記録:松永 聡美(新宿・保護者)
会場:三島 知彦(新宿・保護者)

参加者:33名(保護者23名・指導員10名)

第5−D分科会では年々増え続ける都内の学童クラブ利用希望者に対して後手に回る行政施策の結果、引き起こされた「待機児童」と「大規模学童保育の実態」 について、指導員・保護者それぞれの経験からレポートをいただき、参加されたみなさんからの切実な声とも絡めながら、「学童クラブ」のあるべき姿を求め て、活発な意見・質疑の交換がなされました。都内ワースト1の待機児童を抱える板橋区、100人規模のクラブを複数抱える新宿区をはじめ、練馬・目黒・文 京・豊島・江東・清瀬・三多摩 等と広くご参加いただき、多くの保護者とともに区の指導員、委託の指導員も一緒に交流することができました。
子どもたちを真ん中において、指導員と保護者が手をつなぎ、成長の場としての学童保育をより充実するためにできることは何なのか? 改めて考える機会をつくってくれた分科会となりました。

●「先生、満員電車の中で息が吸えないよ!」-大規模館の現実 

45人定員に70名の子どもたち。板橋区では余裕の空間が無いなかで、指導員も子どもたちもお互いが大声をはりあげる(怒鳴る)ことでコミュニケーション をとり、トイレすらも遊び場と化し、その一方で小さないざこざは絶えず、グループ化やその支配関係による遊び生まれ、公園で事故が起きても指導員を呼びに 来ない…など、子どもたちの安全性や精神面の安定が守れない生活が繰り返されました。そんな生活から上記のような言葉が子どもの口から発せられたのです。 また、障がいを持つお子さんも、「満員電車」の生活のなかで落ち着きを奪われ、長期欠席がつづきました。
100人規模となっていた新宿区の大規模館でも、明らかにマナー・ルールを守れなくなった子どもも現れ、学校生活にも影響が出てくるなかで、「学童の子とは遊ばせない」といった心ない噂に悲しい思いをすることも。緊急時の電話連絡網もままなりません。
参加者のひとりでOGとなったお嬢さんからは「自分は大規模の学童が嫌いになり、行きたくなくなった、妹は少人数の学童で楽しく過ごした」という思いも聞かれました。
「指導員の先生が、自分の気持ちをわかってくれなかったことで、くやしかったし、傷ついた。」これは、大人への不信感であり、一人一人の子に寄り添うとはどういうことなのかを警告しています。そして、大規模になればなるほどおこりやすくなることなのです。
「わたしのことはだれがみてくれるの?」-待機児童の現実 
そんな状況のなかで、それぞれの保護者・指導員が立ち上がり、板橋区では受け入れ人数の是正・増館を求める行動が父母を中心に熱心に進展しました。
それでも次年度の待機がきまったお子さんは「わたしのことはだれがみてくれるの?」と不安を訴え、学童を2週間もお休みする事態に。
3年生になったときに、「待機」となったお子さんのお母様からは、「母を見送るさびしそうな眼」を思うにつけ、胸が詰まる、といった切実なお話もあり、長 い夏休み、暑さのなかで一人お留守番をしていたお子さんの不安、お留守番させてしまうお母様の切なさは身につまされました。学童のかわりに塾に通わせる選 択をせざるを得ないといった現実も。

●各区行政側の温度差に違いが

○待機と大規模の狭間に立つ板橋区
父母会の 力を結集し署名・陳情で行動、連協と連携し、児童課と受託業者に働きかけ、「夏休みのスポット利用の人数拡大」「60→90の定員拡大」を実現したクラブ では、「待機なし」にホッと一息ついたものの、受託業者の職員配置等問題もあり、指導員は子どもたちの「遊び相手」となってしまう。遊びの和に加われなく なった子どもに気持ちをむけてあげる余裕もなくなっていた。
学校の空き教室に増設要請したところ「全児童対策」にとってかわられてしまったということも。

○「待機許さず」の原則に立つ新宿区
90〜100人規模のクラブが林立するなかで、「子どもを野に放つことはNG」と継続して待機児童を出さないよう要請してきた。学校の空き教室を貸しても らって、分室づくりにとりくむ。ここでの壁は「教育委員会」。福祉部と教育委員会の壁を突き崩すため、連協とともに教育委員会にも直談判。陳情・署名も重 ね、約半年で分室開設にこぎつけた。

上記の2例から「行政の温度差」についても展開があった。

・江東区では「待機ゼロ」を区自らが提案している
・新宿区では女性区長で自らも学童に子育てを担ってもらった経験をもつ。現区長の思いも手伝った感もあるのでは。トップの意識の持ち方は大きい。
・全児童対策を急激に推し進めた豊島区。学校内に建てた施設に109人というところも。児童館も減少。学童クラブの良さが失われつつあることに危惧を感じる。
・入所基準を厳しく設けている目黒区。「入る権利を与えない不公平」がある。
区には何を言っても伝わらないという無力感さえ。
適正基準のクラブをモデルケースにして、その重要性を検証してほしい。
・待機になった家庭に「(利用しにくい)子育てサポートを使って」「夏休みのスポットは拡大したから2学期からは我慢して」といったニュアンスが伝わり、陳情先の区議からは「本当に必要なのか?」と問われたり。子どもを頭数でしかみていない行政には残念。
・「学校の40人は着席した40人、学童の40人は動く40人」、これを理解しない行政に歯がゆさを感じる。
・23区外では増設はかなり厳しい状況。もっと「国」レベルで適正配置に補助がほしい。

●職員と保護者のプラスの力で

いずれの解決策も「増館・増設」「職員の適性配置」がカギとなることは多くの参加者が感じるところでした。さらに中身の伴わない待機ゼロであってはいけない(世話人)、と。
それらの実現に向けて、やはり大きな役割を果たすのは、日々子どもたちと接する指導員と保護者のリレーションシップ。父母会の行動力。そして保護者は指導 員を「こどもの時間管理者」としないことが、厳しい条件下で保育の質を維持することにつながり、そこから「親も含めて居場所を得る子どもの毎日の安心」へ 向かうことも。
子どもの視点に立って「全児童の施行方法も、待機がもたらす弊害も、大規模館の現状もそれぞれに把握し、それぞれの居場所を整理 し、指導員と保護者が力を合わせて行政に伝え続ける」(増館を果たした文京区)ことで一歩ずつ改善の道筋が付けられていくと確認しあい、分科会を終了しま した。
世話人さんの「90人から45人の学童へ異動して、一人ひとりの様子がよくわかるようになった、パニックも起きない、甘えたいときに甘え させてあげられる、大規模では見えにくかった子どものよいところが見える」——この発言が印象に残りました。そんな学童が東京に一つでも増えることを祈り つつ……。

さいごに、板橋区の小山内さん、岩佐さん、新宿区の飯野さん、貴重なレポートありがとうございました。

(松永)

2007年6月17日 総会議事録

第30回総会報告

2007年6月17日
時間: 13:00〜16:00
場所:新宿区立牛込仲之小学校 多目的ホール
出席者:15父母会、保護者50名(託児要員8名託児利用児童、幼児38名)
司会:鈴木(早稲田南)
第1部<総会>

1.開会挨拶(片岡:新宿区学童保育連絡協議会会長)
今 回は第31回総会。30年を超えひとつの節目をむかえたように思う。今年度の新宿区の学童在籍児童は約1200名となり、毎年1割ずつ増えてきている。子 どもたちが安心して過ごしていけるよう、これからも努力していきたい。また今回「放課後こどもひろば」が始まり、連協からも委員を出している。学童保育の 大切さを認識し、意見していきたいと思う。

2.来賓挨拶
(光武さん:東京都学童保育連絡協議会会長)
23区内では様々な形態の学童保育がでてきている。品川は「学童」という言葉すらなくなり「すまいるスクール」に変わってしまった。待機児は200名を超えている区もあるが、新宿区は受入れさせていることは評価できるし、がんばっていると思う。
ただし大規模化についてはきちんと見てもらえないなど、様々な問題も報告されている。また新宿でも始まった放課後子ども事業についても全国的にも広がる傾向を見せており、動向について注目していきたい。全国連協発行の書籍もあるので参考にしていただきたい。
7月の都研集会、11月の全国集会が開催される。身近な話題ばかりなので、気軽に参加を。

(大澤さん:新宿区学童保育連絡協議会OB会会長)
学童OBの保護者で活動している。様々な行事の手伝いをメインに、現役の方々のサポートしている。どなたでも参加できるので、卒館したら一緒に支えていただきたい。

3.各父母会挨拶
北新宿第2、北新宿第一、北山伏、高田馬場第1、西新宿、中井、薬王寺、高田馬場第2、信濃町、早稲田南、中落合、西落合、上落合
(新規加入)
新宿せいが学童クラブ父母会
(その他:オブザーブ参加)
中町

*出席父母会過半数を超え、総会成立

4.2006年度活動概要(岩崎)
(P-4参照)

5.次世代育成支援計画策定協議会からの報告(三島)
(別紙資料を配布)
新 宿区民が安心して子どもを生み育てることができ、子どもが心身ともに健やかに育つ環境を整備するとともに、青少年の健全な成長を支える地域社会を実現する ために必要な施策の総合的かつ効果的な推進を図るために、新宿区次世代育成協議会を設置した。区長の附属機関で、次のような役割を果たす。ア)次世代育成 施策に関する重要な事項について協議する。イ)次世代育成施策の推進を図るために必要な事項について、区長及び区内の関係行政機関に対し、意見を述べるこ とができる。
区長が委嘱または任命する42人の委員で構成され、委員の任期は2年。平成17、18年の任期終了。
(主張した点)
・ 区は様々な運営方法を学童クラブ児童館の運営方法を導入されてきた。民間業務委託が始まって数年たつが、最初に約束された学童の質が守られていない。民間 委託の館では、1年したらほとんどの指導員が辞めてしまうようなことが続いている。これでは、質以前ではないか。子どもたちが安心して過ごせる安定した運 営をのぞむ。→区長はこのことを知らされていなかったようで、そんなことがあるとすれば大変に問題と発言。→失敗ととらえ、今年度からの民間委託は学童ク ラブ指導業務のみに変えた。
・子どもたちのまわりには、親・小学校・学童クラブがあるが、問題に対して連携して対応することはまだまだ不十分だ。特に小学校の地域のかかわりへの積極性がほしい。
・国全体の政策が必要なことではあるが、子育て世代の父親たちの働き方を本気で見直すことを新宿区から発信してほしい。
いくつかは、部会のまとめの中に入れてもらえた。どう実現されていくかは、見守りが必要。あと2年委員をさせてもらい、報告する。

6.放課後子どもひろば事業運営委員会からの報告(岡本)
(別紙資料を配布)
区の依頼により、4月から学童保護者代表として参加することに。メンバーは福祉部、教育委員会、教育財団、PTA,民生委員などで、会議は月1回。
来 月からモデル6校で実施される新規事業。福祉部と教育委員会の連携で行われ、運営は新宿区教育財団に委託される。学童のような預かりの場ではなく、あくま でも学校施設を利用した「遊び場」の提供。各校に管理責任、学習支援、遊び支援の担当者が派遣される。その他ボランティアも募集中。地域事情に合わせ、開 設時間や内容が決められる。
登録児童数は概ね7割程度で、子ども達は楽しんでいる様子。各校に連絡会が設置され、今後はアンケートなどを通じ保護者の意見徴収が行われる。
今年度の評価を踏まえ、来年度以降拡大される予定だが、どの程度の規模になるかは予算の9割を区が負担しているということを考えると不透明である。11月の予算要求までには決定される。

7.民間業務委託の報告(直井)
この春から西落合の学童指導業務が株式会社プロケアに委託された。今のところ、問題点も、誉めてあげたいところも混在している。区の方針が民間委託にあることは変わりないので、他所のこととは思わずぜひ関心を持ち続けてほしい。

8.2006年度決算報告(澤田)
(P-5参照)
*拍手承認

9.2007年度新役員紹介
(P-3以降参照)
*拍手承認

11.2007年度活動方針(千野)
(P-7以降参照)
今年度予定している新たな取り組み
① 各父母会のサポート
子育てや父母会活動の経験を生かし、支えあえる活動をサポートしたい。メーリングリストの立ち上げなどの対応も可。
② 都連協研究集会への参加
7月の運営委員会に代えて予定。参加費、弁当・託児費用は連協で負担するので、各父母会で積極的にお誘いいただきたい。6月末までに参加人数の報告を。当日参加もOK。新宿区の受付に立ち寄るよう案内していただきたい。
③ 拡大役員会の開催
不定期で開かれている連協の役員会。事務的なことだけでなく、子育ての悩みなど日頃思っていることを気軽に話している。多くの皆さんに参加していただきたい。

11.メーリングリストとウェブサイト(千野)
(P-11参照)

12.東京都研究集会、全国集会について
7月8日(日)9:30〜16:00練馬区立光が丘第3中にて
(裏表紙または連協HPを参照)
http://shinjuku-renkyo.seesaa.net/article/94263989.html
参加費、弁当代、託児費は連協が負担するので、今月末までには申込みしていただきたい。
7月は運営委員会の代わりなので、各父母会で声かけをお願いしたい。
当日参加もOK。新宿区受付にて申し出る。

13.新宿せいが学童クラブの挨拶(岡本)
(P-7参照)
・H19年4月開設の社会福祉法人省我会が運営する民間学童クラブ。下落合保育園の民営化と同時に併設された。約40名の児童の3分の2は中落合から入所した児童。新たに父母会を設立。始まったばかりの学童なので様々な課題もあるが、支えあえる会にしていきたい。

14.2007年度予算案(澤田)
(P-5参照)
*拍手承認

15.連協大運動会について(澤田)
(詳細は連協HP参照)
11月4日(日)@牛込第二中学校校庭(雨天は体育館)
・ 準備から協力して、みんなでつくる運動会なので、積極的なお手伝いをお願いしたい。
・ 参加費大人、小学生¥300、幼児¥100(保険代を含む)
・ 前日3日は準備、バザー用品、荷物搬入
・ バザー用品はぜひ「これなら使ってもらえる」というようなものをお願いしたい。
・ 搬入時、車の手配がつかない場合は往路のみタクシー代は連協が負担する。
・ 9月、10月の運営委員会は運動会実行委員会も兼ねているので、係の方は出席を。

第2部<フリーディスカッション>

「小P連より」
・ 子どもひろばについて。会長は全29校に広げていきたいという意向があるようだ。要望があったとしても、現実は空き教室も無く実施が難しい学校もある。
・ 夏休み短縮について。議題にすら上がっておらず、教育委員会に対して特に疑問も無いようだ。

「卒館したら?」「送迎してる?」
・ 3年生女子。卒館後、どのような生活をさせたらいいのか?女の子だからなのか、不安が大きい。居場所として塾や習い事ばかりもどうかと思っている。皆さんはどのようにされているのか?
・ 5年生女子。やはり同じように迷い、当事の学童指導員に相談した。「お母さん自身が子どもから離れる、また子どもにとっては自立するチャンスと捉えて」と アドバイスされた。卒館後しばらくは塾に行かせたが、結局お友達と自由に遊ぶことができなくなるため、やめてしまった。学童にいるとできなかった一般の子 と遊びを楽しみにしていたらしく、塾があることで機会が奪われたのが嫌だったみたいだ。
・ 鍵の紛失や不審者への不安は?
・ いざやらせてみると、自分で工夫して何とか乗り越えていた。子どもは自分で考えて行動できるようになるものだなあ、と思った。
・ 鍵をなくすこともあったが、公園めぐりを楽しんだりして子どもなりに生活している。少なくとも玄関で泣いているということはない。
・ 鍵の開けっ放しは日常茶飯事。約束事として厳しく守らせているのは「大人がいない家にあがらない、あがらせない」こと。
・ 女の子だからなのか?料理に興味を持っていたので、火を使わせないように再三注意した。
・ 帰り道の商店に顔を覚えてもらった。見かけると声をかけてくれるし、安心。コンビニでは人も入れ替わるが、昔ながらの商店はお勧め。
・ 現役時代も送迎していなかったので、あまり変わらなかった。
・ 送迎するか、しないかは地域差もあるのだと思う。信濃町の場合はほとんど人通りもなく、1年生のときはお迎えが必須だった。
・ 徐々に一人帰りの練習をさせた。
・ 3年生のとき、訓練機関を設けた。習い事に行く日は学童をお休みし、学校→自宅→習い事→自宅で過ごした。失敗もあったが、子どもは学んだようだった。「大人のいない家にあがらない、あがらせない」は必須。
・ 大学生の長女が学童に行っている頃はお迎え自体の発想がなかった。保育園が終わったら一人で行って帰ってくる、が当たり前。鍵は持たせず、大家さんにお願いしている。
・ 最近の不審者情報は?
・ 「写真を撮らせて」と言われた、「アイス買ってあげる」と言われた、腕をつかまれた、「車に乗っていかない」と声をかけられた、見せられる、写真を撮られるなど
・ 「死ね」とさけぶ老人に怯えていたので児童館に報告すると、ことぶき館を利用している地域の老人だという。対応が難しいと言われた。
・ 約束した帰路を外れた際「見せられた」家との中間だったため、すぐに学童に戻った。関係各機関に報告がされ、迅速に対応がなされた。
・ 大人がいる家にあがる、ということはできてもうちはほとんどの場合それができない。相手のおうちの負担になるのでは?と心配。
・ 休みの日に来てもらったり、遊びに連れて行ってあげたりすることもある。いつもありがとうと感謝し、おつきあいしている。

「携帯電話は?」
・ 1年生から持たせている。緊急の連絡の際には必要と感じている。
・ 公衆電話がめったになく、子どもが電話したくてもできない状況で必要性を感じた。
・ 位置ナビにひかれて購入。学校ではあえて尋ねればNGだろうが、黙認されている。マナーモードにし、ランドセルに忍ばせている。学校では絶対に開けないよう言い聞かせているが、今のところ守っている様子。

「お弁当」
・ レトルトパーティーとは?
・ 家から持参するレトルト(カレー、牛丼など)を暖めてもらい、ご飯にかけて食べる。
・ パウチタイプの袋にマジックで記名する。
・ 仕出し弁当実施日について、現在は終業式、始業式など学校からの荷物が多いと思われる日にスポットをあてて実施しているが、これまでは試行錯誤があった。 毎日のように設定したら、全ての日に○をつけてきた保護者がいて、さすがに子どもが悲しそうだった。親が楽をすることばかりでは駄目。
・ 父母会としてやるにはただの「サービス」とならないように工夫が大切。係を持ち回りにしたりして、顔の見えるような活動に。
・ 当たり前のサービスにならないよう、毎年アンケートを実施して来年度についてどうするかを決めている。みんなで協力していく、と言うことを再確認する。
・ 保護者会を集金日としている。この日に入金できないとお弁当は自動的にキャンセルとした。希望する児童の名前を書いたシールをお弁当屋さんに渡し、張ってもらっている。返金は個人でお店とやり取りしてもらう。それでも一人の方がやるには負担が大きい。
・ 今は協力的だが、お弁当を始めた頃は職員の反応は様々だった。全てこちらで手配するとはいえ、受け取りや配布はお願いすることになり、手を煩わすことには変わりない。親の手抜きを押し付けられた、という風に思われないよう、普段からよく話をしておくことが大切。
以上
(岡本)

2007年6月17日 総会様子レポート

新役員の村山さんが総会をレポートしてくれました。総会や託児がどんな様子なのかを分かっていただくのに最適だと思います。参加しなかった方も、これから参加する方もぜひご覧になってください。


2007年6月17日(日)、晴天に恵まれたこの日、新宿区立牛込仲之小学校4階の多目的ホールに各学童クラブの父母会の代表が集まり、午後1時から4時にわたり、第31回新宿区学童保育連絡協議会の総会がおこなわれました。その様子をリポートしたいと思います。

13時よりはじまりました。開会の挨拶、そして来賓、連協OBの方々からの言葉が続きます。常連さんもいれば、新しい顔もちらほら。はじめての参加のかたは緊張気味のよう・・・。

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出 席者は50名。男性の参加も多いのです。各父母会からの挨拶では、「みなさんの意見をきいて勉強したい」「情報を交換してよりより学校生活、学童生活を」 「学童民営化でどうなるのか心配」「これまで子どもが学童でお世話になったのでその恩返しとして」・・・などさまざまな抱負を語られました。

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同じ新宿区内にいても、なかなか他の小学校には来ることはありません。他の小学校の施設をみるのも参考になるもの。会がおこなわれた多目的スペースの窓からみた外側の景色です。眼下に木々の緑があふれ、清々しいですね。

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次 世代育成支援計画策定協議会からの報告をしました。連協は新宿区からの要請で、この協議会へ委員を派遣しています。ここでは学童クラブ保護者の意見を伝 え、そして次世代育成支援に関するさまざまなサービスを議論しているのだそうです。こどもたちの置かれた環境をよりよくするためにどうすべきか。指示する 行政側に専門家を置くべき、学校と学童をつなぐコーディネイターが必要・・・など連協では考えています。

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今 年度の連協の活動方針、新たな取り組みを事務局長が述べます。連協があってよかったと思ってもらえるように各父母会を盛り上げたいというのが、今年度の願 い。連協のメーリングリストでは、毎月の運営委員会の報告、及び議事録を配布し、出席していない方でもどんな内容がとりあげられたか、どんな意見がでたか が分かるようになっているんですよ。これは4年分のバックナンバーがあります。

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第2部は、フリーディスカッション。本日の議題は「卒館後の過ごし方」「おむかえはどうする?」「携帯電話は是か非か」「長期休暇のお弁当はどうしている」などでした。活発に意見が酌み交わされ、話題がどんどん広がり、時間はあっという間に時間が過ぎました。

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本 日の託児数は1才から小学校高学年まであわせて38名。託児経験のある子ども好きの大学生からベテラン主婦、保育園の臨時パートをしている方など安心して まかせられます。ちなみに毎月の連協運営委員会でも託児があります。幼児は、牛込仲之小にある図書室の和室スペースで過ごし、就学児は歩いて数分のところ にある薬王寺児童館で過ごしました。

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男 の子も、女の子もみんな元気、元気。ボール遊びをしたり、ウレタンの積み木で遊んだり、広い遊技場をところかまわず駆けめぐっています。大学生のお兄さ ん、お姉さんが最初から最後まで一緒に駆けめぐり、子どもたちも満足の表情です。おやつもでて、水分の補給にも気を配っています。

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静かな図書館の一角にある和室スペースでは、お絵かきをしたり、ゆったり過ごせます。あらあら、安心してぐっすり眠っているお子さんもいますね〜。

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ママから離れるのが不安な小さなお子様だって大丈夫です。だっこしたり、身近で遊ばせながら、みなさんの話しをきいたり、意見交換をすることもできます。役員はみな子ども好き。もし泣いたり、ぐずったりしたらすぐに駆けつけますよ。

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予定通り16時に総会はお開きとなりました。参加者で椅子やテーブルを片づけたあとのホールの様子です。総会終了後も各父母会同士で今後のことを話しあったり、別の父母会のかたから話しを聞いたり、また子どものことについて相談したり・・・といった姿がみられました。

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今年の新宿区連協は、「各父母会の力になりたい」をテーマに1年間活動していきます。
本 日も、長期休暇に父母会主導でお弁当宅配に取り組みたいという父母会が、すでにこのようなシステムを取り入れている父母会からの話しに聞き入っていまし た。働いている、そして学童児童がいる(もしくはいた)という共通項をもつ方々の話しは身近であり、大変参考になるものばかりです。ある発言に、目からウ ロコということもあれば、子どもの立場にたってもっと考えなければ・・・ということだってあるでしょう。ほぼ毎月連絡協議会は、新宿区内の児童館等でおこ なっております。ぜひ1度足をお運びいただき、活気とパワーを感じ取り、育児&育自の参考にしていただければ、と思います。

(レポート:村山)