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2006年2月4日 運営委員会議事録

連協運営委員会の報告
2006年2月4日

時間:18:00〜20:10
場所:高田馬場第一ことぶき館

議題)

1 利用調整をめぐっての動き、高二父母会への説明会報告(配布資料参照)
2 私たちが大事にしたい学童クラブ・児童館の質についての意見交換、交流会の開催について
>>3月11日( 土 )14:00〜16:30予定(場所は近日中に決定)
3 生活塾の普及促進に関わる実証実験の実施についての説明会(配布資料参照)
4 その他
>>馬場一学童クラブの移転、民営化計画に関する説明会
>>2月19日( 土 )10:30〜 馬場一児童館にて(当該保護者以外の参加も可)

意見)

1 利用調整をめぐっての動き、高二父母会への説明会報告

・ここまでいくとは予想もしなかった展開で、私たちが大事にしようとした思いが当面ではありますが受け入れられた。最近には無かった画期的な出来事である。皆さんと一緒に振り返り、成果を確認し合いたい。

−高二父母会より報告(配布資料参照)−
・「利用調整を止める」とは言っていないが、「待機は出さない」と明言している。これは連協と頑張ってきた成果である。

<保護者からの意見抜粋>
・「待機児は出さない」としているのだから、相談会は不要ではないか?
区)今年度の対象は9名いるが、話だけはさせてもらう。それでも高二に希望するなら受け入れる。戸二小の児童には学校内のクラブへ行って欲しい。
・戸二小の子でも高二の近くに住んでいる場合は受け入れてくれるのか?
区)教育委員会にこれだけ言ったのだから、できるだけ行ってもらいたい。
・もっと柔軟に対応して欲しい。
区)できれば平日は戸二へ、人数の少ない土曜は高二に行って欲しいと考えている。
・長期休暇の場合、開館時間までの待機場所は?高二の場合は子どもが遊ぶスペースがあるが、戸二は道路に面しているので待機する場が無い。
区)学校側との話もあり未定。
・学年調整枠の撤廃についてはこれからも言っていくべき。
・戸二小は来年の4月以降は校庭開放も含めての民間業務委託になるという。
・WFKは代替にならないと言っているのに、同じく児童館併設ではない民営の省我会については中落合の調整先となっている。
・内容がわからないと何とも比較のしようがないと思う。先日の説明会でも意見を伝え、省我会の資料も配ると聞いていたが配布されていない。
・“緊急対策”という言い方が気になる。子どもたちが翻弄されないか?来年度以降も継続していくのか?が不安。
・転居などで、これから申請する人たちへの影響が心配される。安易に調整されたりしないよう、区からも情報を提供するようにお願いした。
・高二をはじめ、各父母会や連協が要望書、陳情書などを出しがんばった成果だ。
・連協がきちんとがんばったことが大きいと思う。昔は3年生になるとやめるということがあった。一種の調整の手段として利用されていたという経緯があり、これではいけないと連協が動いた。連協の歴史的な運動の成果の蓄積が今に繋がっている。
・“区長と話そう”では学童の保護者を始め、安心と安全が様々な人から語られた。それと待機児を出すということの矛盾。保育園では“待機児ゼロ”を方針とする、一方で学童では“待機児を出す”という矛盾。様々な矛盾が広がった。
・ WFKの件を取り繕いたいというのがあったと感じる。しかし保護者たちが感情的にならず、冷静に正攻法でやっていった事が良かった。戸二小に新たな施設をつくらせたというのは大きい。WFKには議員自身も視察に行っており、保護者と同じような感覚を持っていた。
・学年調整枠の撤廃についてもきちんとやらせていく。
・高二だけでなく、他にも飛び火する可能性があったことは議員を動かすきっかけになったのだと思う。
・薬王寺は改修されないまま、定員だけが30名も増えている。要望書についての回答は未だきていない。放置して置けない問題はまだまだある。地域の実情を拾いながらこれからも様々な要望をしていく必要がある。
・省我会の学童が中落合の代替になるのか?は不明。サービスだけでなく、内容が知りたい。意見を出しながら作っていく必要があると感じる。
・そもそも子どもが「行きたい」というかどうか?も不安。
・「できない」と言いつつ、区がやる気になればほんの1ヶ月で事が決まっていくことが今回わかった。
・今月号のアエラに学童の特集がある。高二も取材を受けたが載らずに残念だが、それを差し引いても参考になる記事があるのでご購読を。
・アエラにも『区長がやる気になれば学童の充実が図れる。』と書いてある。そのとおりだと思う。
・様々なかたちで声を上げていくことが大切。
・区議会が動いてくれたのが大きかった。閉会中でも審議されたが、提出された陳情書が正式に審議されるのはこれから。利用調整の撤廃
・やはり役所は上にいかないと動かないものだと実感した。WFKへの対策は何もないのか?
・民間に対しての補助を増やすなどして、条件を揃えてやることは考えていないのか?
・民間に補助を増やすという方向になっていくのはどうか?やはり公設できちっとやっていくべきだと思う。
・区が自信もって勧めるわりには民間に対してのフォローが全くなされていないのはおかしい。
・今回の件についての説明は他館ではあったのか?
・早稲田南、中落合は文書が配布されたのみ。職員は個別に説明に応じてくれたが、区による説明会は無い。

2 私たちが大事にしたい学童クラブ・児童館の質についての意見交換、交流会の開催について

・3月の運営委員会当初の予定通り行わない。

下記の様な趣旨の会を開催したい。
今 回は福祉部も皆さんの行動で姿勢を変えたが、学童クラブの大事な部分がきちんとしていない為に思いつきのような政策を出してくるのだと思う。今後も学童ク ラブの入所希望は増え続けるだろう。いい加減な器だけの施設にさせないためにも、連協から「このような学童クラブを大事にしたい、作って欲しい」と提案し ていく事が大事である。幸い新宿にはきちんとした姿勢で学童クラブ事業に取り組んでいる社会福祉法人もある。
エイビイシイの片野園長、省我会の藤森園長、新宿区の指導員と連協からも思いを述べてもらい、そのあと交流会をする予定。
場所は未定だが、小学校かことぶき館などを考えている。

3/18(土)14:00〜16:30の予定
連協担当役員だけでなく、父母会、保育園保護者など広く呼びかけていただきたい。

3 生活塾の普及促進に関わる実証実験の実施についての説明会(配布資料参照)

・今年の3月から別紙の様な生活塾実証実験を2ヶ月間実施する。主な対象は学童クラブ児童となることが考えられる。詳細を知らせたいので説明会を実施させて欲しいと、福祉部子ども家庭課子ども家庭相談係から依頼がきた。日時と場所を指定して返事したいと思う。
・長期休業中の早朝利用は現在父母会のボランティアで補っているが、不公平感から父母からの不満の声もある。それならお金を出しても頼みたいとも思うが・・。
・年度初めには利用を希望する声もあったが「父母の持ち回りで」ということを言うと一斉に引いてしまうという事があった。お金を出しても利用したいという人はいるだろう。
・この文面からでは不明な点もあり、詳細を聞いてみたいと思う。
・あくまでも実験的ということなので、日程については連協に一任していただき、決まり次第報告する。

4 その他

・個人情報保護法に絡んで、名簿の取扱いをめぐっては今年度始めに問題が持ち上がった。来年度はスムーズに行われるよう、連協として区ときちんと話しておくことが必要。
・「お別れ会」について。父母会との共催、子どものみ、親子で、など様々。
・父母会費の使途についても意見をする人が多くなって来ている。
・馬場一の民営化について。父母会でアンケートを実施した。説明会には保育園保護者も参加予定。その他誰でも参加できるのでぜひ来館を。
・ 学童保育の今後に関わる大切なことでもあり、ぜひ連協からも参加したい。

以上

(岡本)

2006年1月14日 運営委員会議事録

連協運営委員会の報告
2006年 1月14日
場所:西新宿こども館
時間:18:00〜20:10

議題)
利用調整をめぐっての動き
1 連協として提出した要望書への回答報告
2 朝日新聞発行アエラの取材報告(1月23日発売予定)
3 区議会健康福祉委員会での高2父母会からの陳情書の審議報告
4 入所基準の変更も含めた調整について各館で話された事、意見など。
5 個人情報保護法関連の意見交換
6 その他
7 次回の運営委員会
2月4日(土)18:00〜 高田馬場第1学童クラブ(またはことぶき館)にて
(通常第2土曜ですが、情勢を考え来月は第1土曜としました。)

意見)
1 連協として提出した要望書への回答報告
・ 11月末に提出した要望書への答えが1月5日付けに来た。
(※区の回答読み上げ)
・ 要望は受けるが、調整は続けるという内容で区長名、印入りで回答された。
・ 早稲田南父母会としての要望書への回答も来た。同じような内容である。
・ これで終わりという事ではないので、やり取りは続く事になる。
・ 上落合からも提出している。詳細は不明。
・ 1月末に利用予定者の数が上がってくるので、その後の対応となるだろう。中落合などは実質、調整先が無いという現実。
・ 高2の要望書への回答も同じようなものだった。これまでとはあまり変わらず、「待機児が出ないように調整する」という内容に終始し、撤回という言葉は無かった。

2 朝日新聞発行アエラの取材報告
・ 知人の紹介でアエラから連絡があり、学童の特集記事で話を伺いたいとのこと。先週金曜(1/6)に取材を受けた。高2の父母も参加。
・ 記者が全国の自治体を調べた結果を聞くと、全体の流れとして同じようなことがおきているという。
・ 事件続きのこの時世に逆行するような施策を聞き、記者自身も非常に共感してくれた。
・ 1月23日に発売される。多くの取材をしており、今回の件がどの程度取り上げられるかは不明とのことだが、私たちの主張に沿っているようなら区長らに送付する事も考えている。
・ 子ども家庭課にもインタビューするとのことだった。
・ 事件が続いている世の中で、待機児を出すというのはおかしい。
・ このようなことがあって、学童の関連の記事にも目がいくようになった。結構、注目されていると感じた。
・ アエラ送付もいいが、同時に連協として(区議会の)委員会や福祉部長に懇談を申し込む、などの動きも必要だ。
・ 保護者たちに「待機児が出たら必ず連卿に報告を」を徹底する。

3 区議会福祉健康委員会での高2父母会からの陳情書の審議報告
(※議事メモ読み上げ)
・ 他の議題もある中、1時間程度の時間を割いて議論された。
・ 参考として、父母から出された意見も添付した。
・ 高2では個人面談の際に「来年度は入れるのか?」ということに集中してしまっているという。

4 入所基準の変更も含めた調整について各館で話されたこと、意見など。
・ 各館に説明済み、との課長の発言があったが、早稲田南では利用申請の説明はあったが「今年から利用調整をする」という説明はされていない。
・ 新1年生として申請書をとりに言ったら、書いてある事をさらっと説明された。区の言う”説明した”とはこのことか?と思う。新1年生は事情がわからないので、質問が出ないのではないかと思われる。
・ 特に説明が無い。(複数の館)
・ 「来年度のことで」と指導員に尋ねたら「うちは大丈夫ですよ」と言われた。
・ 多すぎるということでは分散する必要は感じているが、利用者の納得を得て欲しい。
・ 子どもの通う学童があまりにも遠いので、近くにできたらいいと思う。
・ 調整対象館にはなっていないが、今後を考えると利用が増加する傾向がある。四谷小内に学童をと何回も言ったが聞き入れられなかった。区は「地域の人も利用できる」を目指しているようだが、それなら跡地の学校にしてほしかった。
・ 年末にアンケートを実施した。その声も合わせて区への要望書を提出しようと準備している。
・ 統廃合により、学校は減り、学区域は大きくなっているという状況がある。
・ 今回の”WFKにどうしても送り込みたい”とやり方をみると”マンションの1室での学童を成功させたい””成功させて気軽に次々と作りたい”という区側の意図がみえる。
・ 区長を囲む会に出席した。利用調整の話を尋ねると区長が「落合地区では無い。別の地域の話である。」などと言われた。館長なども対象館では無いことから、あまり緊迫感がないようだ。
・ 対岸の火事と思っていたら大間違い。そのうちに降りかかってくることだ。
・ 対象館では無いが、父母は関心を持ってくれた。
・ 恵まれた環境にあるためか、問題を知らない父母もいる。
・ 移転前がかなりのオーバー館だったので、高2の状況は想像できる。対岸の火事だとは思えない。
・ 中落合では対象館でもあるので、父母全員に説明文を配布し、声を上げていくように要請した。区長へのはがきを出してくれている。
・ 薬王寺の”受入目安”が何故か100名に。驚いた。出席率も良く、一般の子も多数きているのでいくらなんでも無理な数字だ。どうやら館内に使用されていない部屋があるらしく、それが根拠と考えられる。要望書提出も準備中である。
・ 1番問題なのは出席率。在籍者有利で、新入生不利というのが問題。去年の9月から12月までをカウントするということを12月の時点で言われた。塾などに通わせている親は出席率にとても不安を覚えている。
・ 新1年生が不利になるというポイント制についてはどう説明されたのか?
・ 議会でも、様々な場面でも質問したが子ども家庭課は一切答えていない。
・ 出席率自体もあいまいな点が多いと聞いた。病欠の場合は出席扱いになるが、親からの申し出がないと欠席のままとなる。
・ これまでは高学年になるにしたがってマイナスになっていたのに、1年生が不利になるというのは非常に問題。
・ 低学年のほうが調整されるということが結果的に起こる。
・ 相談日について。クラブでも区でも相談を受けるというが、子どものことを全く知らない区に相談するより、よく知るクラブに相談に行くように勧めようと考えている。
・ 22年間待機児を出さなかったが、それを文書化したものが存在していなかった。この際、きちんと交わしたほうがいいのでは?条例を改定してもらう必要もあるかもしれない。
・ 昔は自営業や祖父母がいると入所できないという状況であった。
・ 福祉部長の発言に「今までに考えていなかった事を含め考えたい」とある。何かしら動きがあるかもしれない。連協として自信を持ってやってほしい。
・ 早稲田フロンティアキッズクラブ(以下WFK)に見学に行ってきた。
広さは100平方メートルくらいで、新目白通り沿いのビル内のワンルーム。
運営会社であるフューチャーフロンティアの副社長が対応してくれた。
>先生は2名(常勤1名、非常勤1名)プラス学生のボランティアが入る事がある。
>今は17時で全員が帰宅する。
>夜間学童は利用もニーズも無いことがわかり、来年度からは行わないこととした。
>学童クラブを運営して、子どもの変化を目の当たりにし、難しさを感じたという。
>WFKとしては定員30名となっているが、20名が最適と考えている。
>少人数ならではの学童を作って行きたい。
>高2から仕方なく来るのではなく、納得して選んで欲しい。
>区内の学童との交流が全く無く、区からの情報もほとんど無い。
>イベントなどがあれば声を掛けて頂きたい。参考にしたい。
>高2、利用調整の件は聞いていなかった。
>区の認可を受けている以上、苦しくても続けていく覚悟である。
・ ということで、訪問して初めてわかったこともあり、行って良かった。
・ 少人数ならではの保育を大切にという思いは伝わった。
・ 様々な”違い”をメリットとし、親子のニーズが合致すれば利用するのも良いだろうが、児童館併設のクラブとは全く違うので”高2の代替施設”とはなり得ない。
・ 区内の指導員が頻繁に受けている研修についても知らされておらず、区は都合のいいときだけ利用して、あまりにもひどいと思った。
・ 「待機児が出るかもしれない」と言えば少しは流れると区側は安易に考えていたのではないか?と思われる。

5 個人情報保護法関連の意見交換
・ 法の施行に合わせて学校などでの混乱はあるか?
・ 学童の父母会でも年度当初に混乱があったので、きちんとしていきたい。

6 その他何かあれば
・ 高1の建替え、移転について
近隣の中学校も合併に伴い移転の予定だが、非常に遠い場所であり問題。
こうした箱だけしか考えず、通えるかどうかなどが考慮されない区のやり方に不満。
・築35年の現施設を建替えと同時に保育園単独の施設とし、児童館、学童クラブは”こども館”として戸3小内に移転するという。
・ 子ども同士のつながりや、お年寄りとの触れ合いがあり町としての機能を途絶えさせてしまうことにもなる。
・ 高1の父母会では今回の件に関し、地域協議会に出席する予定である。
・ 地図上の考えだけでことを進めようとしている。
・ 信濃町の建物も築40年近く、耐震性が心配との声が出ている。
・ 今後の動きとしては 福祉部長や区長と直接話せるようにしたい。また区議会の委員会で発言できるように求めていく。
・ 2月中旬から利用相談が始まるが、何かあればぜひ報告を。        

(岡本)

2005年12月10日 運営委員会議事録

連協運営委員会の報告(2005年12月10日)

場所:高田馬場第2ことぶき館
時間:18:00~20:30

議題)

1 今回の急な定員オーバー館への受け入れ調整に関わる流れの説明
2 一番のターゲットにされている高2からの報告、父母会の様子など
3 質疑応答、意見交換、各館での受け止め方
4 連協としての今後の行動
5 児童館部会と連協役員の懇談会
12/16(金) 19:00〜 高田馬場第2ことぶき館
6 各館より
7 都研修会報告集寵愛作業
12/17(土) 13:00~ 本駒込北会館3階
8 1月の運営委員会
1月14日(土) 18:00~ 西新宿こども館

意見)

1 今回の急な定員オーバー館への受け入れ調整に関わる流れの説明

・ 来年度の学童利用者見込みは約900名から1000名へと増えているが、学校選択性制の影響により、アンバランスが出ている。大規模校への集中により定員 オーバー館が増えている。連協としても放置するわけにもいかず問題視していたが、具体的な解決策がなされず、やむなく受け入れ(定員を超えての)をさせて きた。
8月に連協として増館をとの要望書を提出した。戸塚市場跡地や学校の空き教室など既存の区の所有地を活用すべき。
区は早稲田フロンティアキッズ(以下WFK)で対処したと考えている。要望書提出直後の9月の懇談会では「無い」としていた戸山小の学校内学童が突如明らかに。そして12月には今回の高2の件。
・急遽、陳情書を議会に提出した。

(陳情書要旨を説明)

・早稲田南も要望書を提出している。
・ 陳情書は12/6に福祉健康委員会で審議された。陳情書、高2の説明会議事録が各議員に配布されていた。議員より「保護者の逼迫した心情が伝わる」との意 見あり。結果は継続審議となったが、委員長名で「今後も保護者を含め議論し、議会に報告する事」という趣旨のコメントがついた。
・区は「利用調整は条例にも定められており、これまでもやってきた」としているが、過去20年は保護者とも十分相談してやってきたのに、来年度から方針転換。
・児童館併設の学童の良さを知らない新1年生を中心に誘導される危険がある。

2 一番のターゲットにされている高2からの報告、父母会の様子など

・ 連協に入っていて本当に良かったと思った。今回の件に驚いている。説明会に参加したが「もう決まっている」という言い方だった。ポイント制云々についても 説明されたが、みんなが行けないという事ならだめ。他の利用調整館では説明会すら行わないのをみると、WFK対策としか思えない。
・「とにかくWFKに行ってほしい」の一点張りだった。子どもが戸二小に通っているが、教室は余っている。どうにかならないのか?校長からOKが出なかったとも聞いたが。
・WFKに誘導しているように感じた。
・WFKの問題点は何か?
・それぞれの判断はあるだろうが、”30名定員に5名しか通っていない”という事実はあるだろう。
・そもそも区が今年2月に募集をかけ、4月から運営させるという無理なスタートだった。しかも応募してきたのは1社のみだった。

3 質疑応答、意見交換、各館での受け止め方

・安心して預けられる所が1番なので、今回の件は心外である。親が良いと判断した所に通わせるのがなによりだ。
・問題が複雑ではあるが、話を聞いて徐々にわかってきた。議会やマスコミに対しても働きかけを行ってはどうか?
・定員割れの館なので実感は無いが、学童クラブという名を付けているにしてはあまりにも違いすぎる。
・かなり切迫している。もうすでに「新1年生は抽選かもしれない」という話まで出ている。
・うちの館もここ3年くらいは増え続けている。近隣の小学校は選択性の影響で抽選となっている。
・WFKが他館と同額だったらどうか?
・中身が問題であり、状況は変わらないだろう。
・5名しかいないのでは運営すら難しい。
・話を聞いていて、今回の件はWFKを潰さない為の策かな、と思ってしまった。
・自分の所は今は何とかなっているが、下の子のときはどうなるか。特定の民間事業者への誘導があるとしたら問題。
・友人が(系列の)施設を一次利用しているが特に問題ないと聞いてる。しかしそれと学童として利用するのは違う。
・同じフューチャーフロンティアが経営する河田町の施設のことだと思うが、託児や塾という要素が大きい。利用料も月10万円くらいかかるという。
・WFKのようなところを 区が「学童です」というところが問題。
・WFKにいくにあたり、(経済的になど)必要におうじて補助はしてくれるのか?
・個々に対応する、と聞いている。
・「民に出来る事は民に」という国の流れを 区が押し通していると思う。
・四谷に学童をと何度も要請したのに聞き入れられなかった。区民の利益に繋がるようにしてほしいがそうはなっていない。すぐ隣の千代田区は6年生まで学童に通う事ができる。越境している人もいる。
・区は何で子どもたちにお金をかけてくれないのだろうと、憤りを感じる。公務員を増やしてもやってほしい。他区と比べて、やっていない気がする。
・学童の設置は児童法でも定められた当然の権利である。
・定員、受け入れ目安の数字も根拠が知りたい。
・学校の空きスペースを使わせないというのはどういうことか?民営化への布石としか思えない。
・ 保護者も対案を示し、理論的に説明してあげてはどうか?WFKに関していえば高2の対策にはなっていないのだということを説明する。利用料を同額にし、6 年生まで遊びに来られるでやっと同じ。また変えられないのであれば区がその違いを保護者に十分説明すべき。感情論ではなく、理論的に。
・選択性で学区外の小学校に通っているので、遠くに通う大変さはよくわかる。
・千代田区では 児童館併設タイプとそうではない学童の施設の違いに対し、区が補助を出している。通常4000円のところ、併設ではない学童に対し半額が出るという。
・「WFKを成功させるしかない」ということが全て、というのが許せない。6年になる息子は今も児童館に通い、時々学童にも顔を出す。WFKを対策だと言い張る区が許せない。子どものことを考えていない。事業計画と予算ばかりをみている。
・委員会で「高2は多すぎて緊急連絡すらできない」と発言していた。
・ ポイントとして、1つ目は連協として待機児を出さないという方針をきっちり打ち出す事。それは譲らない。これまでずっと拘ってきたことだ。スペースを有効 に活用できるはず。2つ目は利用調整にあたっては「強制」は絶対に許さない。3つ目は子ども20人に対して1人という条件は必ず守ってもらう。現役の保護 者たちが座り込んでも譲らないと決めたなら、OBも全面的に応援する。
・連協として教育委員会にた対して働きかけてはどうか?学童に通っている子は教育委員会の管轄の子でもあるのだから。
・いい加減な人数合わせを許してはいけない。
・定員の決め方などの根拠については追求したい。

4 連協としての今後の行動

・各館で話し合い、対処していただきたい。
・WFKへなぜそんなにまでして行かせたいのか?
・「安上がりの学童クラブをつくった」という実績が生まれる。こうなると他でもどんどんやられるだろう。
・区は以前「今後はこういう方向しかない」と言っていた。「公設公営はありえない」とも。ここで止めないと本当にまずい。
・新宿区の学童保育は児童館の良さが存分に生かされている。これまでやってきたことの重みを考え、止められる時に止めたい。たった3年しか関わらないが、次世代のためにはがんばるしかない。

その他様々な意見が出され、議論が行われました。
なお、内容の一部は時期的な差しさわりがあるとの判断から、省略してあります。

(岡本)

2005年10月19日 運営委員会議事録

運営委員会の報告(2005年11月)
平成17年10月19日

場所) 北山伏ことぶき館
時間) 18:00〜20:00
主な議題) 運動会について感想と意見/定員オーバー館について/その他

●運動会について感想と意見

各館より)
・「楽しかった。」「参加して良かった。」との声が父母会メーリングリストを通じて寄せられた。そのやり取りの中で参加できなかった方から「そんなに楽しいなら、来年はぜひ参加したい。」という声があがっている。
・怪我の方については検査も問題なく、その後の体調も良好。ご心配をおかけした。
・バザー係より、押し寄せる子どもに対する対策が必要では?との声。ロープが危険だった。
・楽しく参加したが、終了直後に会場の隣の公園で子どもが怪我をした。ふと気を抜いた瞬間の出来事だった。
最後まで気をつけたいと思った。
・毎年、バスをチャーターしたが今年は大江戸線の開通により、電車での参加とした。
・競技の際は音楽があったほうが良いのではないか?
・騎馬戦は高学年以上に限定したほうが良い。低学年の子がうまく組めていないにも拘らず、スタートする場面もあり、危険を感じた。
・バザーで購入したもののゴミがあちこちに放置されていて、後片付けの方たちが大変そうだった。参加者がみんなで気をつけていくべきだと思う。
・バザー係り用に、子どもの注意を促す笛が必要と感じた。
・ゴールテープは包帯を使用してはどうか?やわらかいので小さい子にも優しい。
・楽しかったが、自身の館からの参加者が少なかったので全員が出場。応援席に誰もいないのが寂しかった。
・音楽があったほうがメリハリができて良かったのでは?
・バザーの金銭授受が大変だった。子どもには釣りの無い様、予め十円玉を持たせるなど工夫が必要だと感じた。
・大玉送りは転がしたほうが良い。上で送るとなると、大玉に触れない子もいてかわいそうだった。並ばせ方や送り方を工夫してみんなで楽しめるようにしてはどうか?
・参加者が少ない館にも、均等に係が振られていたため、結果的に大人が忙しく、子どもだけが放置されていた。
配慮が必要だと思う。
・参加者が年々減っていることは知らなかったが、盛大だと思った。学校とも地域のとも違う運動会で良かった。

運営委員より)
・音楽、マイクなど音響全般に関しては対策が必要だと感じている。何か考えたい。
・ バザー要員は最低限今回の人数程度は必要だ。子どもが押し寄せてくることに関しては毎年の課題であるが、時間差で行うには制約もあり難しい。早々に昼食を 済ませてやってくるので、「お昼を食べて、時間になるまで待つ」ということを各館で徹底してもらうこと以外に得策が無いと思われる。
バザー用品の残りはつくし保育園に寄付した。ただし残ったものの中には名前の付いたままの服も多くあり、結局は廃棄するしかなかった。折角出していただいても、こういうことになるのは忍びないので、各館での値付け作業時に点検をしていただきたい。
・万国旗を準備していたにも拘らず、移動の際に紛失した。
・騎馬戦については 多少の危なっかしさはあっても、子どもたちに経験としてやらせたいと考えている。
・各所にあった”立ち入り禁止区域”に大人も子どもも入り込んでいた。各館でぜひ注意をしていただきたい。
・ガラスの破損について、翌朝に松永会長とOBの那須さんで学校に謝罪に出向いた。
修理代 ¥72450は支払い済み。(ちなみにバザーの売り上げは¥80261)
どのような状況だったかは不明だが、強化ガラスが割れるほど何かがぶつけられたと考える。
今回のケースに限ったことではなく、何か失敗をしてしまっても謝れる子どもであって欲しい。また回りの大人も危険な事をしたりした場合は遠慮無く叱れるようになりたい。
・参加者もバザーの売り上げも落ちてきてはいるが、都内でも運動会が開催できているのはほんの僅か。ここに新宿区の良さがあるのだと思う。
・雨が降らずにできて良かった、というのが率直な感想だ。来年はぜひ増員したい。ノウハウはやはりOBに頼るところが大きいので是非来年もOB参加を。
・当日参加や誤報もあり、参加賞の不足や競技人数のバランスをとるのが大変だった。

OBより)
・この運動会は「子どもたちに普段できないことをやらせよう」というのが趣旨。だから足の速い遅いに拘らずリレーにも出て、多少危険でも騎馬戦を経験させたい。
・OBの参加が減っているが、卒館後せめて1年はOBとしての参加を。現役時代には思い切り親子で楽しみ、OBになったら少しでも良いからお手伝いをしてみる、ということをお願いしたい。

●定員オーバー館について 

・ 全体として定員オーバー館が増えている。また最近の特徴としてオーバーと定員割れの館が混在している。小学校の自由選択性が大きくかかわっていのだろう。 子ども家庭課は以前から「足りない分は空き教室を利用したい」と言ってはいるが、そもそも空き教室が出るような地域の学童が定員オーバーとなることは考え られず実体的でない。連協としては以前から定員オーバー館への対策として、増館を要望している。

●その他

・中井児童館が保育園の改修工事に伴い、一時閉鎖になる。父母会も了承済みと区から聞いている。連協としても状況を把握したいので、何かあったときにはぜひ一報をお願いしたい。
・新宿区のアスベスト対策について調べてほしい。
・西新宿子ども館に公衆電話が無く、不満の声が多くあがっている。もともとは併設のことぶき館にあったのだが移転と同時に取り外された。区に尋ねると他も取り外す方向だという。
・父母会で使用する名簿の取り扱いについての要望書は次回までに作る予定。

各学童クラブの抱える問題について意見が出され、議論が行われました。
今回の運営委員会の議論の一部は時期的な差しさわりがあるとの判断から、省略してあります。

(岡本)

2005年10月15日 運営委員会議事録

運営委員会の報告(2005年10月)
平成17年10月15日

●運動会の事前に行っておくことについて
・各館で旗ざおの有無を確認し、もし無かったら購入する必要があるのでメーリングリストでその旨伝えてください。
・各館で余った旗ざおがあったら、一昨年紛失した西新宿のものです。発見したことをメーリングリストで知らせてください。
・各館はメーリングリストや携帯電話など、雨天時の連絡をどの方法で受けるのかを申告しておいてください。

●運動会の前日(10月29日)搬入について
・バザーの品物、ビニールシート、旗ざおなどは前日(10月29日・土曜日)に搬入します。
・前日の搬入は、午後3時から5時の間に行います。
・搬入時にタクシーを使うことは可です。その場合、領収書をもらっておき、その日の内に会計の沢田さんに言って金を受け取ってください。
・タクシーの使用は行きだけです。荷物を降ろした帰りには公共機関で帰ってください。

●運動会の当日(10月30日)について
・当日は準備要員として、各館から最低1名ずつ、できれば男性のお手伝いを出してください。その方たちは朝の8時に東戸山小学校グラウンドへ集合してください。
・カードとゲームは禁止です。
・禁酒・禁煙です。
・ゴミ袋を、各人ないしは各館で持参していただき持ち帰ってください。
・東戸山小学校のグラウンドには遊具がありますが、これらは使用禁止、立ち入り禁止です。
・当日の飛び入り参加も可能です。学童クラブ関係者に限らず、近所の子供や大人にも声をかけて参加してもらってください。
・参加費は当日お支払いいただくこともできます。

●スワンベーカリーについて
・当日、障害者施設のスワンベーカリーにパンを販売してもらうよう依頼しました。しかし、これは先方の都合により中止となりました。(10/19/2005)

●競技について
・リレーなどの競技のとき、手の空いている人はラインズマンとしてグラウンドに立ってください。
・リレーは人数のやりくりによって、複数回走っていただくこともあります。
・館対抗リレーでは、参加人数の多い館は2チームに分けて出場することも可です。
・リレーの人数のやりくりで、大人の女性が男性のチームに入ることは可です。しかし、女性のチームに男性が入るのは不可です。また児童が大人のチームに入
ることは可です。
・指導員の先生が参加される館では、なるべく館対抗リレーに先生に参加してもらってください。

●バザーについて
・バザーの品物は、必ず事前に値付けをしておいてください。
・値札は陳列する面を考えて、商品の前面に貼ってください。
・運動会当日は各館から最低1名ずつバザー係を出してください。バザー係はポケットのあるエプロンをしてきてください。

●運動会が雨天だった場合について
・当日が雨天だった場合には予定を、朝の7時に各館の担当者へ連絡します。各館はメーリングリスト、携帯電話など、どの方法で連絡を受けるのかを申告しておいてください。
・雨天の場合でも東戸山小学校の体育館は使えますので、何らかの競技や団体遊びを行います。
・またバザー会場は屋根のあるピロティなので、雨天でも実施します。

●赤組と白組の組み分けについて
・当日の参加人数などを考慮の結果、以下のようになりました。この組み合わせは、大玉ころがしなどのときに重要ですので担当者はよく覚えておいてください。
・赤組(西落合、早稲田南、薬王寺、信濃町、北山伏、上落合)
・白組(戸山、高田馬場第二、中落合、北新宿第一、北新宿第二、中井、高田馬場第一、西新宿(移動しました))

●その他、三島事務局長から、次世代育成支援計画委員に関する報告と、委員会へ働く保護者の実態を伝えるための呼びかけが行われました。

(千野)